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作者が思いついたエロ話を羅列して自分を慰めるブログです。下品な妄想と低俗な文章に股間で共感して頂けたら幸いです。

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このブログには、エッチなことがたくさん書いてあります。まだ18歳になっていない人が見ていい所ではありません。今からこんな所を見ていると、将来ダメ人間になってしまいます。早くほかのページへ移動してください。

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なお、掲載している小説はすべて作りごとであり、実在の人物・団体等とは一切の関係がございません。

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小説には、連続作品と一話完結作品があります。連続作品は、左「カテゴリ」の各作品名より一話から順番に読むことができます。また「目次」には、各作品の概要などをまとめた記事が集められています。

■連続作品
◆長編作品
「子宝混浴『湯けむ輪』~美肌効姦~」

◆中編作品
「青き山、揺れる」 ▼「師匠のお筆」
「大輪動会」(連載中)

短編作品
「ママの枕」  ▼「ブラック&ワイフ」
「夏のおばさん」  ▼「二回り三回り年下男」  ▼「兄と妻」

一話完結
「お昼寝おばさん」 ▼「上手くやりたい」  ▼「珍休さんと水あめ女」
「栗の花匂う人」  ▼「乳搾りの手コキ」 ▼「妻つき餅」
「いたずらの入り口」 ▼「学食のおばさん便器」  ▼「山姥今様」
「おしっこ、ついてきて。」

ブラック&ワイフ(11)解脱

二か月余りが過ぎて、ようやくロクンは戻ってきた。遂に彼は、長期休暇のほとんどを故郷で費やしたのである。すると、出立前のあの知性の萌芽はどこへやら、改めて獣のような野蛮さを醸し出していた。

「なんだかしばらく見ない内に逞しくなったなあ」

夫はロクンの雰囲気をそう評価した。しかし、中学生でもあるまいし、たかが二か月でそう急成長することもあるまい。これは、元の彼に回帰したのである。陽子はすぐさまそう分析した。

彼女は冷静だった。二か月という時間は、彼女にとってそれ程長かったのである。この間、ようやくにして元の自分を取り戻していた。ひと月前の逆上せ方が嘘のようである。

反省はまだ十分でない。そこはまだ観念的の範疇を出ない。つまりは、自分を信じ切れていない部分がある。だが、体はすっかり冷えた。だから、最初の頃のように自然に応対することは出来る。それはまるで、リセットされたような具合に。

ロクンもまた等しく距離を置いているようだった。あるいは、再び獲物を狙う段階から始めているのかもしれない。とはいえ、いずれにしろ彼が何かしようとしても、それは難しかった。

「ロッくん、ロッくん!」

はしゃぎ回る静志。ロクンが帰ってきてからずっとだ。ずっと傍にくっついて離れない。ロクンは一人になる暇がない。

「おいおい。セー君はロッくん大好きだな」

頬を緩める夫。和気あいあいとしたムード。これこそ留学生とホストファミリーの理想的な交流であった。陽子も共に笑い、食卓は和やかに過ぎた。

しかし、本当のリセットなどありはしない。陽子は再び見た。

「あっ、ママだ」

慌てて取り繕う息子。それは、二人の風呂から上がるのがあまりに遅いので脱衣所を覗いた時だ。まるであの日の再現か。眼前に屹立する男根。陽子の心臓が"ドキン"と大きく打った。

恐らくはまた叱られると思ったのであろう、何もしていなかったかのような素振りの静志だが、彼がまた戯れていたことは明らかだった。あの巨大な黒棒とだ。

母は、しかし何も言わなかった。

「風邪引いちゃうわよ」

そう言いながら、息子の体をタオルで拭いてやった。その間も、背後にゆらりと大きなペニス。

「"逞しくなったな"」

あの評価は確かだったかもしれない。久々に見ると、ただでさえ大きかったものが、よもやこれ程までと驚く位の迫力を備えていた。赤と黒のコントラストも仰々しい。息子はきっと、またこの図太い幹にぶら下がって遊んでいたのだろう。

男が女の裸を見るのと違って、女が陰茎を見たって欲情などしはしない。この前同じ状況になった時の陽子もまさにそうだった。それなのに、今は……。

タオルを握る手に力がこもる。

「(来る……!)」

敵に後ろを向けたまま、彼女は覚悟を決めた。背後からだ。間違いなくまた一撃で落とされる。キュウッと菊穴がすぼむ。肉ビラに汗をかく。

だが、彼は来なかった。黙って出ていく。

「あ……」

脱力して背中を見送る陽子。その足元から、

「待ってよぉ」

と静志が駆けて行った。陽子は微かに頬を染めた。取り戻したはずの冷静がメッキだったと、彼女は自覚せざるを得なかった。

動揺しだすと脆い。ロクンの真意を測りかねる。静志の寝室での出来事。いつかと同じように陽子とロクン、二人で静志を寝かしつけることになった折も、やはり彼女は覚悟をした。が、彼は何もしでかさなかった。肩透かしを食らった、そう感じる自分に気付く。

次第に陽子は落ち着かなくなった。寝付かれもしない。単純に考えれば、獣のロクンのこと、欲すれば奪い、要らざれば捨て置くだけだと分かるのだが、彼女にはもうそれが見えていなかった。今は終始、かの人の顔色を窺うのみである。

ある朝、彼女はスカートを履いた。ひと月以上履いていなかったものだ。それは彼女にとりたまたまのことだった。そして、早起きした静志と共にロクンの部屋へ彼を起こしに行った。それもたまたまのことだった。

「ロッくん!」

戸を開けるなり、ベッドへ向かってダッシュする静志。苦笑しながら陽子は後から付いていった。そして、にわかにハッとした。

ロクンの胸板にまたがる幼子の背後に、それと並行して立っている影がある。暑いので布団を払いのけたものか、スウェットの前が高く盛り上がっているのが一目瞭然だった。

「あ……」

目が離せない。刹那より、陽子の足は独りでに歩んだ。吸い寄せられるように進む。そこは約束の地。そこは優しく、また頼りがいのある安息の地だと、そんな確信が急速に広がっていく。全くいきなり得た確信、急転直下の悟り。もはや理屈ではなかった。

「(何をしようと、わたし……)」

理性の判断が追いつかない。そんなに性に飢えているのか、そんなつもりはないのである。そうではなくて、何かすがりつきたいような、救いを求めているような感覚だ。

ズボンをめくる。途端に弾け出るペニス。ロクンは抗わない。彼と面と向かって無邪気に遊ぶ静志。全く気付いていない。陽子はそれに悟られぬよう、彼の後ろに並行して、ロクンの下腹部に静かにまたがった。

恐ろしいという気持ちは不思議と無かった。あるいは、それを上回っているのが、もはや人倫の地平で常識を見通さず、それから解脱して救われんと欲する悟り。まるで極楽に咲く蓮の葉のように、ロクンの股間は眩かった。

陽子は思考の決断より先に動いていた。スカートに手を入れて陰裂を覆う布地を脇へめくる。肉茎を握る。そして、その位置を定め、その上へ一思いに座った!

「ンフゥッ!」

途端に口を覆い、悲鳴をかみ殺す。加減をするつもりが奥までいってしまった。ズブズブズブっと、重力に任せて一気に滑り落ちる。体もよくしたもの、完全にくわえた。直ちに脳天へ電撃が直撃。芯棒は子宮の奥壁まで。今や女体をそれのみで支える。もちろん、絶頂した。

「あっ、ママも来た!」

背後に気付いた息子がそう言って嬉しそうにのけ反るのを、母はその頭上に顎を乗せつつ、思い切り抱きすくめた。愛ゆえの抱擁でも戯れでもない。息子は知るまいが、母はそれを息子ではなく、もはや手すりか何かの物体としてしか認識していなかった。

「ンッ! ンンン……ッ!」

歯を食いしばって耐えるその表情は、一種おどろおどろしい程の凄みをたたえている。目をひん剥き、眉間に深い皺をつくり、耳まで真っ赤にした様は、丸っきり狂気に満ちていた。こんな母を、息子は知らない。見たら泣き出すかもしれなかった。

その表情の裏では、今しも天国と地獄が一遍に蘇っている。何もかも思い出したのだ。元通りに、二か月の空白などなかったかのように。

「(しまった!)」

とっさにそう思う。忘れていたわけではないが甘く見ていた。ここは極楽でもなんでもない、そんな疑いも湧いてくる。

だが一方で、解脱のいざないは強固でもあった。後悔は過程として、しておかなければならないもの。過程は女に必要な儀式である。そしてまた、"もう済んでしまったことは仕方がない"のでもある。

"手すり"にしがみついて、女は小刻みに震えた。口辺から垂れた涎が、それの柔らかな髪の毛の上に落ちる。かの小さき背に、凝り固まった乳首が刺さる。

ロクンは腰を使い始めた。たちまち起こる地盤の起伏に、静志は大声上げて喜ぶ。

「地震だ、地震だ!」

それに同調して尻肉をプルプル震わせる陽子。貪欲な海溝は、たとえ大ナマズだろうとたらふくくわえ込む。震源地は性のダイナミズム。たちの悪い地震だ、一向に止まない。

と、そこへ、

「おいなんだ。朝から賑やかだな」

子供の声を聞きつけ、夫が起きてきた。あくびをしながら部屋を覗き込む。ビクリ、と陽子の肩がいかった。この世とのつながりは、まだ絶たれていない。彼女は呼び戻されたのだ。

しかし、子はかすがい。母は紙一重で命を繋いだ。

「あっ、パパも!」

静志がたちまち忙しく手招きして、近寄った父を手繰り寄せる。

「おっとっと!」

父は全体を確認する間もなく、よろめきながら妻の肩にすがった。その手の下で、妻は今まさにアクメに達している。我が子を抱きしめながら、黒人青年との交尾でイき続けている。

夫は疑いもしない、今触れている妻の体の中に留学生のペニスが入っているなんて。彼女の体温が、オーガズムの所為で熱くなっているなんて。常識から考えて、我が子と並んで騎乗位セックスする母親なんているわけがないのだ。起き抜けにそんなバカげた空想をする程、彼は妻と違って猟奇的な人間ではなかった。

そんな父に、静志は同じく後ろにまたがるようにと指示する。

「いや、さすがのロッくんも無理だろう」

困り顔で夫は妻へ視線を向けた。すると、彼女は、

「大丈夫よ」

と、力強く答えた。不思議なもので、この期に及んで難なく受け答えができた。これを魔性と言うのだろうか。彼女はそんなことすら考えた。

「よおし、じゃあロッくん、覚悟しろよ」

夫はおどけながら、息子と妻の間に腰を下ろした。大はしゃぎの静志。彼の腋を抱えて戯れる父。それに、さっき息子にしたのと同じようにしがみつく母。家族三人仲良く乗る、バナナボートだ。

ボートはよく揺れる。三人乗せてもまだ揺れる。

「おうおう、ロッくん、やるな!」

夫はロクンを讃えた。さすがに頑丈だ。ロクンは強き男である。その強さで人妻を獲得した。妻を犯す彼を夫は楽しげに褒める。

その陽気な背中へ、陽子はすがりつく。だが真実頼っているのは、もちろん下半身の方。旧主は体の支えに利用するのみである。真実の主との交尾で、狂い倒れてしまわないようにと。

「イヤァ……!」

時折漏れる女の悲鳴。激しい揺れの故家族は疑わない。が、夫と息子の上げるそれとは意味が違う。彼らの感じている楽しみと、母と留学生が感じている愉しみが全然別種だということは、世界で二人のみが知ることである。

ボートごっこと生交尾。ロクンの強さは、いわば一つの家族全員を同時に喜ばせることに成功していた。

「ハアァ……!」

夫の背中を涎で濡らしながら、陽子は悦楽にむせんだ。二人の背中を前にしても、淫肉の収縮が止まらない。二か月のお預けを喰らった後でのいきなりの一発だ。この衝撃は大きかった。たとえそれが家族と一緒の騎乗位セックスであろうともう腰が止まらない。白く泡立つ愛液をほとばしらせ、めくれた柔肉は極太の黒棒を一心不乱に摩擦する。家族の知らぬところで二人は大盛り上がりだ。

陽子はいよいよ正体を失って、最前列の息子にまで手を伸ばして引き寄せた。彼はそれを、母親がふざけていると思って、これまた大喜びで歓迎する。

「キャハハ、ママー!」

息子、父親、母親、と三人並んで座る光景は、横から見ると何と微笑ましく幸せそうな光景だろう。その輪に遠国からの留学生も加わって、これほど理想的な交流はない。ただ母親の膣に、留学生の陰茎さえ入っていなければ。

「"ママはボートごっこしているんじゃないよ。お腹の中にロッくんのおチンチンを入れて、気持ちよくなっているんだよ"」

もしそう耳打ちされても、幼子にはまだ分かるまい。他方、夫はどうか。逆上して引き剥がすか。

だがもはや遅きに失する。これから妻の胎内への子種発射まで、もう幾何の猶予もないのだ。静志にプレゼントされる弟か妹は、お父さんではなく、ロッくんに似て、肌の黒い子になるだろう。

「おいおい、そんなにくっつくなよ」

噴き出す夫。それ位、陽子の腕の締め付けはきつかった。それと同時に、彼女は膣肉も締め付けていた。

「ウフ……ッ!」

涙を流して、彼女は吐息を漏らす。それは喜悦の涙だ。胎内に熱が広がりだす。射精が始まった。陽子は家族を抱きしめながら、膣内射精されたのである。

その後、頃合いで切り上げて夫が立ち、それを引きとめた息子もいずれ飽きて去り、最後に男女だけが残ると、女は犬のように這いつくばってもう一発、今度は思い切りの腰振りから精液を子宮へとたらふく注いで貰い、ようやく朝の家事に立った。


〈つづく〉


人妻官能小説【蕩蕩】









テーマ:官能小説 - ジャンル:アダルト

タグ : 人妻 中出し 寝取り寝取られ



ブラック&ワイフ(10)渇望

獣の交尾は、陽子の人生観をも変えた。オスのみならず、セックスそのものへも関心が向き始めたのである。これまでの人生で、性が関心事の優先順位上位を占めることなどなかった彼女。異性を意識する女を軽蔑してすらいた。それが変わったのである。

現在の彼女は、まるでセックス覚えたての少女のようであった。年の割に、著しく性の知識に乏しい彼女。他方、年はともかく、同様に無知なロクン。一回りも年齢差がありながら二人は同じスタートラインに立って、快楽の種類を探求し始めたのである。

陽子はまず、フェラチオを試みた。相手がそれを期待せず、例によって単独行動に走る中実行するには骨が折れたが、事後の隙を突いてようやく口へ含むことに成功した。

初め、ロクンは驚いていた。この時初めて彼女は優位に立てた気がした。当初は不慣れな技で射精にまで至らなかったが、それでも後になって、ロクン自ら亀頭を口に押し込んで来た時、陽子は達成の歓びに酔った。

「ンゴホォ……」

ぶち込まれると一気だ。喉の奥まで到達する。柔らかい内はまだ良い。臨戦態勢になった時は、死活問題である。今度は冗談抜きで死の危険を感じた。

カリ首が上舌をめくり、まるでそれはウテルスの中に侵入した時のよう。そう、彼がひと度口淫を強いるや、それは膣交と同様なのである。

口腔に満ちる初体験ともいうべきオスの臭気、顎が外れそうな程の太さ。彼女は朦朧となった。同時に脳髄に柔らかな心地よさが分泌する。

「(死ぬ……ああ、死ぬ……)」

ロクンが腰を振ると、睾丸が顎をぶった。窒息寸前の喉へ、精液を流し込まれた。こみ上げる胃液も逆流を許されない。絶対的な硬さは歯も立てさせない。しかし、彼女に後悔はない。

普通のフェラチオもしてやりたかった。現に度々挑戦した。しかし、その都度イラマチオになった。ただ、それでも良かった。この強制感! 支配感! 絶大な存在感! ペニスから授乳されるオスのミルク、エナジーが、メスを昂らせる。

陽子は服を脱いだ。一糸まとわぬ姿で、動物本来の交尾に誘う。彼女には、それなりに自分の肉体美に自信があった。胸も豊かな方だと自覚している。これまではそれを、男の為に見せびらかそうなどと露程も思わなかったが。

ロクンは依然として意に介さなかった。そこで陽子は、手ずから彼の掌を乳房に添えてやった。まるで押し売りのような態度である。

だがこれは、あくまで好奇心の発露なのだ。性の深奥を究めるため、強き男によって乳房を掴まれてみたかったのである。決して、あの段取りじみた前戯をさせたかったわけではない。

すると、ロクンもようやく能動的に乳を握るようになってきた。揉むというにはあまりにも乱暴な手つきで、柔らかい肉塊を変形させる。

「ングゥッ!」

盛り上がった乳輪が赤みを増すと、陽子はいなないた。確かに乱暴だ。粗野で、しかし逞しい。

ロクンは素直だった。教えられるとすぐにやってみる。野生に育った獣が文明社会に触れ、少しずつ知恵を付けていくような感じだった。この感覚は、陽子の母性をも満足させていった。

だが彼女は重要な点を見落としていた。これら一連の研究が"しつけ"の役割を担い、結果として彼からむき出しの強さを奪いつつあったことに。そして、理性という飾りを施し、獣から人間へと進化させつつあったことに。

やがて、陽子は待つ日が多くなった。ロクンの交友関係が広がり、それは従来の陽子なら共に喜んでやったことのはずだが、興味のベクトルが変化した今日、むしろ悩ましい問題となった。まだ精神まで蝕まれてはいないと信じている彼女、さすがにうろたえたりはしないが、ロクンに求められる時、確実に前よりも反応の良い肉体はあった。

「アアッ!」

時間を置いて挿されるとき、覚えず感動の声が漏れる。それ程回数が激減したわけではないし、夫との関係に比すれば依然圧倒的な頻度はあったが、ほんの僅かに時間が開くようになっただけでこんなに大事になる位、彼への依存度は増していたのである。

それだものだから、彼が夏季休暇を利用して帰郷してしまった時は、ぽっかりと穴が開いたようだった、心にも体にも。

「はあ……」

溜め息をつく日々。それは、ロクンを知る前と全く異質な空虚感である。失って初めて分かる大切さ、彼女はようやく自覚した。

「ロッくんが居ないと、寂しいもんだな。な?」

夫がそんなことを言う間にも、魂の抜けたような力ない笑顔でぼんやり遠い目をしていた。一週間、二週間と経つ内、虚無感は絶望的になっていく。

一事は夫にその穴埋めを期待したこともあったが、それは彼女曰く、"とち狂った"考えだった。何もかもが違う。もはや嫌悪感すら湧かない、"無"だ。夫はすなわち"無"だった。

一方、久しぶりで腰を振って、彼は満足そうである。あまつさえ、

「ちょっと前より、なんか柔らかくなって、気持ちよかった」

などとあけっぴろげに彼女の秘所の具合を評し、得々と笑っていた。

それを聞いてすら、陽子は何も感じない。膣の変化に気付かれているというのに、焦りもしない。ただただぼんやりするだけだ。

――三週間。気の遠くなる時間。肉体の変化は決定的だった。人生の時間を思えば僅かのはずなのに、男根の入っていない女体はまるで欠陥品のようだった。陽子は虚無感を超え、自虐的になりだした。己の価値を軽んじだす。

――ひと月が経つと、意味不明な震えを覚えるようになった。本当に震えているのかどうかははっきりしない。が、体がもう通常ではないとの危惧は拭い去れないのだ。

そんな時だ、思いもかけぬ衝撃を、秘穴に受けたのは。

「カンチョーッ!」

それは静志の仕業だった。彼は両手を組んで人差し指を揃えてピンと立て、それを突然尻の方から突き刺してきたのである。

「ンゴッ! オ……!」

陽子は絶句した。指は布地越しながら、したたかに膣を貫いていた。素晴らしい衝撃。それをスーパーマーケットで買い物中にやられたものだからたまったものではない。思わずカゴごと前の棚に倒れ込む。

後で聞けば、なんでも親戚の叔父に教えてもらったいたずらだということだった。本来は尻穴を狙うべき所が、女陰に当たったものである。もちろん、幼子は真相を知らない。

「ダメ、でしょお……そんなこと、しちゃあ……」

ようやっとそう注意して、しかし母はまだ動けなかった。急激にこみ上げる熱と汗が全身を包む。近くにいる店員が怪訝な目でこちらを見ている気がして、彼女はいたたまれなくなった。

買い物カゴを息子に押し付け、内股歩きでトイレに駆けこむ。別に出血はしていなかった。その代わり、期待満々とばかりに陰唇が、モアッとする温もりと共に舌を出していた。まるでニヤリと笑っているかのようだった。

「アァ……」

陽子は絶頂していた。小さな拳とはいえ、予想外の方向からから突如来た突進力が、ロクンの時と似ていたのだ。

股間をさらけ出したまま、しばらくは動けない。ロクンの時ならこのまま延々と性悦の境を漂うことになる。その癖で性器が本格化してしまい、動けないのだ。

「(行かなきゃ)」

そう思って立ち上がろうとすると、股がちょっと擦れただけでガクガクと尻もちをついてしまう。少し待って、下着をずり上げようとしても同様だ。中々治まりそうにない。むしろ、"もっと、もっと"とせっつかれるようだ。

"仕方なしに"陽子は指の腹でクリトリスを撫でた。

「ンヒッ!」

ビリビリ痺れる実感に心躍る。こうなると好奇心旺盛な彼女。このままどこまで行くのか試したい気持ちになる。

「(ダメ。行かなきゃ)」

秘花は益々濡れる。待ちかねたとばかり、いよいよ濡れそぼつ。指で軽くさするだけでもビクビク痙攣した。

「(イ、イかなきゃ……)」

結局静志は、長い間待ちぼうけを喰わされることになった。

以来陽子は、いつまた襲われるかと、戦々恐々の日々を送ることになった。ところが、一度で飽きたのか、息子は二度とやらない。とうとう母は、

「カンチョ!」

と冗談めかして、彼の尻に同じことを仕掛けてみたりした。すると、息子もまた負けじとやり返すのである。

「も、もお、コラァ……」

口辺を緩めて叱る母。この後のトイレは、例によって長い用足しとなった。

陽子の餓えと渇きは、かくも見境のないものとなっていった。心ここにあらずの日々。もはや真実の彼女を家族の生活に見出すことは不可能であった。


〈つづく〉


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