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小説には、連続作品と一話完結作品があります。連続作品は、左「カテゴリ」の各作品名より一話から順番に読むことができます。また「目次」には、各作品の概要などをまとめた記事が集められています。

■連続作品
◆長編作品
「子宝混浴『湯けむ輪』~美肌効姦~」

◆中編作品
「大輪動会~友母姦戦記~」(連載中)
「青き山、揺れる」 ▼「師匠のお筆」

短編作品
「ママの枕」  ▼「ブラック&ワイフ」
「夏のおばさん」  ▼「二回り三回り年下男」  ▼「兄と妻」

一話完結
「シーコイコイコイ!」
「サルオナ」  ▼「母の独白」  ▼「童貞卒業式」  ▼「お昼寝おばさん」
「上手くやりたい」 ▼「珍休さんと水あめ女」 ▼「栗の花匂う人」
「乳搾りの手コキ」 ▼「妻つき餅」 ▼「いたずらの入り口」
「学食のおばさん便器」 ▼「山姥今様」 ▼「おしっこ、ついてきて。」

「師匠のお筆」6-3

『師匠のお筆』


6-3


その頃、枕必と鈴美が戯れる部屋の隣の教室では、彼らの子供たちである須美恵と神雄が、これもまた淫らな遊戯に興じていた。

「ぶっといわね、これ」

神雄の顔に向かって、吐き捨てるように須美恵は言った。その視線の先には、彼の男根がある。それは、地面と平行、いや、その度を越してさらに上方へ向かって勃ちつつ、ピクンピクンとリズムを刻んでいた。

彼の足元には、シャツやズボンやブリーフなどの衣類が、ぐしゃぐしゃになって落ちている。少年は今、素っ裸で立たされているのだった。

そんな彼を、こちらはしっかりと洋服を纏った須美恵が、高飛車に見下している。

「見られるわよ、お母さんに」

真顔で須美恵は言った。脅かすような口ぶりだった。

鈴美が来ていることを、二人は知っていた。さっき、この教室の前を通っていったからだ。さらにその後、枕必と隣の部屋にいることも知っていた。

「見られるわよって言ってるの! このぶっといの」

須美恵は、肉竿の先の方を握って、大きく上下に振った。握手をした手を、子供がふざけてブンブン振り回すような仕草だ。

神雄は、つかまれた瞬間こそビクリと肩をいからせたが、後はただ委縮し、硬直して立ちつくしていた。硬直の具合は全身に至っており、彼の陰嚢までもが、まるで持ち主と同じように縮こまっていたので、それは肉竿を振られてもあまり揺れないほどだった。

「こんなとこだけ立派になって。――見てもらいましょうか? お母さんに」

須美恵は、ちょっとイライラした様子で言った。頑なに黙りこくって、態度のはっきりしない神雄を見ていると、時々癇に障ることがあるのだ。

もちろん、本当に見せに行くつもりなどない。そんなことをすれば、かえって須美恵の身の破滅である。彼女は、神雄が反抗しないことを見透かしていて、それでわざと踏み込んだ発言をし、愉しんでいるのだ。

「お母さん知ってるの? 知らないわよね。あなたがこういう……、変態だってこと」

変態呼ばわりされてもなお、相変わらず神雄は沈黙を守っている。いつもそうだった。そして、そんな彼のことを、須美恵はよく、いじめたいと感じる。これも愛情の裏返し、というわけだろうか。

須美恵は、さらにまくしたてる。

「おちんちん大きくしちゃってさあ。いやらしいこと考えてるから、こんなになるんでしょう? ねえ?」

言いながら、肉棒をベタンと下腹に押し付ける。
その反動で、神雄は足を後ろによろめかせた。いかにも屈辱的なポーズだった。

「もうお母さんとか関係ないんだ? スケベ過ぎてどうしようもないんだ?」

矢継ぎ早の詰問に、ますますうなだれる神雄。まるっきり、悪さを咎められて説教されている格好だった。だが、もちろんこれは筋の通らない説教である。彼がこんな目にあっているのも、須美恵の主導によるものなのだから。

そういえば、神雄の母・鈴美も、隣の部屋でちょうど同じような理不尽な思いをさせられている。須美恵の父・枕必の企みによってだ。

須美恵も神雄も、そんなことは知らない。

神雄は言うまでもないが、枕必の女癖の悪さは重々承知しているはずの須美恵でさえ、具体的に彼と鈴美を結び付けて想像したことはなかった。まして、隣で情事にいそしんでいようとは。

(あいつの名声で、あの女をたぶらかしておいて……)

などと、かつてその程度の画策は目論んだが、肉体関係に至っているとまでは考えないのが、彼女の想像力の限界だった。

「ねえ、もしかして、お母さんがいるから余計に興奮してるの?」

意地悪くほほ笑みながら、須美恵は訊いた。そんなことはないだろうという思いと、ひょっとしたら、という思いの相半ばする心境だった。

(でも、本当に母親のせいで欲情したりもするのかしら? 男はみんなマザコンだって言うし……)

だとしたら、と須美恵は考えているうち、何だか鈴美に嫉妬の気持ちが湧いてきた。結果、神雄をさらにいびりたくなった。

「お尻を出しなさい」

言って、彼女は強引に神雄を引き寄せた。

彼は、腹部を彼女の左腕に預けて、そこを軸に体を前のめりにする姿勢をとらされた。これで命令通り、尻が須美恵の眼下に位置するわけだ。

「いけない子ねえ。お母さんが居ても、スケベなことばっかり考えて。おちんちんこんなに勃てて……。そういうダメな子はねえ……」

(お尻ペンペンよ!)

須美恵の頬が緩む。この思いつきは彼女を興奮させた。

須美恵は右手を振り上げた。そして――、ピシャリ! したたかに神雄の尻をぶった。

「こうよ!」

すぐにもう一発ぶつ。ジーンと手のひらがしびれる。それと同時に、彼女の心をゾクゾクと黒い悦びが走る。

(ああ! お尻を! この子のお尻を!)

少年の小さな尻をぶって、懲罰を与えること――、まるで母親の代役としてそれをなす自分に、彼女は酔いしれていた。実の母親よりも重要な地位を占めていると、彼女は実感するのだった。

神雄は、この不条理極まる体罰をも、甘んじて受けた。もはや理屈などはなく、ただただ須美恵に従うのみだった。彼の男根は、その間も強固に勃起していた。

「こうよっ! そういうスケベな子にはねえ、こうっ!」

バチン! バチン! 須美恵の平手が連発する。叩く度に、力も強くなる。見る間に、神雄の尻は真っ赤になった。

須美恵は、ちょっと休むつもりで、右手をさらに奥へと伸ばしてみた。陰嚢、そして、その肉棒がそこに確かめられるはずである。と、すぐにその指先に、そそり立つ肉棒が触れた。

「あなた、子供のくせになんてちんちんしてるの! どうしようもない変態さんね!」

須美恵は、容赦ない罵声を浴びせた。が、内心は狂喜していた。望み通りの彼の反応に。

(なんて素晴らしい子……!)

彼女にとって、理想の性奴隷だった。彼女はうっとりと、彼の背中を撫でた。少年の肉体は、猫を抱くような柔らかさだった。その表面の細かい産毛が、手のひらに心地良かった。

そこを撫でるうち、今までとは打って変わって極端に優しい言葉を、われ知らず須美恵は発していた。

「痛かったわね……。ごめんね……」

彼女の心に、少年への愛が満ち満ちている証だった。

神雄は何も言わない。ただ彼の男根は、今にも暴発しそうなほどに猛り狂って勃っていた。


<つづく>




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<6章 目次>
1 2 3 4 5 6 7 8(終)

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[2010/06/05 21:30] | 「師匠のお筆」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
シーコイコイコイ!
静江さんは綺麗な人だった。亜麻色のソバージュは派手だったが、クリクリとした大きな目と、彫刻のようにそり立った鼻筋とはよく釣り合いがとれていて、決して違和感はなかった。よく着ていたイメージのある肩から胸の辺りにかけてふわりと襟の広がったライトブルーのワンピースは、まるでドレスのような着こなしであり、古典的な表現ながら、フランス人形を連想させたものだ。

十代や二十代の頃はもっと美人だったというから驚きであるが、その当時でも十二分に美しかった。むしろ色っぽさを加えて魅力は増していたのではないだろうか。あの時、僕は十歳だったから、母の同級生である静江さんは三十四ということになる。まさしく女盛りという表現がピッタリであった。

母ら友人達は、息子や娘らを連れて時々ピクニックに出かけた。もっとも、四人いた同級生の中で静江さんだけが独身。子 供もなかった。学生時代からモテたらしい彼女は、理想が高く選り好みが激しいのだと母達はよく冷やかしていた。実際の所、真相は分からない。ただ、美貌に比して男勝りでサバサバとした性格が問題なのではないかとは密かに思った次第である。

そう、あの人はおしとやかとは無縁の人だった。豪快な笑い声を上げて、はっきりと物を言った。黙っていれば幾らでも寄って来るだろう男達も、その姉御気質に少しく辟易となる程に。ただ、同性には好かれただろうと思う。確かに友人としては最高のキャラクターだった。実際、会話の中心はいつも彼女だったから。

僕は静江さんに憧れていた。否、正確に言おう。彼女を性的な目で見ていた。僕は早熟で、性の目覚めも早かった。十歳のその時には精通も終えていた。自慰の習慣があったから。そして、その時妄想していたのが静江さんにほかならなかったのである。

いつも思い描いていたのは、幼き頃、一緒に風呂に入ったことだった。小顔の割に豊満な胸を今でも鮮明に覚えている。それが水面にプカプカと浮いて、ローズピンクの華やかさを湯船に飾っていた。

「あ、ヒデくん、今、あたしのおっぱい見てたでしょ」

静江さんは、そう言って僕をからかった、それも浴室にこだまする程大きな声で。

「見てたやん。絶対見てた。いつからそんな助べえな子になったん? お姉さん悲しいわあ」

お国訛りでじわじわと僕をなぶる。その内一緒に入っていた子らも声を揃えて「スケベ、スケベ」と囃し立てだしたものだから、僕は必死に「違う違う」と否定しながら、いたたまれなくなって浴室を飛び出した。あの時知った恥ずかしさ、思えば、あれが性への目覚めだったのかもしれない。

小 学校に上がると、もう女風呂へ入ることはなくなったが、静江さんによるからかいは収まることがなかった。

「ヒデくんは好きな女の子いてるん? え、アイちゃん? わあ、アイちゃんなんや、言うてきたろ」

こんなのは可愛い方で、

「なあなあ、ヒデくんてチュウしたことあるん? まだないんやろ。お姉ちゃんがしたげよか? あ、今本気にした? イヤやわ、この子。オマセさんやわあ」

果ては、

「そろそろオチンチンに毛生えてきたんとちゃう? なあ見してえや。そや、今晩一緒にお風呂入ろか? エー、なんでイヤなん!」

などと、露骨な下ネタまで飛び出す始末。万事子 供と同じ目線で会話するこの人は、僕らにとって大いに親しみを感じる愉快な味方であった反面、子 供でも手を焼く位面倒な時もあったわけで、それはまるでガキ大将のようですらあった。ただ、今になってよく思い返してみると、僕のことを殊更狙い撃ちしていたようでもあったし、あるいは僕の密かな想いをとっくに見抜いていたのかもしれない。

ともかくも、僕はいつしか悶々とした想いを抱えるようになり、そのやり場のない気持ちで股間をさすっていたら、我知らず手淫に至っていたようなわけで。とはいえ、性の知識もなんにもまだない僕は、ただ闇雲にいじって、肉体的な快楽を得るに過ぎなかった。そんな、ある意味ウブな、しかしある意味好色なといういびつな人格が出来上がった絶妙な機会をとらえて、あの日のささやかで強烈な奇跡は巡ってきたのだった。

例によって、僕達は弁当を持ち寄り野山へ出かけていた。列の最後尾に僕。歩くのが遅いのには訳があった。尿意を催していたのだ。もっとも、その辺りは延々と草木の生い茂る山道で人通りも少なく、一般的な感覚からすれば、立ち小便もやむなしとする所であろう。ところが、その当時の僕には妙にこだわりがあって、屋外で小用を足すことに強い抵抗があった。都会の温室育ちから、自然の中で過ごすことにおっかなびっくりな面もあったろう。しかも、その直前に蛇を見かけたとあればなおさらだ。

だが、それ以上に決断を鈍らせる理由が、すぐ傍にあった。

「ほら、はよ歩きいな。みんな見えへんようになってしもたで」

こんな時に限って、静江さんが歩調を合わせてくれていたのだ。それは彼女なりの優しさだったかもしれないが、その時の僕にはありがた迷惑だった。その上、勘の鋭い彼女は、すぐに僕の事情にも気付いた。

「なんやおし っこかいな。そんなんその辺で済ましいな」

静江さんは、いつの間に拾ったものか木の枝を振り回して足元の雑草を退屈そうに薙ぎ払いながら言った。

「大丈夫やて、誰も見てへんから。ほら、あの辺の木のとこでしい」

その口ぶりは、いつものようにからかう感じではなくて、むしろ淡々としたものだった。早く前の列に追いつきたい様子がありありと窺えたし、いつまでもグズグズとためらっている僕への苛立ちも次第に見て取れた。それが僕を一層委縮させた。

しかし、彼女は怒りはしなかった。あくまでも僕の幼稚な迷いに付き合ってくれた。それは静江さんの母性だったのだと思う。ガサツなようでいて根は優しい女性なのだ。

「どないしてんな、もう辛気くさいなあ。手つどうたろか?」

僕は渋々道から外れ、草むらに恐々分け入っていった。好きな人の前で格好悪いことこの上なかったが、出物腫れ物所嫌わずで、人間生理現象には勝てない。また漏らすよりはずっとマシだろうと覚悟を決めた。大人の静江さんが十歳児の僕を対等に男と見なしているはずもない。それでも十歳児には十歳児なりの体面があったのだ。

ところが、ここで生来のお節介な気性が発揮されて、静江さんはその心細いプライドに土足で踏み込んできた。「手伝う」と言ったことを本気で実行するらしく、用を足そうとする僕の横にぴったりとくっ付いて立ったものだ。

「ほら、はよズボン下ろして」

彼女は僕が「いいから」と拒むのにも一切頓着なく、半ズボンもブリーフもすっかりずり下ろしてしまった。あっという間にポロンと股間を露出させられる僕。静江さんも確かにそれを見た。僕は顔から火の出る思いをして羞恥に耐えた。一時は尿意も後退した程だ。だが、経験豊富なご婦人にとって、そんなことはなんでもないらしい。陰茎を見たって子 供のものだと思えば当たり前に動じることはないわけで。

「はい、『ミミズもカエルもごめんなさい』て」

いきなりそう言い出した静江さん。僕は意味が分からず、彼女の目を反射的に見返して、それからすぐまた目をそらした。

「あれ、最近の子は言わへんの? こない言わなアカンねんで。言わな、オチンチン腫れてしまうんやで」

その丁寧な解説によって意図を理解すると、腫れてしまっては大変だということで僕はその謎の呪文『ミミズもカエルもごめんなさい』を彼女と合唱した。それから今日まで、僕の陰茎に異常が見られなかったということは、このお祈りが効いたのだろう。

続いて放 尿が始まる、はずだったが、一旦引っ込んだものはすぐに出なかった。ためらいが最後の抵抗をして、膀胱に待ったをかけているらしい。すると静江さんは、さらに驚くべき大胆さを見せてきた。

「はよしな、人来るで」

そう言って周囲をキョロキョロと見渡した後でやや腰をかがめると、なんと僕の陰茎をちょいと摘まみ上げたのだ。長くほっそりとした人差し指と親指が、芋虫程の海綿体を上下から挟んで浮かしている。淡い紅色のマニキュアが、僕の生殖器に初めての女を添えた。その柔らかな弾力と、ひんやりする感触が劇的に脳髄を駆け巡る。

「ほら、シーコイコイコイ……」

彼女はまたしても謎の呪文を唱えて、僕に排尿を促した。その心地の良いささやきがゾクゾクと耳の裏をしびれさせると、僕はもう何がなんだか分からなくなった。罪悪感も恐怖も一遍に洗い流して、体の中枢から奔流が飛び出していく。

「あっ、出てきた。シーコイコイコイ……」

その場の枯れ葉と下草にだけ温い雨が局地的にジャージャーと降り注ぐ。陰部が外気に触れることで、まるでお漏らししているような諦めが心地よい。しかもその世話の一切を静江さんがやってくれるのだ。僕はといえば直立不動で両手をぴったりと体に貼り付け、ただただ放 尿の先に視線を落とすばかり。その間静江さんは僕の陰茎を支え続けてくれた、相変わらずのささやきを唱えながら。

「シーコイコイコイ……」

我慢していた分大量に出る。それでも僕は、もっともっとと、このまま永遠に出続けてくれたらいいと願った。尿管を通る振動が静江さんの指にも伝わっているだろう。その肌と肌の体温が同化して、さらに温められた尿が迸るように僕は夢想した。

「ようけ出るなあ」

クスクスと笑う静江さんの声で、ようやく僕はやや落ち着きを取り戻した。しかし、直後に彼女が姿勢を直したことで、よりその身が接近することになると、立ちどころに理性は崩壊した。静江さんは右手で陰茎を摘まみながら、左手で僕のむき出しになった左の尻の上部に手を回し、自分と僕の体を支えようとしだしたのだ。そうして僕の右腕に顔をつけ、放 尿を覗き込む。幼くはあっても既に性に目覚めている男子にとって、このシチュエーションは琴線に触れるものがあった。

「全部出た?」

静江さんはご丁寧にも最後の水切りまでやってくれた。尿が出切った後で、海綿体をプルプルと振って仕上げをしてくれたのである。異変はその時に起こり始めた。

「ん? あっ! いやいやいや! これ、ちょっと!」

静江さんはバチンと僕の左腰をはたいて非難の意思を表明した。

僕の男根が、静江さんの指の間で勃起しだしたのである。



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[2019/05/05 05:05] | 一話完結 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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