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■連続作品
◆長編作品
「子宝混浴『湯けむ輪』~美肌効姦~」

◆中編作品
「青き山、揺れる」 ▼「師匠のお筆」
「大輪動会」(連載中)

短編作品
「ママの枕」  ▼「ブラック&ワイフ」
「夏のおばさん」  ▼「二回り三回り年下男」  ▼「兄と妻」

一話完結
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「栗の花匂う人」  ▼「乳搾りの手コキ」 ▼「妻つき餅」
「いたずらの入り口」 ▼「学食のおばさん便器」  ▼「山姥今様」
「おしっこ、ついてきて。」

「師匠のお筆」 3-2
『師匠のお筆』


3-2


二人のほか誰もいない教室で、神雄は須美恵から補習授業を受けていた。もう毎度のことで、そうして神雄は“イく”という感覚を覚えていた。

といっても、そのことを明らかに須美恵から教えられたわけではないし、イくというのがどういう意味なのかも理解していたわけではない。ただ条件反射として、補習授業の時に須美恵先生といると気持ちよくなれるし、体の一部が異常な状態になる、というのを知ったのみである。

この異常な状態について、神雄は最初特別不思議にも思っていなかった。なぜなら、神雄は須美恵と密着している時極度に緊張していたし、その緊張の極みであったればこそ、その異常をじっくりと見つめる余裕がなかったからである。

とはいえ、男がエクスタシーに達したとあれば当然それ相応の結果が発生しているはずなのであるが、神雄はそれをまだ知らなかった。

というのも、神雄の身体はまだ生殖行為の準備を完了しきっていなかったからである。だから、パンツの中を濡らすこともほとんどなかったのだ。

しかし、度重なる刺激を受けて身体がその必要性を学び、成長が加速されるということはありうる話で、神雄もまたいつまでも子どもの身体でいるわけにはいかなかった。

その変化を最初に知らされたのもやはり須美恵によってである。

「神雄君、おトイレに行った方がいいんじゃない?」

ある日の補習が終わってすぐ、神雄は須美恵からそう言われた。例によって、まだ夢うつつの境をさまよっていた神雄は、須美恵にそう言われてもピンとこなかった。

「だって……ね?」

須美恵は何かを悟らせようとしているようであったが、神雄には一向通じない。須美恵はその反応を見てやや不審そうな面持ちであったが、急に神雄の股間を見て指を差した。

「あっ、ほら! 神雄君、ちょっとおもらししてるんじゃない?」

神雄はぎょっとして慌てて立ち上がった。いや、立ちあがろうとした。ところが、実際には勢いよく尻から後ろに転んでしまったのである。長時間正座させられて足がしびれていたらしい。

「大丈夫? あらでもほら」

駆け寄って来た須美恵に神雄は上体を助け起こされて、言われるがままに自身の股間を見る。しかし、神雄にはそこに変化があるようには見えなかった。神雄が怪訝な顔をしていると須美恵は、

「ほら、ここ」

と言いながら、大胆にも神雄の股間を右手で押さえつけた。

神雄はびっくりすると同時に恥ずかしさでいっぱいになって、腰を後ろに引いたが、背中に回された手によって阻まれ、須美恵の手から逃れることはできなかった。

「ほらほらほら」

須美恵は手のひらでぺたぺたと股間を押さえる。

「湿ってるわ」

神雄のそこは敏感になっており、加えて足のしびれが活発になってきたために、もうどうしていいか分からずにほとんど悶絶する勢いであった。

「触ってごらんなさい。……ね?」

神雄は手を取られてその部分に触れたが、もはや湿っているかどうかを判断できる状態ではなかった。須美恵はそんなことには頓着せずに話を進める。

「脱ぎなさい」

「えっ?」

たじろぐ神雄を尻眼に、早くも須美恵は神雄の長ズボンを脱がせにかかっていた。

「おもらししたまんまで帰れないでしょう?」

神雄はなんとか否定したかったが、何と言っていいものか思いつかなかった。そうする間にも須美恵は畳みかけるように言う。

「教室を汚されても困るの」

神雄は情けない気持ちでいっぱいだった。まるで赤ん坊のように、寝かされたまま勝手にズボンを下ろされていく。しびれのために足に力が入らず、神雄は動転するままに、ほとんど無抵抗で下半身をひん剥かれていた。

「見て、ほら」

須美恵は神雄の履いていた白いブリーフを広げて見せた。それは確かに濡れていて、わずかだが液体が付着していた。

こうして神雄は自身の身体の変化を強烈な形で教えられたのであった。

それからというもの、神雄は須美恵によって、教室でおもらしをしてしまう悪い子、のレッテルを貼られてしまった。そして神雄は補習の度におもらしをする自分に気づかされた。

彼はそのことに悩まされ、罪悪感にさいなまれながらも、休むことなく教室に出てきて居残りを受けた。それはなぜかというと、結局男性としての性の好奇心が罪悪感に勝って未知の快感を追求したためにほかならないだろう。

屈辱を味わいながらも須美恵に身をゆだね、須美恵の手の上で踊らされることを選択したわけである。

こうして二人の秘密は新たな事実を加え、その行為はさらにエスカレートしていくのだった。

とうとう神雄は、毎度毎度のおもらしのために、ズボンとパンツをずらされ、股間を露出した状態で机に向かわされることになった。

今日も今日とて、神雄はそんな格好で補習を受けていた。と、そこへ母の鈴美が迎えに来たのである。


<つづく>



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