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Author:ジーズリー
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オナニー、それは生涯を賭けた孤独なあがき。



作者が思いついたエロ話を羅列して自分を慰めるブログです。下品な妄想と低俗な文章に股間で共感して頂けたら幸いです。

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このブログには、エッチなことがたくさん書いてあります。まだ18歳になっていない人が見ていい所ではありません。今からこんな所を見ていると、将来ダメ人間になってしまいます。早くほかのページへ移動してください。

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なお、掲載している小説はすべて作りごとであり、実在の人物・団体等とは一切の関係がございません。

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「オナこもりの小説」は、エロ小説を気ままにアップしていくブログです。たまに、AV女優や、TVで見た巨乳のことなども書いています。左サイドにある「カテゴリ」から、それっぽい項目を選んでご覧ください。

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小説には、連続作品と一話完結作品があります。連続作品は、左「カテゴリ」の各作品名より一話から順番に読むことができます。また「目次」には、各作品の概要などをまとめた記事が集められています。

■連続作品
◆長編作品
「子宝混浴『湯けむ輪』~美肌効姦~」

◆中編作品
「青き山、揺れる」
「師匠のお筆」

短編作品
「大輪動会」  ▼「ママの枕」  ▼「ブラック&ワイフ」
「夏のおばさん」  ▼「二回り三回り年下男」  ▼「兄と妻」

一話完結
「お昼寝おばさん」 ▼「上手くやりたい」  ▼「珍休さんと水あめ女」
「栗の花匂う人」  ▼「乳搾りの手コキ」 ▼「妻つき餅」
「いたずらの入り口」 ▼「学食のおばさん便器」  ▼「山姥今様」
「おしっこ、ついてきて。」

ママの枕 ~ステージ15~


 そこには沢山の男女が入り乱れていた。しかも、そのほとんどが裸同然に肌を露出している。かくいうミナミもご同様。ブラジャーとショーツの上にキャミソールを着ただけだ。

「アアン! ヤダァ~」

あちらこちらで上がる嬌声。この格好で男女同室となれば自然な流れだった。

 すぐ傍で若い女性が背後から男根を仕込まれている。彼女もやはり控室で着替えてきたのだろう。あそこには様々なランジェリーが用意されていたが、彼女の選んだのはベビードールだった。

 同じように正面のカフェテーブルの横では、ガーターベルトの女性が両腿を抱え上げられて性交していた。彼女はもはや上半身裸で、そのピンクに染まった背中の線が生々しい。

 左の壁際に設置されたソファーでは、一人のマダム風な女性が口と後ろを男性から同時に責められ四つん這いで鳴いている。

 その隣にも、その奥にも、どこまで視線を動かしても男と女の絡み合い。一体どれ位の人間が集まっているのだろうか。大広間の中は、人でごった返していた。

「ああ、奥さん、イイよ」

豊乳をむんずと鷲掴みにしながら、キジマが後ろの髪の毛越しに囁く。その欲棒は、ショーツの隙間から肉ひだの奥へとめり込んでいた。

「(痛い……)」

ミナミは愁眉を寄せた。もっとも、その縦じわは外見上分からない。なぜなら目の周りを覆い隠す仮面を着けているからだ。それが参加者のルールだった。

 キジマも着けている。が、顔下半分が出ている仮面では、知った仲でほとんど意味を為さない。彼は紛れもなく、タイガのドラマ現場で遭った、某局のプロデューサー・キジマであったし、現に彼もまたミナミをコウの母親と認識していた。

「相変わらずスケベな体だ」

そう言いながら、キジマは濡れた陰茎を出し入れする。彼のものは、ミナミに入る前から淫汁にまみれていた。彼女の前に早一戦交えてきたものらしい。

 片や、ミナミはなんのウォーミングアップもしていなかった。出会い頭、会場の入り口で眼前の光景に圧倒されていた時に、キジマからいきなり挿された。むしろ、くっついてから相手の素性に気が付いた位である。

「ああん、激しいわ」

彼女はそれとなく相手をいなしながら、腰をずらして当たる位置を変える。今日まだ潤いのない陰肉では、いかにほぐれた年増女とて不快を禁じ得なかった。それでも拒みきれないのは、やはり立場故の弱さである。

 そもそも、前室で着替えをさせられた段階で、ある程度察していなかったと言えば嘘になる。あからさまに卑猥な衣装を選ばされ、その上仮面を着けて参加するパーティーだ。まるで空想じみた話ながら、どこまでも世間ずれした芸能界のこと、さもありなんと納得もできる。ミナミもいよいよ判断力が麻痺してきた。

 着替えをしている時、スラリと足の長いスレンダーな女二人が、クスクスと陰で笑いながら出て行った。モデル然としたその佇まいから推すに、彼女らにもこのパーティーに賭けるものがあるのだろう。いずれにせよ、参観日風のジャケットに身を包んだ保護者は、些か恥をかいた格好になった。

 だが、それでも自分には武器がある。さっきのモデルにはない強みが。

「おやぁ、いい乳マンコちゃん見ぃつけた」

そう言いながら近づいてきたのは、裸に蝶ネクタイの出っ腹中年男性。やはり仮面で顔を隠しているが、そもそもそれがなくてもミナミには彼が誰だか分からない。恐らく初対面だ。その会ったばかりの男に乳房を引っ張られ、隙間に男根を挟まれる。

 他方、体内には熱い汁があふれてきた。キジマが終わったのだ。すると、すかさず別の者が入ってくる。

「デヘヘ、デカパイたまんねえな」

他人の受精行為後とてもなんらためらいなく、ドロドロに濡れそぼった穴へ新しい男は肉棒を突っ込んでくる。それが誰かはやはり分からない。だが、キジマクラスの有力者が居るのだ。侮ることはできない。第一、その覚悟で臨んでいるわけだから。

「(コウ、ママ頑張るわ)」

欲どしいミナミは、虫のいい名分を心に謳いながら、ほくそ笑んだ。コウの打ち上げと聞いていたが、蓋を開けれてみれば、いわゆる“乱交パーティー”。ここに子供がいるはずもない。騙されたのだ。

 それでも、彼女は前向きだった。元々枕営業が功を奏して他を出し抜いてきたわけであるし、それにこれは彼女自身の存在が業界人から認知された結果とも言いうる。たとえ、セックス要員としてここに送り込まれたにしてもだ。

 よく見渡せば、ヴァギナよりペニスの数が圧倒的に多い。結果として、一人のメスに複数のオスが常に群がることとなる。

「アンアンアン!」

さっき見かけたモデルの一人が、両手にペニスを握りながら犯されている。その周囲には、グラスワイン片手に談笑する男らが順番を待っている。

 一方、ミナミもその点負けてはいない。周りには続々と男が集まってきている。若さや細さでは劣っても、その豊満な胸、熟れた女体は、この広い会場でも確かに男心をくるぐるものだった。

「おおっ、爆乳熟女発見!」

少し若めの茶髪の男二人が両方から乳肉を揉みしだく。先ほどの蝶ネクタイ男はいつしか去っていた。後ろの男の方は早三人目に代わっている。ミナミもようやく濡れ始めていた。純然と陰茎だけで仕上がっていく膣だ。

 それにしても、あの大女優レイコが主催というが、彼女もこの中にいるのだろうか。いや、それ自体が嘘なのか。ミナミは今更ながら思い惑った。

 と、そこへ、以前コウがCMに出させてもらった会社の社長、カトウがやって来た。

「久しぶり、ミナミちゃん」

彼は他人に聞かれぬようにそっと耳元でささやいた。ミナミは返事の代わりに彼の肉茎を一気にくわえ込んだ。

「積極的だね」

カトウは笑いながら相手の頭を撫でまわす。

 ミナミは思った。たとえこの会の主催自体が嘘でも、メリットはあると。彼女はドライだ。そして諦めてもいる。もはや汚れた体であることを。悪魔に魂を売って、栄光を得たのだと。

 恋人・ジンに対しても悪びれない。こういう女である以上仕方のないことだと思っている。あまつさえ、彼はそれを知っての上で付き合っているはずだと、甘えてさえいる。なんとなれば、ジン以前に夫という存在だってあるわけで。

 女は外づらの自分を過剰に偽りだと断ずる傾向があるが、彼女の場合なまじっか肉欲を行動に伴わせるから露骨である。まるで頭の線が何本か切れているかのような短絡的判断で男らに身を任せていく。愛するジンも、決して貞操帯にはならない。
 
「アゥ……イく……」

四人目、五人目と矢継ぎ早に挿される中で、ミナミは最初の絶頂を感じた。気持ちがなくても、丁寧でなかろうとも、男性器との生殖摩擦だけで形式的に最後までいくものだ。

 二人同時に相手にしたことはある。タイガとヌマタだ。彼らには正気を失くす程散々弄ばれた。期せずして、その経験と重なる。ただ、こう次から次へと果てしなく相手が出てくると勝手が違う。不安がないはずもない。

「ア、アア……アハアァ……」

人目の中、いつもより控えめな声。終始圧倒されている。あくまで一介の主婦なのだ。どれだけ大胆な裏の手に長けていようとも。

 盛り上がった陰唇から、白いあぶくが湧いて出る。そこへドスドスと硬直棒が叩き込まれる。まるでスポーツのように交尾だけを飽きずに続けていく男女。まさにフリーセックスの現場だ。

 こんな所、大スターのジンには無縁だろう、と彼女は思う。彼の居るのも芸能界、ここも芸能界。落差はあるが、そのダイナミズムこそ似つかわしい世界とも思える。それはまるで、汚れ切った肉体とその内にある純真さへの信仰という倒錯した己そのもののようでもある。

 いずれにせよ、ひと度足を踏み出したからには、とことんまで突き詰めるしかない。転がる石に苔は付かないという。ミナミにもう引く気はなかった。

「そういえば――」

一旦離れたキジマが、水割りを片手に戻ってきて言った。

「タイガとは近頃ヤッてないの?」

ミナミは一瞬ギョッとした。だが、すぐにそれを隠すべく、彼の陰茎をしゃぶりだす。その頃カトウは、六人目の挿入者となっていた。

 考えてみれば、大人びているとはいえ子供のやっていたこと、バれていない保証はなかった。おまけに、彼は有名人でもある。あるいは、彼流の酔狂で、自ら吹聴したのかもしれないし、ヌマタがしゃべった可能性だって否定できない。

 もっとも、ミナミには今更どうということもなかった。ある程度は覚悟していたことだ。大事なのは結果である。その苦労の報酬は既に得ているのだ。

 だがそれでも、キジマの次の一言は彼女を焦らせた。

「今日アイツ来てるからさ、久々にヤらしてやったら?」

そう言い残すと、彼はペニスを引き剥がして若い女の方へ去って行った。

「(あいつが……タイガが来てる?)」

ミナミの心に嫌な予感が走る。

「(だって、あの子はまだ子ど……)」

「お集まりの皆様――」

彼女の思考を遮って、伸びやかな女性のアナウンスが流れた。

「お待たせ致しました。アトラクションのお時間です。ステージにご注目下さい」

その声に釣られて、客人達はしばし手を止め、ライトの集まる方へ首を向ける。ミナミも見た。

 司会は続ける。

「今日の為に、かわいい子役ちゃん達が――」


〈つづく〉


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ママの枕 ~ステージ14~


 レイコの主演映画がクランクアップした。その記念に彼女主催でホームパーティーを開くという。ミナミはそれに招かれた。但し、キャストであるコウはほかの出演者達と一緒に会場入りするので、母親とは別行動である。

 この所のコウは単独で仕事に向かうことが多い。現場入りや打ち合わせすら一人で呼ばれ、事務所の人と参加する。無論、保護者の同意を得てではあるが。

 ミナミにはやはり心配と、また自身色々な現場に顔を出してみたいとの好奇心もあったが、親があまり出しゃばるとロクなことがないとの考えもようやく芽生え、我慢して送り出した。だから、撮影自体に全て同席したとはいえ、以前ほどべったりくっついていたわけでは無かった為に、ややもすると、近頃息子が急に大人に成長したような錯覚さえ覚えていた。

 そんな彼女にジンは腕枕をしながら優しく言ったものだ。

「大丈夫。コウ君のことも、きみのことも、ぼくが守るから」

実際その言葉通りだった。ジンの影響力は強い。コウの仕事が順調なのも、その辺りが有形無形に作用していると思われた。ミナミは、いわば恋人と当代最強のコネクションを同時に手中にしたわけだ。

 彼女はうっとりと幸福感に目を細めながら、ヒサキの運転する車で会場となる屋敷に向かった。そこは、まるで迎賓館といった佇まいの大きな洋館だった。ここがレイコの持ち物かどうかは、ヒサキにもミナミにも分からなかった。

「ありがとう」

ミナミは言って車を降りると、石畳の道を屋敷の入り口へと歩いていった。それを見送って、ヒサキは車をUターンさせる。と、その先に立ちふさがる者があった。

「やあ」

そこに立っていたのは、ゆったりとした薄手のセーターと、足の長さが際立つジーンズを着た細身の男性。ジンだった。ヒサキは礼儀として車を降りて挨拶した。すると、ジンはそれへ近づきながら、

「キミもどう?」

と、唐突に彼女をパーティーに誘った。ヒサキは丁重に断る。

「いえ、私はお見送りに来ただけで、招かれてはおりませんので」

至極当然の答えだった。が、当たり前でない言動に出たのはジンだった。

「構わないよ、オレから紹介するし。大体、キミだって関係者じゃないか。それに……」

彼は話しかけながら、どんどんと間を詰めてくる。

「世話になりっぱなしのキミに、まだなんのお礼も出来ていないしさ」

「お礼、ですか?」

解せないといった面持ちで、真っ直ぐに相手を見返すヒサキ。探るように、皮肉っぽく言い足す。

「ミナミさんなら……コウ君のお母様なら、今入られましたよ」

 それを聞くと、ジンは寂しげに微笑んだ。一度立ち止まった歩を進めて、一メートルを切る距離にまで近寄る。

「そうじゃなくてさ。キミに、話があるんだ」

彼は柔らかな表情の中、真剣な目で語る。

「こうしよう、一緒にここを抜け出して、どこか場所を移そう」

「お仕事の話でしょうか? うちのタレントの?」

「だから、そうじゃなくて。キミに――」

「いえ、それなら、すみませんが、私には仕事がありますのでこれで失礼させて頂きます。それに、あなたがパーティーを抜けられるわけにはいかないと思います」

ヒサキは無表情に言い放つと、車のドアを手早く開けた。その背へ向けて、ジンが叫ぶ。

「あの日、キミが道案内してくれなかったら、オレは今、ここに居なかった!」

ヒサキの動きが止まった。

「初めは分からなかったよ、キミがあの時の子だって。だけどこの前、やっと気がついたんだ。キミが、その……彼女を、迎えに来た時に」

“彼女”と言う前に、彼は少し言葉を探した。名前を出されなくても、ヒサキには誰の事か分かっている。その胸が微かにチクリとした。

「ずっと探してた」

そう言うと、ジンはいきなりヒサキを後ろから抱いた。

「え」

立ちすくむヒサキ。その耳の後ろから、ジンのささやきが襲う。

「今のオレの地位も成功も、みんなあの日から始まった。感謝してる、本当に。キミの……キミの、導きのおかげだよ」

彼は饒舌だった。相手の返事も待たずに独り語りを続ける。

「ねえ、キミはあの日のことを覚えてる? 覚えていないかな。オレは、忘れたことなんて一度もないよ」

ヒサキは黙っていた。その目元にハラリと垂れた前髪が影を作る。

「キミがこの業界に居ると知った時、運命だと思った。ねえ、ひょっとして、キミはオレを――」

「離して」

ヒサキの口がようやく動いた。しかし、その声は小さすぎて、興奮した相手には届かなかった。

「オレを追って、芸能界に――」

「バカにしないで!」

急にヒサキは叫んだ。と同時に、ジンの手を振りほどくや、振り返り様に彼の頬をしたたかに打った。しかし、すぐにハッとして謝る。

「すみません」

 この仕事に就いて以来、いや、彼女の人生において、ほとんど初めて人に示した激昂だった。己自身びっくりした位だ。ジンも面食らった。しかし、彼は怒らなかった。

「ううん、悪いのはオレの方さ。ごめん、こっちこそ」

むしろ、今度は悲しげな表情になって、別な話をし始めた。

「……白状するよ。オレ……本当はオレ、辛いんだ」

彼は肩を落とし、日頃のスターなオーラなど見る影もない程だった。

「オレは売れた。けど、それと引き換えに、沢山のものを失ってきた。この世界は、辛いことが多過ぎるよ――」

ジンは再びヒサキの両肩を抱いた。ヒサキはビクリと驚き硬直しながら、赤くなった目で相手を見返す。

「助けてくれ、あの日のように。キミが、キミだけがオレを救える。オレには誰も居ない。キミは特別なんだ。オレと行こう。何もかも捨てて、このまま」

ジンはそこまで一気にしゃべると、口をつぐんでじっとヒサキの目をjじっと見つめた。ヒサキも黙って、見つめ返す。まだ平生の冷静さは取り戻せていない。だが、その動揺を必死に押し殺して、彼女は口を開いた。

「それで……あの人はどうするんですか。……人妻に飽きたから、今度は私ですか?」

その声は微かに揺れていた。ジンは目力を込めて、なお一層相手の目を見つめる。片時も逸らさない。

「違う。……いや、そうだね。ひどいことしてる。オレはもう普通じゃないよ。いつの間にか、すっかり狂っちゃった。この商売、正気でなんかいられないよね……」

「この業界の所為、ですか?」

ヒサキは鋭い目で訊いた。顎を引き、胸の奥に込み上げてくる熱さをぐっとこらえながら。信じていたもの、信じたいものを傷つけること、それは自己否定に繋がりかねない。だが、信念は成長するもの。かつての憧憬からずっと大きくなり、今や独り立ちするまでになった。これは、彼女にとって試練の闘いである。

 ジンはすっと手を降ろした。その表情は相変わらず悲しげでありながら、少し冷めた風に言う。

「じゃあ、逆に訊くが、今度の映画にコウ君を斡旋したのはキミだろう?」

それを聞くと、急にキッとなってヒサキは反論した。

「斡旋じゃありません。オーディションの機会を紹介しただけで……」

「同じことだよ。レイコさんの趣味は、キミだってよく知ってるだろうに。そういうの“未必の故意”って言うんじゃない?」

「そんな……! 私は知りません。私はただ……」

「良かれと思って? キミもオレも、特殊な常識にもう呑まれてしまってるんだよ。ねえ、だから……」

議論の果てに、ジンはまたヒサキの肩を抱いた。

「もう抜け出そう、こんな所。オレはもう疲れたんだ。二人でどこか遠い所へ――」

「すみませんが――」

ヒサキは再度彼の手を振り払って言い切った。

「私には大事な仕事がありますので、これで」

彼女は言うと、一気に運転席に乗り込んでドアを閉めた。ジンはその窓をコツコツと叩いて、最後の戦術に出る。

「そうか、一人で逃げ出すんだね。キミが導いた彼の結末を見なくていいのかい」

ヒサキはエンジンをかけた。今はもうジンの方に一瞥もくれなかった。彼もまたこれ以上は止めず、外から寂しそうに声を掛けた。

「……残念だよ。強いね、キミは」

走り去っていく車。それを見送ろうともせず、早々とジンは踵を返していた。その乾いた目は何も語らない。

 ヒサキに語ったこと、それはそれで本心だった。同じように、ミナミやコウに約束したこともだ。その時その時で、彼は本気なのである。その刹那的情緒に悪意も策略もなく、自身あくまで純粋だと信じて疑わない。

 彼の人格は、幼き頃より注目を浴び、大人に交じって働き、そして性的に嬲られ、慰み者として生きてきたアイドルとしての境遇が、分裂させ破綻させていた。

 ヒサキと出会ったあの日も、彼はさる婦人の寝所に入った帰りだった。金と暇を持て余した、還暦過ぎの脂肪の塊である。ジンは“仕事”が済むと、彼女が車を手配している隙をついて逃げ出したものである。その時の彼はもう限界だった。

 彼は男娼として、選べない相手と散々交わってきた。女のみならず、男ともだ。垢にまみれた陰唇、きつい臭いのする陰茎、そういうものを舐めしゃぶり、そして肛門を掘られてきた。彼の心と体は、タイガ位の年頃にはもうボロボロだった。

 それでも外に出ればキャーキャーと騒がれる人気者で、陰惨な裏稼業など誰も想像だにしない。少年は、メディア上だけの生き物と本当の自分の狭間で行き場を失った。朝から晩まで期待されるままに動き、学校でも“メディアのジン”を演じ続けた。

 そんな時である、ヒサキと出会ったのは。彼女は自分を特別視せず、極めて淡々と助けだけをくれた。とはいえ正直な所、この時さほど彼女に感動したわけでもない。ただ、後から思い返した時、その時間だけ全てから解放されたような自由なものであったことに、一縷の希望を見出したのだ。今でも彼は、狂った自分から脱却したい夢と、それを冷笑する現実との軋轢に心を閉ざしているのである。

 ミナミと出会って間もなくの頃、母親が死んだ。彼が体をすり減らしてきたのは、全てこの母の命令によるものであった。息子にとり、母は絶対だ。それが死んだ。やっと呪縛から解放されたのだ。

 そのタイミングでヒサキを思い出し、助けを求めたのである。あるいは、母親の代わりを彼女に求めたのかもしれない。新しい絶対的指導者を。

 本当の所は、ジン自身にすら分からない。彼はもはや無感情の域で、その時その時だけを記号的に演じる役者であり続けるしか生きていけないのだった。

 彼の足は規則正しく屋敷へと向かった。そして、表玄関ではなく、別の入り口の方へと回り込んでいった。

 その頃、ミナミはその邸内で、狂乱の宴に翻弄されていた。

「なんなの、これは……!」


〈つづく〉


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