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■連続作品
◆長編作品
「子宝混浴『湯けむ輪』~美肌効姦~」

◆中編作品
「青き山、揺れる」
「師匠のお筆」

短編作品
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「夏のおばさん」  ▼「二回り三回り年下男」  ▼「兄と妻」

一話完結
「お昼寝おばさん」 ▼「上手くやりたい」  ▼「珍休さんと水あめ女」
「栗の花匂う人」  ▼「乳搾りの手コキ」 ▼「妻つき餅」
「いたずらの入り口」 ▼「学食のおばさん便器」  ▼「山姥今様」
「おしっこ、ついてきて。」

湯けむ輪(4) 20:04

子宝混浴
『湯けむ
~美肌効


こだからこんよく
ゆけむりん
びはだこうかん






――午後八時四分


なんと倫子の乳房をつかんだのである。これは、倫子にも他の二人にも思いがけないことだった。

「あっ! おっぱい触った!」

すかさず子供たちが叫ぶ。

それに対して肇は言い放つ。

「おちんちんを触られたお返しだ!」

勢いに乗った彼は、そのまま諸手で倫子の乳房を鷲づかみにした。柔らかい脂肪に、彼の指がめり込む。そうしながら、さらに彼は、こんな誘い文句まで言い放った。

「み、みんなも攻撃するんだ!」

初めの内呆気にとられていた二人も、この一言で我を取り戻した。彼らの行動は即座に決まった。ワーッとばかり倫子に寄って行く二人。いずれも頬を紅潮させながら。

小さな彼らは、精いっぱい手を伸ばして乳房にタッチする。もっとも、倫子の巨大な乳は、たとえ彼女が直立していても下から届きやすい位置にはあったが。

「こらこら!」

(この悪ガキどもめっ!)

倫子は、調子づく少年たちに苦笑した。しかしまだ、広い心で受け入れられるレベルだった。

(やっぱり男の子ねえ)

ほほ笑ましくも思えた。それに、

(おばちゃんのおっぱいでも触りたいんだ)

と考えると、建前上は一応拒否して見せても、何となく嬉しいような気恥ずかしいような気持ちは否めなかった。

とはいえ、際限なく触らせているわけにもいかない。

「ほらほら、もうおしまい!」

彼女は幕引きを試みた。

しかし、悪童どもは、そんなことでやめたりしない。聞こえなかったふりで、三人とも倫子の胸を揉みまわしてくる。特に肇の手つきは悪どく、乳首を転がしたり、肩や背中までさりげなく撫でてくる。

(ちょ、ちょっとちょっと)

幼い二人はともかく、さすがに高校生男子ともなると意味合いが違ってくる。それは、倫子の肌の受け止め方においてもだ。

(ダメダメ)

妙な成り行きになる危機感を感じて、倫子は作戦を変えた。

「こら! じゃあ、おばちゃんもつかまえちゃうぞ!」

倫子は、今度は翔太と修次の股間へと手を伸ばした。すると――、

(あっ……!)

彼女は、またしても驚かされた。彼らの言葉通り、確かに彼らの陰茎も勃起していたからである。比べるまでもなく、さっき握った肇のモノよりも小さい。だが、小さいながらもしっかりと男根の形はなしている。

(こんな子供でも勃起するんだ……)

倫子は妙に感心してしまった。彼らもまた、倫子のために勃起しているのだった。

(男の子なんだ……)

二人の顔を見てみる。彼らの表情は、いつしか固いものになっていた。彼らの興味がもはや遊戯にはなく、完全に倫子の乳房へと移っているのは明らかであった。もう股間に触られることすら、自然と性的興奮に結びつきつつあるようだった。

「あ、ねえ、ちょっと……」

さすがの倫子も戸惑いだす。と、その時、

「キャッ!」

急に彼女は叫んだ。小さい子の股間に触れるために屈んでいたのが、バランスを崩し、浴槽の床に尻もちをついてしまったのだ。

「アイタタ……」

倫子は言ったが、男子三人は笑うでもなく、転んだ彼女の裸体にそのまま群がりつく。

翔太と修次は、届きやすくなった乳房を相変わらずおもちゃにしている。乳房は、湯の表面にプカプカと浮いていた。彼らには、そんなことも好奇の対象である。

また、ズイと倫子の肩に当たったものがある。その独特の固い感触――、肇の肉棒だ。肇は、倫子の濡れた後ろ髪やうなじ、さらには背中にまでそれを押し付けだしていた。

「も、もう、やめなさい。ね?」

その勢いを恐れて、倫子は後ずさる。ついには、背中が湯船の淵にぶつかる所まで来た。

と、ここで動いたのが肇だ。といっても、彼女を気遣う行動に出たわけではない。彼はいきなりしゃがみ込んだ。そして、修次を押しのけ、なんと倫子の乳房に吸い付いたのである。

「えっ! ちょっと!」

予想外のことに驚く倫子。

するとそれを見て、今度は翔太までもが、

「ぼくも!」

と言わんばかりに、倫子のもう片方の乳房に吸いついたのだ。

(な、何この状況!)

他人の息子、――いや、仮に自分の子供でもあり得ないが、彼らに公然と乳を吸われるとは! しかも、一つずつに一人の口が吸い付いて……。

「や、やめなさいってば!」

頬を火照らせつつも、倫子は注意した。いくら大人の女としての余裕を示したくても、ここまで許すわけにはいかない。

だが一方で、強い好奇心にも惹かれていた。

右の乳の肇、左の乳の翔太。それぞれに吸い方が違うものだ。翔太が一生懸命にギュウギュウ吸いつくのに対して、肇は舌でベロベロと乳首を舐めたりもし技巧的である。年齢の差による違いをまざまざと思い知らされた形だ。

さらには、それが気持ちいいという思いを、たとえ表向きは否定しても、肉体は認めようとしていた。際立って異なる二人の個性が、絶妙な快感と異様な興奮を呼ぶのである。

「ひっ!」

思わず倫子は喘いだ。肇の舌が快感スポットに触れたのだ。

(ちょっと酔いすぎたみたい)

彼女は、なんとか余裕を取り戻そうと、平常心を思い出すことに努めた。もう既に、確実に体が感じ始めたことには気づいており、焦る気持ちがあった。

ふいに修次が言う。

「ねえ、僕も吸いたい」

肇が彼の居場所を取ったので、彼だけがのけ者だったのだ。

すると、それを聞いた肇は、つと立って彼に場所を譲ってやった。そうして自分は右に移動し、ちょうど倫子の真正面の位置に座る。自分から始めておいて、案外あっさりと乳房を諦めたものである。

譲られた修次は、嬉しそうに乳房に吸い付く。彼も兄同様、赤ん坊のように一生懸命脂肪を吸い込んだ。本当に母乳が出ると思っているようだった。

(この子にだけ、いやとは言えないし……)

勝手に己の乳房をやり取りされる理不尽な状況ながら、倫子はそう思い修次を止めなかった。仕方なしに、自分の乳を吸う兄弟たちを見守る。しかし、こうしてみると、母性的な気分が自分の中に生まれてくるような気がした。

もっとも、彼女にその暖かみをゆっくり味わう暇は与えられなかった。

彼女は尻もちをつき、壁に背をもたせかけてからというもの、膝を三角に立てるような格好で座っていたのだが、さっき、肇が位置を代わった時、彼はその膝と膝の間に座ったわけである。

つまり、肇の股間は彼女の股間と向き合う位置になったわけで――。


<つづく>



(001)19:53~(010)20:15(011)20:18~(020)20:44
(021)20:47~(030)21:07(031)21:09~(040)22:03
(041)22:22~(050)23:53

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