おことわり
R18
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「オナこもりの小説」は、エロ小説を気ままにアップしていくブログです。たまに、AV女優や、TVで見た巨乳のことなども書いています。左サイドにある「カテゴリ」から、それっぽい項目を選んでご覧ください。

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小説には、連続作品と一話完結作品があります。連続作品は、左「カテゴリ」の各作品名より一話から順番に読むことができます。また「目次」には、各作品の概要などをまとめた記事が集められています。

■連続作品
◆長編作品
「子宝混浴『湯けむ輪』~美肌効姦~」

◆中編作品
「大輪動会~友母姦戦記~」(連載中)
「青き山、揺れる」 ▼「師匠のお筆」

短編作品
「ママの枕」  ▼「ブラック&ワイフ」
「夏のおばさん」  ▼「二回り三回り年下男」  ▼「兄と妻」

一話完結
「サルオナ」  ▼「母の独白」  ▼「童貞卒業式」  ▼「お昼寝おばさん」
「上手くやりたい」 ▼「珍休さんと水あめ女」 ▼「栗の花匂う人」
「乳搾りの手コキ」 ▼「妻つき餅」 ▼「いたずらの入り口」
「学食のおばさん便器」 ▼「山姥今様」 ▼「おしっこ、ついてきて。」

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妻つき餅

「いよいしょっ! いよいしょぉっ!」

子どもの動きに合わせて、大人たちが声を揃える。

ここはマンション下の広場。今日は餅つき大会である。主役はもちろん子どもたち。といっても、参加しているのはほとんどが小学生以下であるから、杵をふるうのも危なっかしくて仕方がない。だから、大抵は大人が補助に付くことになっている。

「よいしょっ! それ、よいしょぉっ!」

今しも、小さな男の子が餅をつき終わった。まだ未就学児童の彼故、その後ろから杵を支えてもらっての作業であった。つまり、大人と子ども一組で一本の杵を振り下ろすのだ。

「よくつけたねえ」

今その補助役に就いていた男が、少年の肩に手を置きながら言った。米村というこの男は、このような奉仕活動に実に熱心で、地域でも知られた顔である。子どもの扱いも上手い。

男の子は嬉しそうに笑いながら、近くで見ていた母親のもとへと駈けて行った。母親、それを受け止めながら、米村ら担当者に会釈する。

それを見て、臼の傍で餅を返す役をしていた女性が彼女に声をかけた。

「お母さんもどうですか?」

「え、あたしですか?」

母親は困ったようにはにかんだ笑顔を浮かべた。そして、手を振って遠慮を表す。しかし、それは通らなかった。息子が喜んでこの企画に賛意を示したからである。

「そうですよ、碓井さんも折角だから」

米村も口を添えた。彼とこの母親、碓井鏡子とは知り合いの仲だった。地域の役員会で一緒になるからである。年は、今年やっと三十路をスタートさせた彼女に比して、彼は定年も間近の五十代と開いているが、同じ目的を共有する集まりに所属するうち、いつしかざっくばらんに話すようになっていた。

「そうですかぁ?」

方々から勧められて、仕方なしに鏡子は出て行った。午前中から始まった大会はもうあらかた済んでいて、順番待ちのいないことも彼女の登場を後押ししていた。

「じゃあ……」

杵を手に取る。成人である彼女に補助は必要ない。そう誰もが思った。が、その時だった。

「あっ!」

思い切りよく腕を振り上げた彼女が、なんと風にあおられてバランスを崩したのである。刹那、

「危ない!」

と、とっさに飛び出したのが米村だった。彼は、左手で竿をつかむや、右手で体を抱きとめて彼女を支えた。実に迅速かつ適切な措置だった。

「す、すみません……!」

鏡子は恐縮して首をすくめた。そうして、

「意外と重いんですね、これ……」

と、照れ隠しに言い訳をした。

その髪の香りが、米村の鼻腔をくすぐる。体を受け止めた手前、距離は近かった。彼は、右腕をちょっとこわばらせた。そこに乗る背や肩から、柔らかさと温もりが伝わってくる。

結局、鏡子は大人ながら、彼に手伝ってもらって餅をつくことになった。後ろから杵を持ってもらいつつ、ともにそれを振り下ろしていく。

「いよいしょ!」

さっきまでよりもややトーンの下がった掛け声が、後ろから聞こえる。ちょうど頭一個分米村の身長が高い。これが子どもだったら、彼の腹の辺りまでしかないところだが、さすがに成人女性ともなるとそんなに身長差は生まれない。自然密着の面積も大きくなる。声が遠慮勝ちになるのも無理からぬところだ。

しかし、妙な気遣いが差し挟まると、互いの間に微妙な空気の流れ出すもので、鏡子はいささか気恥ずかしさを感じずにいられなかった。そもそも、男性に後ろから抱えられるという姿勢は、通常の生活で滅多にあるものではない。だから、表面上こそ平静を装ってはいるが、内心相手の温もりを意識せずにはいられなかった。

それは、片や米村においても同様であった。むしろこういう場合、男の方こそ気を使うものである。それがいけないことだと理解していても、頭のどこかではやはり彼女を女と見てしまう。男のさがである。それ故彼は、出来るだけ隙間を開けて立つように努力した。

「いよいしょ……!」

しかし、離れて立つと厄介なのは、腕の力だけで得物を支えなければならなくなり、とりわけ手首への負担が大きいことだ。米村にはちとこれが厳しい。そこで、やむを得ず足を前に踏み出す。そうすると、どうしても触れ合う部分が出てくるが、腰の踏ん張りを利かせるためには仕方がないのだ。

だが、これはこれで厄介なのは、また相手の女を感じ過ぎてしまうことである。米村は地域の役員を引き受けて、しかも評判をとる位だから、このような場で公然と性欲を露わにすることなぞ決してない大人であるが、どういうわけか今日ばかりは勝手が違った。やはり男の立場としても、このように女性と密着する機会などまずないからであろう。意表を突かれたようなわけだ。そういう時に限ってエロスを感じるということは、ままあることである。

「いよいしょっ……!」

そういうことは、女の場合にも少なからずある。もし最初から下心見え見えで近づいて来られたならてんで相手になどしないのだが、こういう風に突発的に接触の機会が与えられるとどぎまぎしてしまうのだ。たとえ、相手の男性に異性としての興味がまったくなかったとしても。いや、あるいはそれが為返ってドキリとさせられてしまったのかもしれない。いわゆるギャップの妙である。

米村のことは、いい人だと思っている。新人の鏡子にも親切に色々教えてくれる。それも決して、下心の故ではなくだ。だがそれにしたって、はるかに年上と認識している彼に、男性としての温もりを期待してしまったことは、彼女にとって意外なことに相違なかった。

折しも、彼の腰が臀部にぶつかる。彼が腰を入れて構えだしたためだ。その所為で、彼の重心はやや下方に落ちた。鏡子の髪は今、米村の鼻の先にある。

「よいしょぉ……!」

米村は、にわかな逡巡にさいなまれていた。甘い香りと白いうなじ、腕やその他から伝わる柔らかさと温かみ……、そういったものが彼の理性を揺さぶりにかかる。いくら“よその家の奥さんだ”“あの子の母親だ”と言い聞かせてみても、己の邪な部分がそれを遮って誘惑をしかけてくるのである。こんなことになるとは思わなかった。

彼も男であるからには、それは彼女の美醜に興味がなかったわけではない。下心の全くなく近づいたかと詰問されれば、これを否定しきれない心の弱さもある。彼女は若くて可愛らしい女性だとも認めている。考えだすと、彼女の丸顔、小ぶりな目・鼻・口、和風な面立ち、少しぽっちゃりとした体型、そういうものをちゃんとチェックしていた自分に気づく。

だがしかし、彼女は人妻、そして自分も家庭を持つ身である。何よりいい歳して、若い女に欲情するわけもあるまい。そう、そうなのだ。実に馬鹿馬鹿しいことなのだ。なのに、なぜ男という生き物は、その客観的な思考を実地に生かせないのだろうか。なぜその先の顛末に思いを致せないのであろうか。たった今の性欲、これに我が身を乗っ取られたら、男は終わりである。

米村はさりげなく、本当にさりげなく、股間を前方に動かしていた。目指すは女の桃尻。これに股間を触れ合わせる。無論、少しでも避けられたら即座に中止して誤魔化すつもりだ。

「い、よいしょ……」

鏡子はすぐに知った。時々“当たる”ことを。実は、そういう可能性もあるかと真っ先に考えついていたのである。だから、元から神経をその辺りに集中させていた。ただ、それが当たっていると感じたのは、自分の思い過ごしかもしれないとも思った。米村がそんな行動に出る人とは到底考えられなかったし、何よりこんな場所で白昼堂々とそんな破廉恥な行為が成し遂げられるとはとても信じられなかったからである。

だが、それにしても接触は確かにある。わざとではないかもしれない。しかし、確実に局部が当たってくる。それはさながら、餅に杵が沈むような感じである。不意にそんな例えを思いついて、鏡子はその低俗な思いつきに恥入った。だが一度思いついてしまうと、変な絵が脳裏に浮かんで離れない。柔い膨らみに直立した竿が、ペッタン、ペッタンと打ちつけられる場面である。

女だからといって、性的な妄想を抱かないわけではない。特にこうして具体的な材料を与えられたならば、つい善からぬことを考えて、無聊を慰めたりするものである。妄想は退屈な日常へのスパイスだ。そうして、これに好奇心が加われば、いよいよもってスリルなフルコースの出来上がりである。鏡子には今、不愉快な気持ちはなかった。その頬がにわかに紅潮していく。

「よいしょぉ……ぅ」

ペッタン、ペッタンというより、実際には、グニャリ、グニャリという感じで、杵が餅をこねていく。手元の話ではない。腰元の話である。そして、ついにくっついたまんまになった杵は、餅をへこませて止まった。杵は杵だった。餅をつくのに相応しく、固い。

米村は、とうとう上半身まで隙間なく密着した。完全に前方の背中全体に覆いかぶさる格好である。初めは恐る恐るだったのが、相手が拒まないのでつい調子に乗ったものである。年甲斐もなく、彼は理性を見失っていた。自分が刑罰に向かって歩み始めたことにも気付かず、ただ欲求に素直になるばかりである。

と、その時、突然に彼は前のめりによろめいた。これはわざとではない。単なる油断である。この時、思わず彼は、彼女を羽交い締めにせんばかりにきつく引き寄せていた。

「す、すいません!」

当然謝る。ただし、餅の割れ目に杵の竿を沈着させて。

「い、いえ……!」

鏡子は反射的に答えた。表向きこの会話は、ただアクシデントに付随したやり取りにしか見えなかったが、その裏には、米村が自身の思わぬ発情を人妻に謝罪する隠喩の意味があると、そう彼女は解釈していた。それ故に妙に緊張して、半ば彼の語尾にかぶせ気味に答えたのである。

「いよいしょぉ……っ!」

再び餅つきが始まる。まだ数回しかついていないというのに、鏡子は汗びっしょりだった。さっきから子どもらを手伝っていた米村ももちろんである。二人して汗かきながらの共同作業だ。

とはいえ、本来なら子どもの付き添いである母親の飛び入り参加、ちょっと体験すればいいだけであり、何も本格的にやらずとも良いはずである。そう気づいてから、鏡子はたちまち不安になった。いや、実際にはまだ十回にも満たない回数しか餅をついていないので、誰も不信には思っていないのだが、気になりだすとキリがないものだ。

臼の傍に座って餅を返している女性。鏡子よりもはるかに先輩のベテラン主婦だ。彼女はとうに異変に気づいていて、それでも指摘できずに固まっているのではないだろうか。それから、少し離れたところで談笑している母親たち。ひょっとしたら、自分たちの破廉恥行為を噂の種にしているのではないだろうか。そして極め付きは我が息子。彼は大人の性向をまだ知ろうまいが、いずれ大きくなってから思い返して、この事実を疑うかもしれないし、そうでなくても、これはれっきとした裏切り行為である。

「よい……しょぉ……」

一方、この手の不安は米村にもぼつぼつ感じられていた。やはりまだ命は惜しかったと見える。ここでようやく、性的欲求を保身の利益が上回った。すると、直ちに彼は行動に出た。

「もう出来ますかね……」

杵が臼に落ちた時点で、ぱっと鏡子から離れる。一旦思いきると潔い身の引き方である。

これは鏡子にとり意外だった。もちろん歓迎すべきことであるが、いざこうなると、なぜか一抹の名残惜しさもある。ともかく、これで体験は終了だった。

ところが、実際の終了はもう少し後になりそうだった。臼側の女性が知人に呼び出された為に、役の交代を依頼してきたからである。これを断れない鏡子だ。今度は餅をこねる方を体験することになった。例によってこれに声援を送る息子が、自分もやりたいので、傍に駆け寄ってきて座った。親子並んでの延長戦である。

もっとも、今回は米村と離れているのだから何も憂慮すべき点はない。……はずだった。が――

「よいしょ……ぉっ!」

代わって一人で杵を振るうことになった米村。それはいい。臼の前に立って己の作業に没頭している風だ。そしてその足元で、鏡子らが餅をこねる。足元で……、つまり、彼の腰辺りがちょうど顔の近くにあるわけで――

「いよいぃしょぉっ!」

見てはいけないと思った。しかし、一度でも見てしまうと、どうしても目線がそちらに引っ張られる不思議。そうでなくても視界にはそれが入り込んでくる。鏡子は、息子がそちらに気づいてくれないように祈りながら、懸命に顔を伏せる努力を行った。

米村のジャージの股間には、突っ張った山が出来ていた。それが目線の周辺で存在を誇示する。こんな状態を見せては言い逃れできないではないか、と彼の心を責めてもみる。だが、この状況を回避する手立ては考え浮かばない。心なしか、山の頂きには雨が降っているようだ。本当はそんな事実はないのであるが、彼女にはそんな幻影が見えていた。濡れた染みの広がる光景だ。

「よいしょっ!」

当然米村にも自覚はあった。なんとなれば、濡れたわだかまりをすら見せつけたい位だ。欲情してしまった彼は、さっき折角踏ん切りがついたところだというのに、まだしつこく抵抗を試みていた。未練である。

この行為がどんなにリスクのあることかは分かっている。否、本当の意味では分かっていないかもしれない。ことが露見すれば、身の破滅だってあり得るのだ。それなのに見せつけたい衝動を収められないということは、危機への実感が足りないからであろう。その裏には、ひょっとしたら彼女はまだ一連の行為に気づいていないかもしれない、なんて、そんな甘い考えもいまだにあった。

「いよいしょぉっ! いよいしょぉっ!」

餅つきとは、古来男女の営みを象徴化したものという。打つ男性と受ける女性、そして、共同作業で餅を誕生させる構図。今、知らず知らずその象徴的意味を体感しながら、互いの心を一つにして、餅つきに精を出す男女であった。


〈おわり(?)〉




人妻官能小説【蕩蕩】



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[2012/01/01 00:00] | 一話完結 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
随筆 「サルオナ」
猿がオナニーを覚えると一生やり続けるという巷説がある。
しかしこれは、男が己の性(さが)を披露しているに過ぎないトートロジーのような気がする。
それ位男はオナニーをするものだし、回数について変遷や個体差はあれど、年齢の上下を問わず、する時はする。
俗に“溜まる”“ヌく”とは言いえて妙だ。
もはや習性、いっそ宿命と言えるかもしれない。
いやはやこの世にはオナニストが溢れているのだ。
それだものだから、他人のオナニーを目撃することもさして難しいことではない。

幼少のみぎり、団地に住んでいた。
ある晩、外出先から帰ってきて、ふいに三階の廊下から外へ顔を出した。
ちょうど両親が玄関の鍵を探していた時だ。
すると、眼下の駐車場に一人の青年が立っていて、今まさにナニを握りしめている所だった。
年の頃なら十代後半から二十代か。
そいつとバッチリ目が合った。
癖(へき)なのであろう。
大団地を見上げ、見られるかもしれない状況で、彼はそうせざるを得なかった。
あるいは魔が差したのかもしれない。
立ち小便をした直後に、ちょっとした長めの水切りを試しただけかもしれない。
いずれにせよ、それは確かに秘め事であった。
同じ男として直感がそう教えてくれた。
早熟な私は、既にしてその意味に通じていたからである。
私は慌てて頭をひっこめた。
今にして思えば、もっと見ていてやってよかったのかもしれない。
奴がそれを歓んだかもしれないから。
それとも単に逃げ出しただろうか。
その時の私は親に告げ口すらしなかった。
これはただ憐憫の一種である。
紳士として、もしくは武士の情けとして、私はそういう場合に見逃す選択を採っている。
己ばかり高尚であるわけがない。
一皮剥けば彼も我も痴 漢だ。
まして、一人の時間を満喫しているだけならば、放っておけばよろしい。

大浴場に一人きり、などというシチュエーションはままあることだ。
その場合に、ふと大胆になる輩がいる。
まさか見られているとは思わなかったのであろう。
ある少年が一人、まさに最中であった。
循環させた湯を浴槽に流し続ける注ぎ口があって、そこのは拳二個分程の平たい石で出来ていた。
彼はそこへ、自身のナニを乗っけたのだ。
中 学 生位だろうか、ちょうど立ち上がったら股間がその位置になっていた。
きっと湯の流れをせき止める時、陰茎に当たる刺激が心地よいのだろう。
好奇心にして出来心。
果たして若さだけのことで片付けられるだろうか。
大分間があって、時には竿をしごくなどして盛り上がって、彼は素知らぬ体で出て行った。
その間、ゆるゆるゆるゆるとシャツのボタンに手をかけ続けた私は、間抜けなお人よしである。
私もまた、あたかも今来た様子を装いながら素知らぬ体ですれ違い、浴場に入った。
ただ、件の湯船に浸かることをためらったのは言うまでもない。
何やら浮いているものを見つけたりなどしたら、ようやく苦々しい思いを抱くであろうから。
だが、公衆浴場などという所は、えてしてそういうものではないだろうか。
サウナの椅子に付いていたぬめり、シャワーを終えた者の足元から滴るなぜかとろみのある雫。
ジャグジーバスなどもってのほかだ。
危惧し始めたらキリがない。

もっとも、裸の場では覚悟の前であっても、服を着た日常こそ実は危ういことがある。
“外から帰ったら手洗い・うがい”なんて標語、子 供ならずまだ多くの人が切実に捉えていないであろう。
誰が触ったか分からないのに?
例えば、ズボンのポケットに手を突っ込んでシコシコ。
これはもう古典的光景であって、こんな奴は変態でも強者(つわもの)でもない。
あるショーケースの前に男がいて、まさに今これをやっている。
熱い視線の先には美少女フィギア。
晴れてオカズと認定されたわけである。
好みは人それぞれであって誰に否定する権利もない。
問題は、タダで用を足そうとする奴の卑しさである。
えてして、オナニーとタダは親和性が高い。
手軽さ故のことであろう。
我々は、これを必要なものと認めながら、いやむしろその普遍性故にか、どこまでも卑屈に蔑視を送り続ける。
それが哀しくもあり、愛おしくもあり……
湯船の少年も、フィギアの男も、実に低いハードルを越えて、あちら側へ逝った。
年は関係ない。
要るのはただ機会。

部屋に入ると、ジイサンが慌てて股間から手を引き、こちらを直視したことがある。
何をしていたものか、何を隠したものか。
古希を超えたジイサンだ。
男への讃歌、精子への挽歌。
やんぬるかな、この行為の魅惑性よ。
なんて手で生活しているのだろう我々は。
目に映るものが決して無菌でないことを、ゆめゆめ忘るることなかれ。


羞恥の風
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ひとみの内緒話
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[2018/12/06 22:00] | 一話完結 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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