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小説には、連続作品と一話完結作品があります。連続作品は、左「カテゴリ」の各作品名より一話から順番に読むことができます。また「目次」には、各作品の概要などをまとめた記事が集められています。

■連続作品
◆長編作品
「子宝混浴『湯けむ輪』~美肌効姦~」

◆中編作品
「大輪動会~友母姦戦記~」(連載中)
「青き山、揺れる」 ▼「師匠のお筆」

短編作品
「ママの枕」  ▼「ブラック&ワイフ」
「夏のおばさん」  ▼「二回り三回り年下男」  ▼「兄と妻」

一話完結
「お昼寝おばさん」 ▼「上手くやりたい」  ▼「珍休さんと水あめ女」
「栗の花匂う人」  ▼「乳搾りの手コキ」 ▼「妻つき餅」
「いたずらの入り口」 ▼「学食のおばさん便器」  ▼「山姥今様」
「おしっこ、ついてきて。」

大輪動会-プログラム#36-


 *

「ふう……」

前原は湯船に浸かって溜め息をついた。大浴場が貸切だ。しかしちっとも嬉しくない。

 宿に到着した当初、これからどうなるものかと身構えたが、部屋を与えられ、入浴を勧められ、なんだかんだで人並みの扱い。捕虜には礼を以て遇するということだろうか。

 荷物は部屋に入れてきた。旅館的でも、ビジネスホテル的でもない、前時代の文化住宅みたいな垢抜けない部屋。とにかく造りが古い。土壁とか柱にはひっかき傷があちこち見られた。それでも鍵が掛かるだけ有り難く――とはいえ、奴らならば簡単に開けられるのだろう、などと考えると不安は尽きないが――今は文句をこらえてやり過ごすことにした。

 実際、ここの宿泊料金は格安であり、日頃は学生らの合宿に利用されもする。あるいは温泉マニアがわざわざ探して当てて来るか、安さのみに惹かれて変わり者が来るか、外からの客はそんなもの。大体が期待もしていず、安いので文句も言わない。

「(それにしても――)」

前原は湯をすくって、バシャバシャと顔を洗った。先程嫌と言う程洗ったが、まだにおいが付いているような気がする。

「(あいつら……)」

彼が別行動をしている間も、鬼畜の所業は飽きずに続いているらしい。頭を振って、その事実を遠ざける。忘れてしまおうと思った。もうそれしか出来ることはないと。

 だが思考は続く。結局、比嘉という熱血漢も、服部という刑事も、みんなグルだった。

「(そりゃまあ、そうだろうな)」

分かってみれば、なんら驚くに値しない。あるいは、後から仲間になったのかもしれないが、そんなことはどちらでもよかった。この分ではほかの二人、島田や鈴木も同類なのだろう。

「はあ……」

溜め息をついて湯に沈む。監視はされていないようだ。今の内に逃げ出せないか、ふと思った。来る時に車窓を見ていると、随分急な山道を走ってきたようだったが、あの暗い道を走って下り、行ける所まで行くか。それとも、鍵を閉めて部屋にこもり、朝一番で車を呼ぶか。

 やがて、いずれかに決心した彼は、すっくと浴槽から立ち上がった。

 *

「おお~っ!」

出会い頭に合体して、七里川は卑猥に歓喜した。組み合う相手とは縁もゆかりもない。顔も知らない。なんとなれば、彼女の夫、金光議員のことさえ知らなかった。そんな輩が、今しがた会ったばかりの女と子作りしている。

「初回からアナルとは、こりゃ参ったね」

松倉もその点同様。しかも彼は、肛門性交というイレギュラーなプレイを見ず知らずの人妻といきなり行っていた。二人は、比嘉と服部が折よく終わったのを見て、挨拶もそこそこに早速輪姦に連なったものだ。

「やれやれ……」

新人二人の悦びようを横目で追いながら、島田は呆れ顔を浮かべた。

「それで、首尾は」

向き直って小林に尋ねる。

「ああ、僕もさっきまた一発ヤッてね。なんとアナルですよ。それからまあ、ずうっとあんな風に、三つの穴を塞ぎっぱなしで……」

「いや、そんなことを訊いているんじゃない」

とぼけた答えに焦れる島田。

「分かってますよ」

小林は笑いながら現状を報告した。前原を別室に泊めていること、金光らは大広間に入ったこと、そして袋田と藪塚もそちらへ奉仕に回ったこと。

「それでまあ、こっちはこの通り、みんなで仲良くやってますよ」

それは聞かなくても分かる、と島田は応じ、とりあえず状況を把握して一息ついた。だが、落ち着くには至らない。そして、“こいつらには不安はないのだろうか”と訝しんだ。

 その気を知ってか知らずか、慶介が寄ってきて、人懐っこく言う。

「おっちゃんもヤるんでしょ」

いかにも気楽そうな声音である。それを聞いて、彼らには後先の計算も何もない、というのがはっきりした。こんな所まで無理矢理引っ張ってきて、わざわざ延長戦をやろうというのも、結局は目先の欲望に駆られているだけだ。

 金光を連れてきたのも場当たり的な対応だった。当初は、運動会の開催中にケリをつけ、旦那が帰宅する前に自宅へ送り届ける手はずだったのが、打ち上げに乗じて延長、挙句場所を移してまた延長。その上、金光までがこの同じ屋根の下に。

「(確かに、あいつがここにいる限り、妻の所在が問題になることはなかろうが、しかし――)」

ワイワイ騒ぐ一同を見回しては眉をひそめる。

「あんまり大きな声出すと、聞こえちゃうよ」

鈴木が大広間を意識してたしなめると、服部も、

「そうだそうだ」

と同調し、唇の前に人差し指を立てた。

 七里川はわざとらしく照れを作りながら肩をすくめる。しかし、行為は止めず、むしろ激しさを増して、濡れそぼった勃起を肉穴でこすりまくった。尻の松倉、口の矢板も各々の悦楽壺を離そうとはしない。その奥に溜まった蜜を余さずこそげ取るようなつもりで、肉棒をねちっこく操った。

「ンア……カ、ハ……ッ!」

トロンとした目で明後日の方を見ている有紀。彼女の魂はここに無いようだ。首も座らず、一人ではもう用足しも出来ない状態。この部屋に来てからでも、小林、服部、浩樹、袋田、比嘉、藪塚、矢板と、常に三人同時の連続で凌辱され、またぞろ自然な流れで松倉、七里川を受け入れた。それが今朝から数えてちょうど三十本目のペニスだったことを彼女は自覚していない。

「いいペースだ」

鎌先は満足そうに言った。自分が開発した第三の穴によって、一度に参加出来るプレイヤーが増えたことを誇っているのである。曰く、“輪姦は回転率だ”とのこと。

 もはや子 供をつくるというセックス本来の意義は無視され、さりとてなんの為かと再定義されもしない。どれだけ複数のオスと交わったところで、孕めるのは一人の種だけ。それなのに一日で三十人と交尾するなんて、交配としてなんの意味もなかった。そのなんの意味もない行為をしつこくやっているのが有紀という女である。

「ふうむ……」

どことなく以前と違う感想を抱いて、島田は腕を組んだ。今の有紀はいつもの毒々しい虚飾とは似ても似つかない、まるで憑き物が落ちたような、ある種の清々しささえ感じる風貌である。にっくき隣人、金光の妻であったのは本当に彼女だろうか。どことなくしおらくもあり、悩ましそうでもあり……

 そんなことを考えていると、それを別な懸念のせいと捉え違えた慶介が、また明るく声を掛けてきた。

「大丈夫っすよ、こっちには警察も付いてるし。向こうより人数も多いし。いざとなったらなんとかなりますって」

あくまでも楽観論の彼である。

 するとその時、その楽観路線をさらに助長しうる人物が入り口に現れた。

「よお、ヤッてるヤッてる、ハハ」

高橋である。既に帰宅したはずの彼が、なぜかそこに居た。高橋は、その疑問をぶつけられる前に自ら説明した。すなわち、鈴木から状況は聞かされており、居ても立っても居られなくなって、家族には飲みに行くと偽り出てきたとのことである。彼の後ろには鈴木が居た。いつの間に中座していたものか、玄関まで迎えに出ていたらしい。

「うわあ、しかし、狭い所にまあ大勢お揃いで」

高橋はニヤニヤしながら部屋の中央まで進んだ。大広間を金光用に確保した関係上、次に広い部屋が今の場所しかなかったのだが、それでも人数に比すると確かに圧迫感は否めなかった。

 かつての仲間達が集まってきて旧交を温める。ちょうど矢板も終わって合流した。彼の跡は浪岡が継ぐ。

「チンポまみれで嬉しそうだな、この淫乱女」

大きく笑っている内に、高橋の股間は隆起しだしていた。次に空きが出れば、間違いなく入るだろう。

“また厄介な奴が戻ってきたな”という目で島田が見ていると、高橋がふいに振り向いて訊いた。

「あいつ、居るんでしょ?」

途中離れていた為もあってか、彼の怨恨はいまだ衰えていないらしい。それが今再び発露しようとしていた。


〈つづく〉




〈現在の位置関係〉
▼中広間
有紀、佳彦、慶介、浩樹、竜二、小林、比嘉、祥吾、雅也、服部、矢板、鎌先、羽根沢、森岳、沼尻、島田、鈴木、浪岡、松倉、七里川、高橋
▼大浴場
前原
▼大広間
金光、花村、猪瀬、舛添、村本、袋田、藪塚
▼帰宅
俊之、克弘、恵太、優斗、豊、聡、翼、清美、瑞穂


輪姦記録〉
挿入男根:30本
射精回数:86発
(膣52・口15・尻11・乳5・顔1・髪1・外1)


world200*40

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タグ : 輪姦 三穴同時



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