おことわり
R18
このブログには、エッチなことがたくさん書いてあります。まだ18歳になっていない人が見ていい所ではありません。今からこんな所を見ていると、将来ダメ人間になってしまいます。早くほかのページへ移動してください。

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なお、掲載している小説はすべて作りごとであり、実在の人物・団体等とは一切の関係がございません。

    
お知らせ
「オナこもりの小説」は、エロ小説を気ままにアップしていくブログです。たまに、AV女優や、TVで見た巨乳のことなども書いています。左サイドにある「カテゴリ」から、それっぽい項目を選んでご覧ください。

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妄想の座敷牢ひとみの内緒話羞恥の風ましゅまろくらぶ



小説には、連続作品と一話完結作品があります。連続作品は、左「カテゴリ」の各作品名より一話から順番に読むことができます。また「目次」には、各作品の概要などをまとめた記事が集められています。

■連続作品
◆長編作品
「子宝混浴『湯けむ輪』~美肌効姦~」

◆中編作品
「大輪動会~友母姦戦記~」(連載中)
「青き山、揺れる」 ▼「師匠のお筆」

短編作品
「ママの枕」  ▼「ブラック&ワイフ」
「夏のおばさん」  ▼「二回り三回り年下男」  ▼「兄と妻」

一話完結
「シーコイコイコイ!」
「サルオナ」  ▼「母の独白」  ▼「童貞卒業式」  ▼「お昼寝おばさん」
「上手くやりたい」 ▼「珍休さんと水あめ女」 ▼「栗の花匂う人」
「乳搾りの手コキ」 ▼「妻つき餅」 ▼「いたずらの入り口」
「学食のおばさん便器」 ▼「山姥今様」 ▼「おしっこ、ついてきて。」

[サンプル動画]鈴木志帆~佐藤美紀
YourFileHostで現在見られる動画を一応挙げておきます

●鈴木志帆
清純Fカップしほ 前編」より
1:ペニバンを谷間に挟んでペロペロ→ベッドに寝そべる男にフェラ(4分半)
2:ローション付きうつ伏せパイズリ→再びフェラ→口内射精→笑顔(4分半)
[参考]「清純Fカップしほ 後編
クンニ→バイブズボズボ→ファック

●佐藤美紀
ザ・タブー家族 義母がすけべで身がもたない 23
「ザ・タブー家族 義母がすけべで身がもたない 23」より
茶髪にロン毛、タトゥー入りのチャラい息子との情事シーン
1:息子が入浴する風呂場に乱入→体を洗ってやる→ついでにフェラ→布団の上で下着姿の美紀さんが上に乗ってきて→フェラ(6分半)
2:膝上パイズリ→攻守交替→クンニ→全裸になって騎乗位挿入→自ら腰振り(6分半)
3:騎乗位、息子の腰振り→四つん這いバック→正常位→中出し→起き上がって自分で精液をかき出す(6分半)




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[2009/09/13 03:24] | AV女優 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
「青き山、揺れる」(19)

恐る恐る目を開けてみる。幸い目の周りにはかかっていなかった。飛び散ったのは、鼻から顎にかけてだ。それの生温かさが、ジンジンと肌を焼く。

(剥いただけなのに……!)

驚くほど唐突な射精だった。ちょっと触って、包皮を剥いて、それだけである。それだけで白木は漏らしてしまった。彼の興奮状態は、とっくに頂点に達していたのである。これで間違いなく、彼が祐子との性交に期待を持っていることが裏付けられたわけだ。

口元の粘液が、ゆっくりと顎の先へと流れていく。祐子はそれが落ちないように、慌てて手を下に添えた。と、目の前の陰茎からも白い滴が垂れそうになる。彼女はそちらにも急いで手のひらを伸ばした。両方の手を、それぞれ受け皿にして構える。

(すごく出てる……)

祐子はうっとりと、眼前の亀頭を見詰めた。その先端の口は普段なら黒い影になっているのに、今は白い汁が詰まって塞がっていた。まだまだその奥の管に、残り汁が溜まっているのだろう。十代の精子、童貞の精子、白木が女の前で初めて見せた精子である。

と、鼻から流れてきた汁が、唇の隙間に伝ってきた。祐子はそれを口内に導き入れる、それを肉棒を見ながら。まるで、絶景を肴に盃を傾けるような体だ。

(おいし……)

ムアッとしたむせ返るようなにおいが、口の内外に漂う。獣のオスのにおいだ。それは、女だけが感じることのできる、満足なにおいである。祐子はそれに満たされながら、舌先に乗せたザーメンの形を、上あごの裏で押しつぶす。そして味わう。

すると、味わえば味わうほど次が欲しくなる。彼女は、顎の下に添えた手のひらで口の周りの白濁汁を集めると、恥ずかしげもなくそれをすすった。ドロンドロンと、濃い固まりが口内に流れ込んでくる。それを歯の間に通して弄ぶ。

(もっと……)

まだまだ物足りない。味を占めると返って飢えてくる。どうしてこんなに美味しいのか、そう思いながら、祐子は続いてそれの出る蛇口本体へと狙いを定めた。それの下に構えていた手で、とうとう陰茎を引っつかむ。

「うっ!」

その刹那、白木が呻いた。はっとして祐子が見上げる。

「あっ、ごめん。痛かった?」

射精してすぐのペニスの扱いについて配慮が足りなかったと、彼女は反省した。といっても、彼女には射精後にそれがどういう状態になるのか、いまいち理解不足ではあったが。

「い、いえ……」

白木は平気である旨を伝えて、少し太ももに力を入れた。局部が敏感になって、切ないのである。

祐子は彼の反応を確認すると、改めて射精の大ごとであることを知った。彼女なりの理解では、射精とは、膨大なエネルギーを消費する崇高な儀式なのである。それゆえ彼女は、男根とそれが働くその仕事を尊敬してすらいた。

今しもそんな重労働を果たした男根を労わるように、祐子はそっとそれを揉みほぐし、やがて、唇を近付けていった、周囲をテラテラと光らせた口をあんぐりと開けつつ。

「うぅっ……!」

またしても軽く呻きながら、白木は二度、三度と立て続けに痙攣した。亀頭が祐子の口の中に埋まっていき、その裏側に柔らかい舌が当たった瞬間だ。初めて男根で感じる女の口は思いのほかに柔らかく、いつも手でしているより数倍優しい刺激だった。

祐子はちらちらと彼の様子を窺いながら、全ての精液をぬぐい去ろうと躍起である。といっても、包皮を剥いただけで発射した白木の陰茎は、全体に元々濡れていなかったので、彼女の口の中の精液が返ってまぶさってしまうのであるが。

祐子の口内は今、大変に精液くさいのである。それは、白木のペニス本体を上回るほどの臭気だ。元来彼の皮に包まれていた部分にも、相当なにおいが溜まっていたのだが、祐子はそれをものともせずに舐めしゃぶる。

(美味しい……あぁ、美味しい……)

鼻の穴を広げて、祐子は童貞少年の包茎ペニスを一心不乱に口淫する。一時下降気味だった肉棒も、その勢いに早くも再上昇を始めた。すると、祐子の動きは一層激しくなる。固くなればなるほどしゃぶり甲斐があるといった風で、口をすぼめてそれに吸い付くと、片時もその全貌を外に現させることがない。

「ン、フゥ……」

目をトロンとさせ、鼻息を荒げながら、くわえたままの口をモグモグと動かす。舌先で尿道口をほじって、詰まっている残り汁を出させようというのである。

(出して、出してぇ)

唇の締め上げも加えて、それを誘う。これできれいさっぱり精液は出尽くして、おまけに陰茎は勃起し再戦可能となり万々歳、というのが彼女の目論見であった。

が、それにしては彼女は張りきり過ぎた。その口淫は白木にとって容赦のなさ過ぎるものだった。彼は確かにまた勃起した。性交に申し分のない固さに復した。しかし、そのまま頂点にまで昇りつめてしまったのである。

(あん、出てきた! あっ、すごっ……あっ! あっ!?)

祐子はまた戸惑わされた。チョロリと漏れ出た液体に悦んだのもつかの間、それに続いて、続々と生温かい汁が舌の上にあふれ出てきたのだ。その量は、明らかに残り汁のレベルを超えていた。彼はまた射精したのだ。


<つづく>




<目次>
(1)~(10)(11)~(20)(21)~(30)(31)~(40)(41)~(50)
(51)~(60)




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[2010/11/05 22:00] | 「青き山、揺れる」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
「青き山、揺れる」(20)

(うっそ、また!?)

彼女にとっては考えられない早さだった。まったくの計算外である。彼女の感覚としては、それほど本格的にフェラチオをしたつもりはない。経験上、この程度ではイかないだろうという限度で止めていたはずなのだ。しかも、先ほど出したばかりでもある。

だが、彼女がどう思おうとも、現に男根は噴射を始めてしまっているのだ。祐子はとにかく、その流出を受け止めるしかなかった。生温かい汁は、とめどなく舌の上に広がっていく。

「ン、ングッ!」

奥に飛んできた一滴にびっくりして、思わず喉を絞る。続いてあれよあれよと言う間に汁はその先の管へと勝手に流れ落ちていく。精液はドロドロとした固まりがつながっていたりするから、そういうのが舌から咽喉へと長い線を保ったまま動いたりする。祐子はとうとう咳き込んだ。

「ゴホッゴホッ!」

「す、すいません……!」

気持ち良さそうに股間周辺をプルプル震わせながらではあるが、白木は心配そうに謝った。

「ん、ううん、ごめん……」

涙目になりながら祐子は言った。その口からよだれと精液がこぼれ出ると、慌てて手を出してそれを受け止める。吐いてしまって、みっともないことをしてしまって、ごめん、というのが今の気持ちだった。

祐子は手に受けた汁をためらうことなく口に戻すと、改めて肉棒をくわえ直した。再び口淫の始まりである。ただ、またここで漏らしてしまっては困るので、今度は軽く汁を吸いだしてほとぼりが冷めるのを待つと、完全に勃起する前にやめてしまう。

そうして肉茎を吐き出すと、ふっと一瞬気が抜けて彼女は立ち止る。

(ええと……)

劇的な射精を連続で目の当たりにしたせいで、いささか思考が停止してしまっていた。しかし、すぐに次の段取りを思いついてそれに取り掛かる。まだまだ“かわいがり”の手順は残っているのだ。

次の予定は、男から女への愛撫である。正直なところ、祐子は、これは飛ばしてしまいたい気分だった。だが、指導である以上教えてやらなければならない。彼がこれから巡り合うであろう女性のためにも。

そう思った彼女は、彼を起き直らせ、その目の前でひと思いに胸のタオルを外してみせた。白木はそれを見ていた。が、相変わらず何のリアクションもない。実に表情に乏しい男である。

その様子と、まだこれから踏まなければならない段取りがあることに疲れを覚えながら、祐子は頭を悩ませた。

(で、これからどうすれば……?)

おそらく何か命じなければ、彼は一生何もしてこないだろう。それに、困っているのは自分以上のはずだ、そう考えた祐子は、覚悟を決めて彼の手を取った。そして、それを胸へと導いていく。

白木は乳房に手をつけた。しかし、それ以上握ろうなどとはしてこない。

(ウーン……)

祐子は心で苦笑した。そして、こんな時いづ美ならどうするだろうと思案した。おそらくいづ美ならば、何かもっと言葉をかけるのではないだろうか。それも、かなり挑発的でエロスに満ちた台詞を。

そう思いついた、が、それは祐子にとってややハードルの高いものだった。まず言ったことがないし、それに、この反応の薄い白木が、そういう挑発的な言葉に乗ってきてくれるかも疑わしかった。いや、まず乗ってこないだろう。となると、自分ばかりがバカを見ることになる。

それは精神的に厳しい。特に、彼の二回り以上も歳の離れた身としては、その失敗はかなり屈辱的である。そういうこだわりを、いまだ捨てきれない彼女なのだ。

また加えて言うならば、そういう誘い文句というのは、相手が自分の体を切望しているという前提があって成り立つものだと思うが、祐子には、そこまで言い切る自信がどうしても持てなかった。もしそんなことを言えば、自分の中の冷めた人格が、途端に笑いだしそうだ。

(どうしよう……)

彼女は大いに悩んだ。色々考えたが、結局何か言葉をかけてみようという結論に達した。コミュニケーションをとることは、どの道必要だろうと思ったからだ。

「あの……」

祐子は口を開いた。

「触るの……初めて? その……お、おっぱい……」

恐る恐る聞いてみる。すると、相手もまた恐る恐る答えた。

「あ……はい……」

基本的に内面は素直な彼である。

「そう……」

言ったきり、黙ってしまう祐子。会話が止まる。これではいけないと、また話を振る。

「あのさ……もっと……あの……もっと、揉んでもいいよ。その……好きなように……」

彼女としては、かなり踏み込んだ発言だった。それにしても、我ながら随分とピュアなやりとりだと思う。まるで、人生で初めて付き合った恋人同士みたいな純朴さだ。どうも、白木に影響されてしまったらしい。

その白木は、おずおずと指を閉じたり開いたりしだした。その合い間に、一々こちらの顔を窺い見る。祐子はそれに対して、これまた一々鷹揚にうなづき返してやる。すると、彼もようやく安心したのだろう。少しずつながら大胆な手つきになっていった。

グニャリグニャリと形を変えてみたり、鎖骨の近くまで撫でてみたり、腋の方から脂肪を集めたり、乳首をつまんでみたり……。

(そうそ、いい感じ)

相手がやる気を見せだしたことを喜びつつ、祐子は次の指令を下した。

「す、吸ってみても……いいんじゃないかな……」

微妙な言い方だったので、白木はちょっと戸惑ってしまったが、やはり彼女の顔色を窺いながら、彼女がうなずくと、すぐに乳首に吸い付いていった。

「うん……そう。こっちも……」

逆の乳房も勧める。白木はすぐにそちらに移動する。まったく従順である。そんな彼は、初めの内は軽く吸う程度だったのが、次第にチュウチュウと強く吸うようになり、やがて舌でペロペロと乳首を転がすまでになった。

(やればできるじゃない)

そう思うと同時に、祐子はなんだか白木のことが可愛くなってきた。ふと彼の股間が目に入る。その中央で、彼のムスコもまた真っ直ぐ立って彼女を見つめ返していた。彼女の頬に笑みが広がる。

(いい子いい子)

姉のような、しかし淫らな目で白木を見つめながら、祐子は優しく彼の頭を撫でた。


<つづく>




<目次>
(1)~(10)(11)~(20)(21)~(30)(31)~(40)(41)~(50)
(51)~(60)



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[2010/11/06 22:00] | 「青き山、揺れる」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
湯けむ輪(41) 22:22

子宝混浴
『湯けむ
~美肌効


こだからこんよく
ゆけむりん
びはだこうかん






――午後十時二十二分


ワイワイガヤガヤと、男達は寄ってたかって倫子の体にむさぼりつく。儀式、すなわち、童貞少年達の初体験授業が終われば後はもうルール無用と、宇川が音頭を取って、またあの浴場での輪姦遊戯が再現される。

「空いてるとこつこて、好きにしたらええねんで」

「そやそや、女の体は全身オメコやさかいな」

宇川の差配に、牛滝が乗っかって下品に煽る。

すると、もはやそれに気圧される少年達ではなかった。特に年長学年の者が積極的に動けば、それに従って後輩達もその隙間へと押し寄せていく。もはや遠慮をしていても損するばかりだということに気がついた模様である。

たった一人の女の体に、所狭しと肉棒が喰らいつく。割れた先からよだれを垂らしながら、まるでそれ自体生き物のように熟した白肌へと突き進んでいく。そうして各自がその持ち場持ち場で愉しみを見つけていくうち、中にはあらぬ所で本懐を遂げる者も現れた。

いや、本懐というよりも、むしろ自失と言った方がいいだろうか。本来の性交渉とはあからさまに無関係な場所で、半ば一人でセックスを行い果ててしまうのだ。

例えば、乳房と格闘して精を吐く者がある。二年生の大牧や白峰がそうだ。二人は、己が亀頭を倫子の肉厚な乳に突き立てて、そのままそこに白濁汁をまぶしたのである。

また、西浦と伊東の一年生コンビは、揃って倫子の手の中に射精した。倫子はもう握力もなく、自ら握ることはなかったが、二人は彼女の指を無理やり自分達の陰茎に絡ませて、手淫を行ったのである。やっていることは自慰と変わらなかったが、女の指でしごくというだけで興奮の材料にはなるのであった。

彼らがこうして、ほとんど一方的にセックスを完結させてしまう背景には、興奮の故もあったが、単純に挿入機会が回ってきそうにないからというのもあった。現に今“穴”は三つとも塞がっている。最大限に利用できる箇所の全てが。

口には吉野、膣には湊山、尻穴には渡瀬。さらに交代して、膣には須賀谷、口には三国、続いて関。尻穴は、牛滝の宣伝もあり人気で、渡瀬に次いで榊原、さらに赤石、栃尾、別所までもが入った。まさに、肉食獣が寄ってたかって獲物をむさぼるという感じで、中年・少年入り乱れての突き合いである。

その上、中年はいつも少年のお手本となるので、先輩がやったことは必ず後輩も真似をしていく。例えば、吉野が口の中で射精すれば、三国も関も同じように口内で漏らす。赤石、栃尾、別所に至っては、牛滝から直接レクチャーを受けての腸内射精であった。

「ンッ、ウッ、ンヒイィー……ッ!」

天国の空を突き抜け、さらにさらに上の国まで飛び上がっていく感覚に、倫子のエロスは行き場を失って爆発し、彼女は我を忘れて喘ぎ狂った。絶頂に次ぐ絶頂は既に何度も味わわされてきたが、幾度エクスタシーに達しても、必ず強烈な大波というのが時々やって来るのである。さっき三穴同時に肉棒を突っ込まれた瞬間などが、ちょうどそうだった。

「ング、フェ、ハ、ア、ア、ア、ア……ッ!」

倫子はもう完全に正体を失って、目を裏返していた。表門と裏門と両方から侵入され、グリグリと同時に通路をえぐられれば、誰だって正気を保っているのは至難の業だが、それを休みなくされ続けるのだからもってのほかである。

殊に裏の門はもはや閉めようもない様子で、門番であるはずの筋肉も職場放棄したらしく、そこは終始開きっぱなしで、パックリと黒く深い闇をのぞかせていた。もっとも、門内にはひっきりなしに来客があるので、その闇の奥は常に明らかとならない。

「ングオォー……ッ!」

肛門の奥を深々と突かれ、倫子の咆哮がこだまする。ついさっき失った処女なのに、もう早くも、彼女の人生で普通に膣で交わった男根以上の本数をそこに受け入れていた。こうなると、そこはもう排泄の器官ではなく、完全に交尾の穴として完成した感じだ。心なしか、入れやすいように潤滑液が出て濡れているようですらあった。

とはいえ、本来そういう構造になっていない所へペニスを入れるというのは、やはり相当に無理があるらしく、受け入れる当人には息もできないような苦しさがあった。そこへ持ってきての、口腔への挿入である。

「グッ、フォッ!」

完全なる呼吸困難であった。こちらも陰裂よろしく、勝手に陰茎を挿入され、出し入れされるのである。男達の腰振りは容赦ない。自分の気持ちよさに夢中になって、人の口であることなどお構いなしに、腰を唇に向かって打ち付ける。パンパンと肌のぶつかる音が聞こえる程だ。

硬直した肉茎が入っているのだから、される方はたまったものではない。長い得物は喉の奥まで刺さる。倫子は度々胃液を吐いたが、それでも出し入れは止まないので、口の周りはいつしかネバネバの汁だらけになった。

「アガ……アグァガァ……ッ!」

獣の声で息を吐く。ここは地獄か極楽か、少なくともこの世とは思われなかった。右を見ても左を見ても、立ち並ぶのはペニス、ペニス、ペニス……。オスの本能むき出しで、倫子に種付けしようと勃起するペニス達ばかり。穴に入っている以外にも、胸や手や、さらに腕や腹、背中、脚にまで、隙あらばこすりつけられるペニス。

(こ、こんなことが……)

頭の中は真っ白になり、もうアヌスもヴァギナも、何もかもよく分からない。彼女はただただペニスに使われるマシーン、セックスマシーンだった。

そういう状況に至りなば、たとえ今以上に男根の本数が増えようとも、この際新たな感慨はないというものである。そして実際、本数はまたしても追加されたのであった。


<つづく>



(001)19:53~(010)20:15(011)20:18~(020)20:44
(021)20:47~(030)21:07(031)21:09~(040)22:03
(041)22:22~(050)23:53

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[2011/07/01 22:22] | 「湯けむ輪」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
湯けむ輪(42) 22:51

子宝混浴
『湯けむ
~美肌効


こだからこんよく
ゆけむりん
びはだこうかん






――午後十時五十一分


「お、お前ら……?」

「え……何これ……?」

口々に戸惑いの言葉を口にしながら現れたのは、青年の三人連れだった。彼らは、赤石ら卓球部のOB。今度の合宿の指導者、ないしは引率者として同行していたものである。

折しも、後輩別所が腸内に射精を終え、それに牛滝が入れ替わろうという時だった。牛滝が言う。

「おっ、なんやなんや、まだ仲間がおったんか。自分らもこっちきいな」

彼の言葉は、青年らの煩悩を強烈に揺さぶった。本当なら、力づくでもこの状況を阻止して、後輩達には説教をし、その上で顧問の教師らに報告するべき所なのであるが、すっかり鋭気をくじかれた。

今の彼らの内に湧きあがっていたのは、むしろ後輩らに対する羨望の情だった。どうひいき目に見てもいかがわしいこの状況下で、三人は、自分達年長者よりも下の者らがうまくやっているらしい点に、嫉みに近いものを感じたのである。

そこへきて、宇川がダメを押す、倫子の口に陰茎を放り込みながら。

「風呂場でこの子らと仲良なってなあ。ほんで、この奥さん囲んで、さらに親睦を深めよかいうことで――」

相変わらず巧みな雰囲気作りで、論理を丸めこんでいく。

三人は、もはや皆まで聞いていなかった。彼らは、やや媚びを含む乾いた笑みを頬に張り付けて、そろそろと集団に近づいていった。わずかにあった葛藤も、この部屋の内に充満する淫らな気風の前では無力だったようだ。

となると、後はもういずこも同じ男女の営み、早くも新参の一人・玉造(たまつくり)が女陰に挿し、これが終わると続けざまに同志・川棚(かわたな)も挿して、淫猥の宴に染まっていく。

「おっ、自分はアナルかいな」

射精を終えた牛滝が声をかけたのは、東郷(とうごう)。彼は、牛滝が放出したのを見て、それに肌をすり寄せんばかりに次の番を取ったものだ。

「ええアナルやでこれ、よう締まりよる」

さすがの牛滝もいささか押され気味に避けながら、しかし同好の士の登場は嬉しいらしく、快く次を譲った。

譲られた東郷、どうやらアナルには目が無いらしい。なんと一々抜き出しもせず、立て続けに三発も放出したものだ。

「ケツマンコ最高!」

思う存分に尻穴を一人占めして、大満足の彼である。金で買った女では、常々これだけ満喫できたためしがなかったという。

一方、その間も他の新規二人の活躍は続いている。玉造は宇川の後を受けて口内に突っ込み、そこで果てるや、そのまま、やはりこちらも仕事を終えてきた川棚と持ち場を交換した。つまり、口に川棚、膣に玉造、尻に東郷というフォーメーション。彼らもまた、強欲絶倫この上ない男達であった。

こうなってくると、少し可哀想なのは若手達だ。日頃からのタテ関係というものがある以上、どうしてもOB達に道を譲らなければならない。したがって、ますます主要三ヶ所に当たる率が低くなってしまった。

それでも周りを取り巻いて何とか想いを遂げようとし、また新たな指導者の出現で、これまでにないやり方を取り入れたりもする。例えば、膣を出た玉造が、今度は胸の谷間に挟んで精液を搾り出してみせると、それをすぐさま赤石と栃尾が真似る。

パイズリ

そう教えられたこの行為は、少年達に夢を与えた。女性の豊満な胸の間に陰茎を挟み、その圧力でズリズリとやる、これほど象徴的な猥褻行為はない、そう思われたのだ。

赤石も栃尾も、歓喜に浮かされてパイズリを愉しんだ。先輩がやったように、汗と精液まみれの柔肉をかき集めて己が前方に固定すると、直立した肉棒は密着した脂肪の中にすっかり隠れてしまう。その状態で腰を前後する。少年らの心には、ちょうど余裕が出てきていたこともあって、その行為がとてつもないエロスに感じられるのだった。

こうして二人が乳房の狭間に発射している頃、別所はまた別な新境地を開拓していた。これもやはり先輩に倣ったもので、顔面への射精である。

これまで、男らは随所に陰茎をこすりつけて女体を感じてきたが、不思議と顔周りだけは遠慮していた。中年親爺達もそこは特に重視せず、何となくそれは無粋なことのように少年らも感じていたのである。

川棚の行動は、いわばそのタブーを破ったようなわけだ。

「顔コキからの……顔射!」

彼はいと楽しげに、自らのペニスを倫子の顔面にこすりつけると、そのままそこでフィニッシュまで迎えてしまったのだ。

「わたあ……えらいことしよった」

「現代っ子やなあ」

「ビデオの見過ぎやで、しかし」

親爺達は口々に評価を発する。それは非難のようでもあり、一方で歓迎のようでもあった。

別所はそれを見て、心踊らされたわけだ。彼もその歳で既に“ビデオ”なるものを見ていた。そこでは、“顔射”が日常茶飯事だ。そこで、早速に自分もやってみたのである。

既に数度の放出を経ている二人の量は決して多くはなかったが、それでも倫子の鼻柱から頬にかけて、白く濁った粘液は流れ伝った。

OB三人組は、年を喰っているだけに少年らよりも性的知識が豊富であり、一方で若いだけに中年らよりも行動が積極果敢であった。爆発した彼らの欲望は、落ち着くことを知らない。これを受け、後輩らは押しやられてしまうし、他方中年らは体が付いて行かないしで、両者ちょっと後ろに下がり気味で応対せざるを得なくなった。

そうなったとき若者たちが何をしだすかというと、携帯電話を出して“パシャリ”、である。まさに“現代っ子”の振る舞いだ。目の前の犯され女の像を手元に保存して、いずれ自慰のお供に、という稚拙な考えである。

もっとも、こういう傾向は何も若者に限ったことではなく、男に共通したものであるらしい。なぜなら、この部屋に来てからすぐに自室にとって返し、用意よくカメラを持ち込んでいる男が、実は中年の中にいたからである。そのレンズは、輪姦妻の狂乱ぶりを余すところなくストーキングしていた……。

ところで、攻め手がこうして偏ってしまった点や、射精一巡以上で少しく心にゆとりが出来た点などから、折しも顔射で倫子の顔が汚れたのを契機として、ここで宇川がタイミングよく一つの提案を行った。

「もう一遍温泉に降りよか」


<つづく>


現在時刻23:20(3時間27分経過)
挿入された男根=20本
発射された精液=49発(膣24・尻10・口6・胸5・顔2・手2)



(001)19:53~(010)20:15(011)20:18~(020)20:44
(021)20:47~(030)21:07(031)21:09~(040)22:03
(041)22:22~(050)23:53

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[2011/07/25 22:51] | 「湯けむ輪」 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top
湯けむ輪(91) 04:12

子宝混浴
『湯けむ
~美肌効


こだからこんよく
ゆけむりん
びはだこうかん






――午前四時十二分


吉野と入れ替わったのは袋田である。“サービス”の功績を讃えられ、急遽譲られたのだった。

尻穴には東郷が入った。やっと念願叶ったわけである。つい先程エレクトしたばかりの彼だったが、こと肛門となると凄まじい勢いでリバースしていた。

一方、口の“ソーセージ”はそのままそこで肉汁を吐いて萎れた。だが数には事欠かないわけで、次々と新しい肉棒が差し入れられる。松倉、榊原、鎌先と順調に白濁汁を放出していった。一度に三本同時にしゃぶらされる瞬間もあった。

「奥さん、ウインナー大好物だね」

と松倉が言えば、

「フランクフルトと言いなさいよ、あんた」

と鎌先が返し笑い合う。

倫子の口はすっかりふやけてしまって、硬くて太い肉棒でかき混ぜられても、もはやミルク飲み人形ほどの吸引力もない。だがペニス容器としては十分だ。むしろそのための穴だとすら言っていい。

「ンア……フハ……」

休みなく勝手にモゴモゴさせられながら、倫子は次第に酸欠状態になって意識が朦朧としてきた。

しかもそこへ、渡瀬が余計なことまでしだしたから大変だ。

「どや倫子ちゃん、倫子ちゃんも一杯どうや」

そう言いながら、彼がよこしたのはお猪口である。そこになみなみと注いだ酒を、なんと彼女の口の隙間から流し込んだのである。

わけの分からぬままに何でも飲み干してしまう倫子。おまけに酒をまぶした陰茎までしゃぶらされる。これも渡瀬の仕業である。

「こういうのなんて言うのかね。“松茸の酒蒸し”かな」

羽根沢がそんな命名をし、自身もそれをやってみる。

こうして倫子は精液の連射に続いて、清酒、そして清酒の沁みた陰茎、さらに精子と清酒の混合液、そしてまた清酒、また陰茎、と前代未聞のチャンポン飲みをさせられることになった。

さらに、さらに、だ。

「ああ、酒入ると近うなってかなわんわ」

と言い様、渡瀬が次に飲ませたのは小便である。彼はなんとあろうことか、倫子の口の中で放尿を始めたのだ。

「ビールやビール。生ビールや、へへ」

彼はそう茶化しながら、悪びれもせずに笑った。

「おや、奥さんはビールもいける口ですか」

そう言いながら、何も知らずに寄ってきたのは浪岡である。すっかり出来上がっている彼は、持っていた缶ビールを傾けて、彼女の口にこれまた流し入れた。

「ゴホッ! ゴホッゴホッ!」

大いにむせながら、しかしどちらもちゃんと飲み干す倫子。冷たいビールも、そして“温かい生ビール”も。たとえそれが小便であっても、彼女の喉は支障なく潤されていく。

もちろん浪岡は、“つまみ”を出すのも忘れない。ビールのあてはウインナーである。ただ今の場合、つまみは大量にあるので彼のものだけが食されるわけではない。先の羽根沢の分もまだあるし、後からは別所もこれに加わった。

「搾りたての生ビールは格別でしょう、奥さん」

羽根沢はそう言って、彼もまた“生ビール”を飲ませた。事情をわきまえている彼のものは、もちろん温かい方だ。倫子はゴクゴクと飲んでいく。飲みきれない分が、大量に喉を伝って流れ落ちる。精子の残滓の混じった、濁った液体である。黄味はあまりなかった。

「うわぁ、ちょっと勘弁してぇや」

下にいた須賀谷が、その液を下腹にしたたか浴びて苦言を呈する。彼は袋田の後を継いでいたのだ。

「ひどいことするねえ」

女体の裏からそう感想を吐いたのは、東郷の後を継いでいた沼尻である。後ろにいる彼は、幸い被害を免れていた。

倫子は今、湯船のへりに座って前後を挟み撃ちされつつ、仁王立ちした男らから口淫を強いられているのだ。数あるワイフの中でも、ダッチワイフはとりわけ忙しい身分なのである。

一方、男達の方はというといい気なもので、自分の出番でない間は離れて談笑したり飲食したりし、そうしてまた気分が出てくると、女に寄っていく気ままな生活である。酒席でちょっと席を立って用を足しに出ていき、また戻ってくるような感覚だ。

さて、羽根沢、浪岡が済むと、ちょっとの間単独になった別所は、なんと彼も口内放尿を始めた。

「こらこら、未成年のくせに“ビール”か」

下から須賀谷が苦笑いする。だが、無論飲酒ではないから、その意味で咎められる筋合いはない。

「へへへ」

当初に比べれば随分大胆になった彼は、諦めることなく行為を貫徹した。特に口を独占しているわけであるから、彼は倫子の頭をがっしりと押さえ、手で陰茎を支えることもなく、思い切り口内に小便を出した。

「オォ……」

尻をプルプルと震わせ、うっとりとため息をつく別所。

片や、飲尿妻は必死だ。むせ返りながら涙を流す。その半開きの目は、とうに何物をも見ていない。さっき須賀谷が袋田と交代し、そして射精したあたりから意識がなくなっていた。だから、素直に飲むというよりも、勝手に喉へ流し込まれているといった方が正しい。反射的にせき込みはするが、基本はされるがままである。彼女の喉は、尿瓶なのだ。

射精後の陰茎はまだ勃起していたが、それが次第に治まってくると、別所はどんどんと腰を前進させていった。それにつれ、海綿体が舌の上を滑って、奥へ奥へと侵入する。そして遂には、倫子の尿瓶喉へ直接尿が注ぎ込まれるという寸法だ。

別所は下界を見下ろして恍惚となった。女に小便を飲ませている。女の口に根元までペニスをくわえさせて、自分は女の口の中で小便を出している。深く挿入するが故に、彼女の唇はこちらの陰毛に覆い隠されているほどだ。彼の欲情は歪んだ快楽に目覚めていた。少年は女を支配する悦びを知ったのである。

すると、再び海綿体が硬直し始めた。別所は倫子の髪をつかんで、やや乱暴に腰を前後に振りだす。

「フゴッ! ングォッ!」

完全に目を裏返して、尿瓶女は断末魔の唸りを上げた。口辺からは泡を飛ばしている。様々な汁が雑多に混じった泡である。

別所は自分の出した尿の温もりの中で、ゴシゴシとペニスを滑らせる。性交に続き排泄、そしてまた排泄と、やりたい放題の彼である。人を人とも思わぬ所業だ。その穴は彼にとってただのオモチャなのである。

その強烈な飲尿イラマチオによって、彼は再び射精した。彼の性器もまた、放尿と射精を繰り返すだけのただのオモチャになっていた。

「フー、フゥー……」

快感に目を細めながら、荒い息をついて別所は口性器の舌を無理やり引っ張り出す。そうして尿道口をその先でほじくらせた。すると、粘っこい汁に続いてまたぞろ生温かい液体がチョロチョロと湧き出す。彼は震えながら、時にはビクンと大きく尻を跳ねさせながら、夢中で女の口をもてあそび続けた。

その様を見て、宇川が呆れながらつぶやいた。

「悪ガッキゃなあ」

彼は須賀谷の後を受けて、そろそろ自分も、と陰門に入らんとしていたのだった。


<つづく>




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[2012/12/10 04:12] | 「湯けむ輪」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
湯けむ輪(98) 05:33

子宝混浴
『湯けむ
~美肌効


こだからこんよく
ゆけむりん
びはだこうかん






――午前五時三十三分


さて、赤石が二連射に挑戦中も他の部位が放置されていたわけではない。学生らはまるで憑りつかれたように黙々と姦淫をやめなかった。

口淫の別所は中途から顔ズリに切り替えて気をやり、そこでまたも尿を浴びせたし、川棚は髪コキに切り替えて達し、彼もまたそこで小便を流した。小便と言ってもそうそう出るわけではないので、チョロリと少量の、しかも無色な液体である。

一方、尻穴の三国は跡を東郷に譲り、赤石と交代した玉造は手薄になった口に移動していた。これで、一時は13Pを数えたものも今では4Pとなった。依然やりたい盛りの部員らであったが、ここでちょっと女体から距離を置いたものである。

というのも、ずっと見守っていた大人達の中から、そろそろ自分もやりたいという声が出てきたからである。とりわけこの大浴場に来てからまだ一度も交わっていない藪塚の願いは切実だった。既に三発出している彼だが当たり前のように勃起していたし、しかもそれは破裂しそうな程だった。

そこでここを一区切りとして卓球部一行は上がろうという案が、口内射精を終えた玉造から出された。肛内射精を終えた東郷もその案を受け入れて立ち上がる。

確かにまだやりたい気持ちは誰にもある。が、実際散々やって出し尽くした感もある。そして、一旦落ち着いてくると気持ちも切り替わってくるし、それに団体行動なりの掟めいた不文律も彼らを束縛した。

結果一同はこれで退散ということになり、最後に射精した赤石を待って、一行は浴場から出て行った。

「またヤりとなったらいつでもおばちゃんに言いや」

牛滝はまた勝手なことを言って一同を見送った。ほかの者達も皆口々に明るく別れの挨拶を投げかける。

こうして十二人は去った。

「なんや、急に寂しなったなあ」

吉野がつぶやく。まだ浴場内には十六人が残っていたが、若者らが抜けると確かに活気が一遍に失せたように見えた。

「さてと……」

殊更寂寥に浸るでもなく、藪塚が早速己の欲求のために動き出す。ダッチワイフは頭を縁にもたせ掛けたままだらりと浴槽に浮いていた。藪塚はその漂流体を足の方から手繰り寄せて股間にはまる。瞬間、肉人形の頭部は湯の中に沈むこととなった。

「ンッブホァッ!」

溺れた女がむせ返る。それを見た榊原が声を掛ける。

「良かった良かった。まだ生きとったんやな」

「あんまり無茶しちゃダメだよ」

そう言いながら寄ってきたのは鎌先。彼は言葉とは反対に、湯の中にある自分の肉棒を、湯の中に潜ってしゃぶらせるという非道に出た。仰向けに伸びる女は、膣を犯されつつ水中で口淫を強いられる。

「うわあ、ひどいことするねえ」

矢板が緊張感のない非難を浴びせる。

「ンブアッホ!」

息を吸うために腹筋を使って顔を出す女。手足をジタバタさせる。

藪塚が立ち上がった。立って陰茎を突き挿す。自然、頭部は落下した。

「ほれ、つかまんな」

松倉が助け棒を出す。自分の肉棒につかまれと言うのである。といっても女が自分からそこにつかまるわけではないので、彼は無理やりその手にイチモツを握らせた。

「あ~気持ちいい」

女の苦しみに構いなく自己の欲望を追求する藪塚。ジタバタする足を力ずくで抱え込んで腰を打ちつける。

「ほら奥さん、こっちもこっちも」

水中イラマチオに須賀谷も加わった。代わる代わるにしゃぶらされ、女は生きた心地もない。これこそ奴隷の受ける仕打ちであった。

「ゴホッゲホッ!」

時折呼吸のために上に上げられる。自力ではどうしようもない位に体力が限界に近づいていた。

「ほら奥さん、ちゃんとしゃぶってくれないと」

「好きなんでしょ? 奥さん、チンポ」

主人である男らは勝手気儘を言って性奴隷を責めたてた。彼女は垂直になった肉茎の枕に乗せられて辛うじて息継ぎをし、また沈められていく。既に随分湯を飲んだ。逆さまに潜るので鼻からも入ってくる。

飲精の瞬間こそはもっと悲惨だった。鎌先はその刹那、顎をつかんで抜けないようにし、自分が出終わるまで固定し続けたのだ。これはほとんど殺人行為だった。

「ウウッ締まる!」

藪塚が叫ぶ。その時膣は急激に収縮していた。たちまち彼も射精する。こうして前後から精液を流し込まれる女体。

その時彼女の肉体はばたつきもせずにただプカプカと浮いていた。


<つづく>




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[2013/01/30 05:33] | 「湯けむ輪」 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top
松野ゆいのこの一本

"間違いのない"オカズってあると思います。
新ネタを苦労して探し回っても、結局最後はお世話になる、いつものヤツ。

わたしの場合、この一本がそれに当たります。

『拷問フェラくらぶDX』
拷問フェラくらぶDX

マイ[フェラチオ動画部門]の上位作です。
この中の、松野ゆい氏単独のおしゃぶりシーン、これが実に良い。
内容は、いわゆる主観フェラで、同氏がカメラに語りかけるカットを中心に、能動的なフェラチオを展開します。

松野ゆいと言えばそもそもフェラチオに自信を持っている女優で、それメインの出演作も多いのですが、その勝気そうな美貌と痴女っぽいキャラクターが、そこに説得力を持たせています。
本作の彼女もその王道的演技を披露。
しかも過不足のない卑猥な台詞と絶妙のカメラアングルが場面を盛り上げます。
「わたしが受け止めてあげるね」「おいで」
そんな優しい言葉と共に、セルフイラマチオやディープスロート、口内射精、お掃除フェラと魅せます。

しかし何より本シーンの特徴は、この時の松野ゆいが当時の上戸彩に奇跡的にそっくりだということでしょう。
人と人との似方にもバイオリズムがあって、概ね似ていると言える人同士でも、両者の距離がとりわけ縮まる時期があると思いますが、それがちょうどこの作品の撮られた時だったというわけです。
松野氏の他の作品も見ましたが、ほかではそれ程同系統の顔に思えませんでした。
髪型やメイク、そして角度のおかげもあるでしょう。
特に、口の中に精液を中出しされた後、下唇を前歯にひっかけて笑う表情がそっくりなんですよ。

そういった点も含めて、管見における、松野ゆいベストバウトなのです。



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[2013/10/05 23:00] | AV女優 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
ブラック&ワイフ(12)無間[終]

「じゃあ、その日はロクンと二人だけになるな」

数日前、夫が言った。彼が出張に出る日、息子はお泊り保育に行く。たまたま重なったのだ。

二人きりになれば、ヤることは決まっている。その日、朝から晩、さらには翌日の夕方まで、性悦の声が途切れることはなかった。

「オオォー……オホオォォー……ッ!」

野獣の如く吠えるメス。息子を送り出した後帰宅し恐らく一分も経っていまい、いきり立つペニスの突き立てられたのは。両者一糸まとわぬ姿となり、互いの肉を貪り合う。

あの日再開してからというもの、二人の関係は一層ただれたものとなっていた。家族の目を盗んで繰り返される交尾。その間婦人科に世話になったこともある。それでも止められない。今や積極的に仕掛けるようになった陽子は、ロクンを欲して半ば強引に彼を傍置くようにすらなった。

ある時はトイレに連れ込んだ。実のところ、前みたいに回数を減らされたり放置されたりするのが怖かった。ロクンは相変わらず精勤に講義を受けに行っている。また、交流の幅も広がっている。それら留学生活の邪魔をする気はない。しかし、体は欲するばかり。となれば、僅かの間でも独占するほかなかった。

夫や息子が居間でくつろぐ中、そっと抜け出して便所へ。ロクンも拒みはしない。まるで静志になつかれる時のように従順だ。発情妻が股を開けば、鷹揚にペニスを挿してやる。まぐわいの最中に夫が扉を叩き、

「長いトイレだなあ」

と外から声を掛ければ、妻は重ねていた唇を離し、

「ごめんなさい、ついでにお掃除してるから」

などと言い放ち、夫をそっちのけにして膣を締め、そこへ子種の入れられた体で悠々と皆の元に戻った。背徳とかなんとかいうより、とにかく時間が惜しかったのだ。

ロクンが朝から一日帰ってこない予定だと分かっているときは、夜這いならぬ朝這いを仕掛けもする。すなわち起床前の彼の部屋へ押しかけていって、朝立ちの精子を搾り取るのだ。彼はやはり拒まないし、それにやはり勃起した。その前の晩にも搾られているのに。

というのは、夕食前のほんのわずかな時間、料理中に何気ない風で抜け出した陽子が彼の部屋で尻を突き出してせがんだものだ。外には腹を空かせた家族が待っている。にもかかわらず彼女は己の欲求を優先した。下の口で肉棒を食し、オスのミルクで腹をパンパンに満たす。終わると、実に上機嫌で家事に戻るのだ。

そしてそのあくる日の朝にはもう飢えている。まるで薬物依存症かアルコール中毒者のようだ。今度は上の口から搾りとる。寝起きの肉茎にうっとりと頬ずりし、その重みを額に感じながら玉袋の皺を舐め、唇を陰唇よろしくすぼめては喉奥でザーメンを受ける。

ロクンが尿意まで催すと、なんとそれすらも甘んじて受け入れる。すなわち、飲む、そして浴びる。未経験のことだったのに、当たり前のようにできた。強き男にマーキングされて、誇らしさすら感じた。

「なんだ、おい、顔洗ったんなら拭けよ」

呆れて注意した夫や寝ぼけ眼をこする息子が見た彼女の顔は、男の小便で濡れていたものである。メスとしては誰のものとなったのか、周囲に知らしめたものだ。もはや鬼畜と言われようと外道と呼ばれようと、己の道を邁進するのみ。

夫が友人を家に呼んだ時も、料理を並べ、酒をついだら間もなく中座した。しばらくして、

「あれ、奥さんもう寝ちゃったの?」

「息子を寝かしてるんじゃないかなあ」

こんな会話が交わされた時には、すっかり子作りの真っ最中であった。忙しい彼女に代わって、仕方なしに夫が新しい酒を用意する。夫らが酒盛りの最中、妻は肉棒を喰らい、精液を飲んで酔い、彼女は彼女で"盛り"の最中なのであった。

再び顔を見せたのは、結局客人を送り出す時になってやっとだ。

「すみません、お構いもしませんで」

オーガズムする肉体でそう頭を下げた時、変形した子宮の中で白濁液が躍った。羞恥心などない。

果ては、子供らの前でも堂々と。今度は、息子が友人を招いた時だ。幼子達はロクンも交えて遊んでいた。ロクンは他の子達にも人気だ。その膝に乗ったり、背中に乗ったりする。この輪に、母・陽子も加わった。

夫の酒盛りのように、別の部屋へ抜け出すことは難しい。となれば、と……

「(分かってる。バカだって)」

陽子は心で泣いた。それはそれで本心だった。だが、実際には、スカートに隠しながらペニスを挿入していた。ちょうど椅子に座るように、皆の方を向いて。

「(これ! これ、我慢できない!)」

深々と座ると、唇を噛み締めて、早くもエクスタシーに酔う母。それへ子供達が圧し掛かってくる。すなわち、彼女も遊びに加わったと見たのだ。それは、ロクンの上へどれだけ乗れるかという遊びだった。

椅子と化したロクン。それへ串刺しで掛ける彼女の右腿、左腿へそれぞれ男の子が乗る。さらに、静志は左肩の上にまたがってきた。彼の股間が左の頬に迫る。それを見たもう一人の子も逆の肩に乗ってきた。心なしか彼らの股間も熱を帯びているようなのは、成熟した女のフェロモンに中てられた所為だろうか。膝の上も肩の上もじんわりと温かい。

もっとも、周囲の状況など彼女にはどうでもいいことだった。別にスリルを求めているわけではない。心を占めるのは、体内の芯棒のみだ。それ故、純朴なる子供達すらも、単なる重石のようにしか感じない。

「ワー!」

膝上の"重石"につかまろうとした瞬間、体勢が崩れてタワーは崩壊した。すると覚えず前のめりになって、つながったままに彼女は床に手を突く。と、今度はその四つん這いの背中へ、子供達はまたがりだした。ひどい奴は頭にまで乗る。普通なら怒り出すであろう保護者が一向に怒らないものだから、大いに調子に乗る。

一方、保護者も調子に乗りっぱなしだ。実の子を始め幼子達を背に乗せて"お馬さんごっこ"の態で下劣な姦通に勤しむ。ばれないと踏むや尻まで丸出しにして、本格的にパンパンやる。

「イィ、ヒヒイィー……!」

我慢もそこそこにいななく肌馬。ロクンの鞭は益々激しさを増す。騎手達は暴れ馬の上で大はしゃぎ。その暴れたる所以は、胎内にて猛り狂う男根と軌を一にしてのことだ。勃起の入った母がしきりに悶絶する上で、息子達は至って無邪気に愉快だった。

それは結局種付けが終了し、勢いで肌馬が突っ伏すまで続いた。雪崩を打って倒れ込む一同。その最下層で、子種汁が静かにこぼれ出た。やがて皆起き直った時、

「わっ、濡れてる!」

足を滑らせて、静志が言った。そこにあったのは、母の穴から漏れた精液だった。

鬼畜外道に成り果てた。妻としても母としても。いや、もはやそういう境涯と次元を異にする今、彼女はただ自由なのだ。彼女はただ純粋にひたむきに肉欲に従った。ロクンとの性、というよりも、もはやロクンを使って。

日がな一日ペニスを入れていても飽き足らない。ここに至りなば、ロクンの意思など介在しなかった。彼はただの肉人形。ある一定の体積を有し、抱くに足る手ごたえさえあれば事足りる存在だった。

「オ、オ、オ、オグヒヤアァー……ッ!」

なんの歯止めもなく本気でイきまくる主婦。醜い年増女のサガと自嘲することもない。肉人形は、相変わらず優秀だった。必ず肉チューブを硬化させ、また逆らうことなく鷹揚に応えてやる。

二人の立場は完全に逆転していた。ロクンは、陽子の性欲処理の為に居た。それはまるで、元来野獣だった男が知性を身に着けていったのと、知識偏重の女が野蛮化していくのと、二つの異なる世界が中和していくような格好だった。

「ガヘェ……ロ、ツゥリヤ、ダッ、ハッ……!」

全く意味を成さない音を口から発して、泡を飛ばしながら、陽子はもう在りし日の面影もない。

そこへ、電話が鳴った。当然のように、彼女らは出ない。すると、留守番電話に切り替わって、伝言が流れた。その声はお泊り保育に行っている静志だった。

「もしもし、ママ? ロッくんと仲良くしてますか――」

劣情に満ちた暗がりへ、清廉な声が通る。しかし今は、それに耳を貸す者はいない。当のママの耳にすら届かなかった。だが落胆することはない。彼の望みは叶っているのだから。

「アヴヘー……ダッ、ツァッ……グカ……!」

まるで彼に聞かせようとでもいうかのように、肉の悦びを吠えて仲の良さをアピールするママ。もし意識があったなら、こんな風に語っているだろう。

「ママ、ロッくんと仲良しよ。セーくんが大好きなロッくんのおチンチン、ママも大好き。セーくんより大好き」

だが生憎、今の彼女には言語の認識がなかった。脳内に何もない状態。トランス状態。まさに野生に帰ったのだった――。



――半年後、彼女はカデラマにあった。身一つでの渡航。離婚し、親権も放棄した。

ロクンと共に居るのか。そうでもない。強き男共なら、ここには幾らでもいるからだ。寡黙で、逞しく、大きな大きな男達。あのロクンですら霞む程の。

肩書は日本語教師ということになっているが、それも名ばかりだ。ここに来た目的は言うまでもない。今しも、路地裏で交尾に励んでいる。

「オッ、オッ、オゥウォホ……ッ!」

ひび割れた壁に手を突き、後ろから極太で突き刺される。相手は、教え子の祖父の使用人の家の隣に住んでいるチンピラが昨日喧嘩した変わり者のじじいである。住所不定で定職にも就いていない、近所の鼻つまみ者だ。陽子とは昨夜初めて会った。そして昨夜からこの状況である。

陽子は誰とでも寝た。教え子、その祖父、その使用人、その隣家のチンピラ、いずれも一度ならず男根を受け入れたオスである。

これら全て、彼女が望んだ結末だ。名誉も愛も捨て去ってまで欲しかった悦びだ。そうだ、そのはずだ。なのに、彼女はまだ真に満たされてはいない。

初めてロクンに蹂躙されて知らしめられた獣の強さ、あれこそ真実だと悟ったはずだった。だからこそここまで来た。それなのに、あの強さへの確信がどんどん遠ざかっていく気がしてならないのである。

そして、それに代わって浮き彫りになるのが、失った生活の尊かったこと。今更認めてはいけないことだった、が、この構図に彼女は次第に囚われ始めていた。

それを打ち消すように、あるいは試すようにカデラマでもロクンとプレイした。それどころか、彼の父親、祖父、兄弟、親類縁者にも犯してもらい、果ては、級友らに三日三晩輪姦されさえした。だがそこから得られる衝撃も一瞬のことで、すぐにまた虚しさがやってくる。

先が見えた気がした。かつての平穏だった日常と同様に。全く、欲望とは無間の闇である。

変わり者じじいの奇行に、近所の学生らが足を止め、路地を指さして嗤っている。彼に犬のように犯されている陽子も同様に嗤われている。あまつさえ、子宮に亀頭をめり込まされ、白目を向いてニヤけているのだからなおさらだ。

陽子は思う。次はあの学生らに輪姦されよう。今後の人生、もう後戻りの道はない。


〈おわり〉



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[2014/03/01 22:00] | 「ブラック&ワイフ」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
ママの枕 ~ステージ16~


 一瞬で、ミナミの頭は真っ白になった。聴覚も失われたようで、何も耳に入ってこない。まるでただ一人、世界から取り残されたようだ。

 円形ステージの上には、小さな人影がぞろぞろと二十人ばかり並んでいた。男も女もないまぜに、体格の差こそあれ、ある一定の年齢層に属する範囲の者達。それを見た瞬間に彼女はハッとした。まだ“確認”する前から、直覚的に“確信”していたのである。

「ちょっとおばさん、どこ行くのさ」

我知らずよろよろと歩み出したミナミの尻を、若者が引き寄せて止めた。彼と今繋がっているのであった。ところが、ミナミにはそれが感じられない。体内に陰茎がはまっているのに、それさえ忘れているのである。

 彼女は人の頭の間から目を凝らした。認めたくないという気持ちはあった。が、探さざるを得なかった。見つけてどうしようということは決めていない。というより、何も考えられない。それでも彼女は探した。

 そんな中、先の若者がブルブルッと震えたかと思うとさっと離れて去っていった。用足しを終えたのだ。すぐさま別の紳士が取って代わる。心ここにあらずの女は、まさに穴を開放して使用させるのみ。男達はただそれへ排泄するのみだ。

 女というより便器は、しかし自走式らしく前進をし出した。肉茎を離した両手で空を泳ぎ、前へ前へと歩みを進める。

「ハッハ、どこ行くんだい、お嬢さん」

今度の紳士はそれを止めさせず、面白がってむしろ彼女を後ろから押して進む。二人は交尾したままでステージの方へと寄っていった。

 視線の先では、“子役”と紹介された者達がダンスを踊っていた。妙な振り付けの踊りである。腰を回し、尻を振り、なんとなく卑猥である。彼らは皆短いスカートを履いていた。男の子もである。そして、ミナミは気が付いた。彼らは下着を履いていなかった。彼女の心臓が、いよいよ早鐘を打ち出した。

 手前にいる女子は発育が良かった。Tシャツと一緒にプルプルと胸が揺れている。太もももピチピチで張り裂けそうだ。一方、その横の女の子は、平べったい胸にお下げ髪で、さっきの子よりずっと幼く見える。その横の男の子は、さらに幼くて……

 ここでミナミは一気に胸が締め付けられるように苦しくなった。が、彼は“違った”。振りをこなすのに精いっぱいらしく、難しい顔をして必死に踊っていた。知らない顔だった。その横も男の子。だが彼はずっと背が高い。胸を撫で下ろす暇もなく、彼女は視線を移していった。

 舞台を眺めまわせる位置で彼女が止まると、また男達が群がりだした。いつしか体内のペニスも別人のに交代している。豊乳は両脇から鷲掴みにされ、手に手に男根を握らされる。口にもねじ込まれそうになったが、これは拒絶した。前が見えなくなるからだ。すると、その男は強引に彼女の頭を押さえつけた。

「しゃぶれって」

乱暴な彼は、無理矢理に口内へ挿入すると、自ら腰を振った。腕力では敵わない。やむを得ず口腔膣を開放した。ゴリゴリと舌の上を喉の方まで剛直が滑る。彼のものは一際太かった。

 と、その時、頭上でダンス音楽が止んだ。すると、視界の端にさっき見たピチピチの太ももが横切った。スカートの色にも見覚えがある、間違いない。舞台から下りたようだが……?

「オラ、飲め」

男の声がして、太いパイプから臭い汁が溢れ出てきた。それが一気に喉へぶち当たったものだから、ミナミは思わずむせ返った。

「イテッ、歯立てんじゃねえよ」

頭をはたかれる。ミナミは白目を剥いて耐えた。喉奥一杯にゼロ距離射精。苦しくて息もできない。

「オ、オエ、オエー……!」

口の端から粘液を垂らして悶えるが、男は許してくれない。おまけに、今度は放尿まで始めた。但し、それは一遍の放射でなく、小刻みである。要は、飲み下すことを前提に加減しているのだ。ミナミに選択権はなかった。

「ゴブッ、ンンッ……!」

尿の味はタイガやヌマタの所為で知っていた。といって慣れるはずもない。一体に、この世に男性の尿を飲むことを生業にしている女が何人いるだろうか。とはいえ、彼女は少しずつ供給されるそれを着実に胃袋へ収めてはいく。

 他方また、これらの苦悶の所為で僅かに感覚が戻り、膣内射精も思い出すようになった。途端に女体の反応が蘇る。彼女は再び目を裏返した。今度の絶頂はとりわけ大きかった。不感症の間もアクメは続いていたらしいが、意識が戻って一気に来た。飲尿しながら種付けされ、そして絶頂。一瞬、記憶が飛んだ。

 その間入れ替わった次の交尾相手は、

「疲れた」

と言って、ちょうど傍にあったソファーに座った。繋がったままでミナミも座るが、無論これは男の膝の上である。その頃には飲尿も終わっていたが、口内には別の肉棒を入れておかねばならなかった。

 彼女は先程よりややぐったりとしながら、改めて前方を見た。体位のおかげで見やすかった。見れば、先の少女が今までのミナミと同じように前後から男に挟まれていた。そればかりではない。その周囲のあちらこちら、あるいは舞台上でも乱交が繰り広げられていた。そう、彼ら、あのダンサー達のだ。

 記憶を飛ばした為に焦点の定まらぬ目で、ぼんやりとミナミはそれらを眺めていた。にわかには目の前の状況が理解できなかった。やがてその中に、よく見知ったような人影を見つけた。彼女の瞳孔が急速に開いていく。とうとう見つけてしまった、ずっと探していた者を! 彼女は静止した。

“彼”はまな板ショーよろしくステージ上で横向けに寝そべり、ちょうどこちらの方へ見える角度で股を開いていた。スカートはめくれ、その中身が丸見えだ。するとその露わな恥部を隣に寝る男性がまさぐっている。主に中枢で屹立する生殖器をだ。いつかのCМ撮影時のように、それはあられもなく勃起していた。男性はそれをコリコリと手の中で転がしている。

 それだけでも目を覆いたくなるような光景だったが、母をさらに戦慄させたのは、彼の行為であった。なんと、股間をいじくる男性の陰茎を口に含み、舐めしゃぶっていたのである。言うまでもなく、している方もされている方も男である。

 ミナミの呼吸が止まった。心臓も止まるかと思われた。再び彼女を孤独な静寂が包む。

 その眼前でフェラチオは続く。頭を押さえつけられ無理矢理に、という気配は微塵もなく、明らかに彼が自発的に行っているようだ。それも、舌をチロチロと小刻みに動かすなど、極めて技巧的に。そういう風に仕込まれたのだろう。誰にだ?

 ミナミは気づいてしまった。仮面こそ着けているが見紛うはずもない。彼だ。ジンだ! あのジンが口淫奉仕の相手だ。途端に、ガツンと頭をぶん殴られたような絶望感を覚える。

 ふいに目が合う。そう、明らかに彼と目が合った。自分には分かる、彼が微笑んだことも。それは、いつも笑いかけてくれるのと同じだったから。彼の声はよく通った。まるで、世界には今彼の声しか音がないかのように、ミナミの耳に直接届いた。

「出すよ、おチンポミルク。飲んでくれる? コウ君」

コウが上目使いにはっきりと頷き返すのが見えた。直後、その小さな口の中へ何が流し込まれたか、ミナミには分かり過ぎる程分かってしまった。ちょうど時を同じくして、母の口内にもそれがあふれていた。期せずして、二人揃って口内射精を受けた母子である。


〈つづく〉


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[2015/10/04 22:00] | 「ママの枕」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
大輪動会-プログラム#8-

  *

 上の口からも下の口からもブクブク白いあぶくを噴いて、有紀はもう尊厳もなく敗者の役割を全うしていた。時折身内から切なさが込み上げ眉間に皺寄せる時、刹那的に心が戻るが、喉奥へペニスをぶち込まれれば、すぐにまた木偶の坊に返る。

 口腔を支配しているのは射精して間もない比嘉。彼にとり、かの女の面を歪ませながら己の性具をしゃぶらせるというのは、ゾクゾクする程嗜虐心を煽られた。

 彼の跡を継いで女穴に収まったのは、どさくさ紛れにこの日一発目の鈴木である。彼は比嘉の出し残しを押し戻して肉壁に塗り込んだ。

「いやあ、奥さん、運動会は疲れるね」

小林がのんびりと、彼女の顔へタバコの煙を吹きかける。

 一行は今、体育館の裏からその中へと場所を移していた。一連の競技は皆グラウンドで行われる。体育館の中は人々にとって盲点だ。そう進言し、鍵を開けたのは比嘉。

「(これで、あの男が助けを呼んできても大丈夫だ)」

彼は暗にそう考えていた。加害者らしくすっかり打算的になっている。もっとも、助けを呼びに行ったのは前原だったので、戻ってくる心配はなかったが。

 体育館の入り口には竜二が立っている。交代で見張るルールだ。彼は、ただどちらかというと中の方を気にしながら、チラチラとせわしなく視線を動かしていた。自分もまたやりたいのである。なにしろ、鈴木の後を受けて次に挿入をするのは仲間の慶介だ。それが羨ましい。但し、彼の位置からは現場が見えない。

 輪姦は今、幕の下りた舞台の中で行われていた。昼間とはいえ、ひっそりと暗い体育館の内部。その中で、舞台の上だけ電灯が点いている。外には裾から灯りが漏れる程度。これならすぐには見つかるまいというのが、彼らの判断である。

「しっかし、暑いな」

花村が言った。幕を閉じた閉鎖空間には風の通り道がない。最初はひんやりと涼しかったが、何しろ八人も中にこもると熱気が出てきた。しかもある種の運動をしているのだから。

 彼は舞台袖へ引っ込むと、そこに一つだけあった窓を開けた。下手にだけ窓があった。

「開けて大丈夫?」

小林が聞いた。

「大丈夫っしょ、ここなら」

花村はシャツをパタパタさせながら軽く答えた。元より尋ねた方もバれるとは考えていない。ここは彼らにとって格好の隠れ家と思われた。

 しかし、どんな時であれ、その想定を簡単に覆す存在があるものだ。その存在、それは子供である。彼らは時に大人の常識を飛び越えて行動する。今しも、縁の下にある道具搬入口から、そんな者達が侵入しようとしていた。

  *

 グラウンドでは、ようやく午前のプログラムが終了していた。結局有紀は、四つエントリーしていた内の一つしか出場しなかった。そもそもが、口さがない女達が言うところの“エントリーし過ぎ”である。逆になぜか飛び入り参加が一つ。なんにせよ、その気まぐれさに人々は呆れかえった。おまけにまた行方不明。

「チョー迷惑なんですけど」

運営を手伝っている若い女が言った。実際に彼女が損害を被ったという程でもないが、身勝手な人間にイライラさせられているのは事実だ。

「ホントホント」

「マジ意味分かんないよね」

彼女の友人らも調子を合わせる。自分達に利害の関係ない人間をやり玉に挙げるのは気楽だ。彼女らは有紀を会話のネタにしながら、弁当をつついた。

 今は昼食の時間である。彼女らの傍では、その幼い子供達が仲良く弁当を食べていた。それがはしゃぎ過ぎるのを軽く注意しながら、うち一人の母親が言った。

「で、まだどっか行ってるわけ?」

 その発言を受け、皆それとなく金光家の陣地を見やる。その陣地は広大だった。しかも最前列の特等席だ。普通は町組ごとに集合しているものだが、金光家だけは特別だった。

 今その広いシートの上に、三人の子供達、そして一人の無愛想な家政婦がポツリと座っていた。家政婦はスマートホンを熱心にいじくって、子守をしている風は微塵もない。弁当は彼らが昼食時間よりずっと前に食べてしまったので、もう残っていなかった。

「――でさあ、勝手にうちの弁当開けてるわけ。ゾッとしたわよ、あたし」

別の集団では、ある女が怒っていた。金光の長男・佳彦が、その女が持ってきた弁当箱を断りもなく開けていたというのだ。

「ウッソ、信じらんない」

聞いている方も同調して怒りを露わにする。

「どういうしつけしてんのって感じ」

「それでどうしたの?」

「さすがにブチ切れて追っ払ってやった。でもさあ、全然分かってないんだよね、なんで怒られたか。なんにも言わずにスッて」

「え、無視して行っちゃったの?」

「ヤダ、怖い」

女らは話しながら、食べ物を頬張る。

 また別の一人が言った。午前中に金光の長女・清美と組になって二人三脚に出走した女だ。

「あの子さあ、ちょっと」

彼女は頭の横で手をクルクル回してからパーを作った。

「“こっちの足から動かすの”って何回言っても分かんないわけ。おまけにいっつもキョロキョロして、誰にか分かんないけどずっと手振って」

「で、ちょっとニヤニヤしてない?」

「そうそう」

「あ、なんか分かる。あたしも前に――」

共通の敵を得て、女達の話は尽きない。これがコミュニティーで浮いてしまった一家の末路だ。これまで有紀は母親らとまともな付き合いをしてこなかった。その必要を感じなかったからだ。その結果がこれである。

 そんな悪評もつゆ知らず、当主の金光は我が子らの所へはいかずに、相変わらず委員席で前原を相手に自慢話を続けていた。簡易机の上には、空のワンカップ酒が三本並んでいる。

 と、そこへ島田が通りかかり、普段ならしない挨拶をしていった。島田はさっきまで輪姦現場にいたが、ちょっと中座して表に出てきたものである。大会委員である立場上、ずっと姿を消しているわけにもいかないからだ。その際、わざわざ金光の傍を通ったものである。無論含むものあってのことだ。

「あんたの奥さん、寝取りましたよ」

と。

「フン」

島田を見送って、金光は不愉快そうに鼻を鳴らした。隣家の彼とは犬猿の仲である。そいつがよりにもよって我が妻を犯していようとは、無論想像だにしない。

 同席している前原も、今の男があの当事者に含まれていたとは気づかなかった。彼は主人の不機嫌を察し、気を使って話題を変えた。まだまだ抜け出せそうにない。何しろ嫌われ者の事ゆえ、人が寄り付かないのだ。癒着関係にある業者なども、ちょっとご機嫌伺いをするとすぐ立ち去ってしまう。この場で運動会がらみの用事がないのは前原ぐらいであった。

 その彼をちょっと見返してから、島田は別の場所へ移動した。彼の方では前原を覚えていた。

「間男が、よくも抜け抜けと旦那に顔を会わせられたものだ」

と、自分のことを棚に上げて、彼は思った。そこへ比嘉が通りかかって、二人は視線を交わして行き過ぎる。比嘉もまた表に帰ってきていた。

 彼は有紀の子供らがいるシートの方へ行った。別にどうという意図があったわけではないが、いわば偵察である。

 そこには、息子の佳彦と一人の家政婦がいた。娘らはちょうど便所に行っていて居ない。佳彦は大人しそうな同級生を捕まえて、携帯ゲーム機の画面を見せていたが、その同級生の友人がやってきて彼を連れて行ったので、後に一人残された。

 と見ている間に、今度は別の少年らがやってきて佳彦に声を掛ける。

「案外交流があるんだな」

比嘉はちょっと不思議に思った。普段の佳彦は、周りから避けられている印象があったからだ。

 少年らは佳彦より一学年上の二人連れ。走ってきたものか、上気した顔をして笑いながら、ゲームの画面を指さしていた。

  *

 小さき者達は列を作って並んでいた。その先頭にいる者は、種付け中である。彼らは交尾の順番待ちなのだ。

「オッ、ゴオッ……!」

小さな突起に突きまくられて、有紀はよだれを垂らしながら啼いた。これでも初めは恐れ、拒んだのだ。だが今は、またアクメのるつぼに落ちてしまった。たとえサイズは小さくても、若い、いや若すぎるエナジーの鮮烈さは、女をしてハッとさせるものがあった。

「気持ちいいか?」

小林が侵犯者に尋ねた。訊かれた方は、ブンブン頷きながらか細い腰を振る。その様は、まるで小型犬が牛を相手に交尾しているようだった。それでも一人前にやることはやれる。

 有紀から見れば二回り以上も年下の彼。というより、むしろ自分の息子を基準に数えた方が計算しやすいだろう。かつてこの列の初めにいたのは、息子より一つ年上だった。その後、同い年が現れ、そして今や、とうとう一歳年下まできた。我が子の後輩と彼女は性交し、あろうことか気をやっているのである。

「アッ、ヤッ、アガハァ……」

のけ反って突きに耐える。破廉恥極まる母親だ。まるっきり大人としての分別がない。

 大体からして、この狂気の顛末を支持する男達も異常ではあった。僅かでもそれを阻止する可能性のあった比嘉や島田がちょうど離れた隙を突いての出来事である。

 最初は、道具搬入口から忍び込み、覗き見をしていた子らがきっかけだった。彼ら三人組は、うち一人を除いて自慰経験すらなく、残り二人に至っては何が起こっているのかすら分かっていなかった。

 だからこそ、安易に人にしゃべった。相手は、彼らの動きに気付いた、彼らより少し年上の少年らだった。学校は異なるが、年齢の上下に関係なく昔から遊んでいる仲だ。加わった連中は、さすがに年の功で状況の意味を飲み込んだ。と、そこで、大人達に気付かれたのである。

 第一に気付いたのは、大人、というよりまだ法律上もそう扱われない年齢の、慶介である。彼ですらまだ子供なのだ。いわんや追加の者達をやである。

 新人らは計八人もいた。その後の展開は、花村曰く、“完全な悪ノリ”であった。

「お前ら、セックスしたことあるのか?」

まずはニヤニヤ笑って、小林が訊いたものだ。八人の内、誰もが否やと答えた。

「今やってんのがセックスだよ」

「ていうか、マワしだけど」

竜二と慶介が口々に先輩らしく説明する。島田に続いて出て行った鈴木、現在見張りに立っている弘樹を除き、その場にいた男五人に囲まれ、新人らは縮こまっている。

「ヤッてみたいか?」

小林が面々を眺め廻しながら尋ねた。その質問に、高橋が驚きの声を上げる。

「おいおい、マジか」

彼は侵入者の到来に、端から眉をひそめていたものだ。彼にも息子があるが、明らかにそれより年下の男子達にこういう行為をさせることは気が咎めた。人の正義にはそれぞれバランスがある。高橋は有紀を憎み犯しはしたが、それと別な倫理も有しているのだ。

 そのバランスを他の者が揺らしにかかる。

「ここまでバれたらしょうがない、か」

と、花村が言えば、小林も、

「そうそう、口封じ口封じ。お仲間になってもらいましょう」

とダメを押す。分けても高橋に効いたのは、花村が発した次のセリフだった。

「まあ、どうせこんなどスケベ女だし、もうオナホール使うみたいなもんか」

 それで高橋の心は決まった。この恨むべき女が年端もいかない者達からさえ慰み者にされる。そういう場面を想像し、昂揚感を覚えたからだ。おかげで、少年らを巻き込む罪悪感は雲散霧消した。

「誰にもしゃべるんじゃないぞ」

彼はそう念押しし、事態を許容した。


〈つづく〉


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[2015/10/10 22:00] | 「大輪動会」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
大輪動会-プログラム#10-

  *

 ムカデ競争――。

 それは、複数人が縦一列に結合して走り、他の隊列と勝敗を決する競技である。一般に足首を前後の者と結わえる形が多いが、本大会では数年前に怪我人の出たことが問題となり、腰を縛る形式が採用されることになった。つまり、一つの輪っかの中でぎゅうぎゅう詰めになって並ぶわけで、あるいは“電車ごっこ”と形容した方がイメージしやすいかもしれない。

 実際の所名称の変更も検討されたが、当地の風物詩ともいうべき代表的種目であるが故に、愛着を込めて“ムカデ”と相変わらず称している。というのも、これには原則として全員が参加し、出ないのは、乳幼児や足腰の弱った老人ほか体の不自由な者などごくわずかなのである。

「うん、分かった分かった」

係員から縄の先端を渡され、金光は隊列の先頭に収まった。本日唯一の出場競技である。酒臭い息で後ろを振り返れば、そこには清美がいる、佳彦がいる。そして有紀がいる。金光家が一チームに集合だ。

「お前、どこ行ってたんだ」

妻がひょっこり現れた時、金光は問うたものだ。当然であろう。人から行方は訊かれるし、電話を掛けても出ないしで。

「いたわよ、ずっと」

半ば呆れた風を作って、うるさそうに有紀は答えた。

 そう言われてしまうと、つい“そうかもしれん”という気になる酔っぱらい。実際あの後すぐに見つかったのかもしれないし、競技に出ていれば電話も取れないだろう。何より、相手は現に汗だくではないか。余程運動をしていたものとも見える。

 そこで質問を変えた。

「飯は食ったのか」

「ええ」

と、有紀は答えたものの、これには子供達が疑問を呈した。

「エー、お母さんどこで食べたの」

「なんでお弁当食べなかったの?」

 迂闊なことは言えないものである。夫も改めて怪訝な顔になる。もしここで係員からスタンバイを促されなかったら、ちょっと面倒なやり取りになっていただろう。

 話を中断して、前述の通り列を作る一家。その背後から、そっと有紀の耳元へ囁く者があった。

「大好物のフランクフルト沢山食べてたよなあ」

クスクスと笑いながら、男は彼女の後ろにぴったりとくっついた。

  *

「お母さん達、見えないよお」

椅子の上で背伸びしながら唇を尖らせる瑞穂。幼すぎる彼女は家政婦と見学だ。家政婦は相変わらずの無関心ぶりで、スマートホンばかりいじっている。

 観覧者より出場者の方が多いグラウンドはごった返しており、とても目当ての人物を見つけられそうにない。それでもしばらくはキョロキョロしていたが、見えないと知るや早々に諦めて、瑞穂は砂いじりを始めた。それでなくても、この運動会への興味はとっくに失われているのである。

 午後の部開始一番のお遊戯の発表。これが彼女の今日の仕事の九割だった。これ以外に年代別徒競走もあったが、それも午前の早い時間に終わっているし、後はやることがない。自分と関係ないことに対する好奇心など持ち合わせてはいない彼女である。それはたとえ、身内が出る種目だとしてもだ。

 姉の清美が組体操に出た時もそうだった。すごいなどという感動は全くない。

 組体操には、清美のほか、豊、聡、翼も出ていた。そう、彼女ら姉妹の母親とさっきまでくんずほぐれつしていた連中である。それが今度は娘と組み合う。とりわけ同級生の翼は、清美と体を接する位置にいた。もっとも、性的想像力の欠如した彼らには、娘――あまつさえ魅力的な容姿とは到底言い難い彼女と接しようが、日頃と同様特別な感慨はなかった。

 彼らは何食わぬ顔で決められた段取りをこなした。彼らに罪悪感は微塵もなく、その意味で純粋無垢に見える彼らの外観は一面真実であった。彼らはその行いの意味すら、いまだにはっきりとは理解していなかったのだから。

「がんばってね」

近くを通る時に、我が子・豊へ声援を送った母親。無論想像だにしない、このいたいけな男児が、母である自分よりも年上の女と子作りしただなんて。そして、集団レ○プをしてきたその足で、再び運動会に参加しているだなんて。

 彼女が特別ではない。ほかの子の親も、ひいては会場中の大人達だってそうだ。一体誰がそんな突飛な考えをするだろうか。それでも事実として、その小さな短パンの中には既にオスの務めを果たした生殖器が収まっているのである。

「お母さん!」

その生殖器を抱えて、競技後に母の下へと駆け寄る聡。その頭を撫でて活躍を讃える母。親の知らないところで子供は成長すると言うが、彼の場合、既にして彼自身が人の親になり得る肉体を有していた。

 それでも年の割に幼い所のある彼は、母の腿に跨って甘えた。布地越しにではあるが、膣内射精をした陰茎が己の母の体に触れる。

「あら甘えんぼさん。みんな笑ってるわよ」

そう言って彼女がたしなめると、聡は顔を赤くして離れた。と、そこへ豊がやってくる。

「なあ、もっかいヤりにいこうぜ」

彼はそう言って友人を誘った。翼も一緒だ。親達は無邪気な遊びの相談だと思って、なんの気なしに見送った、輪姦に行く我が子達を。

 その横、――母を犯しに行く同級生らの横を清美が通る。相変わらず愛されない彼女は、誰からも声を掛けられることなく、妹の下へ直行した。

「――お父さん出るって、ムカデ。あたしも行ってくる。お母さんも出るかな」

そう話す姉の言葉を聞き、出たいと駄々をこねる次女。しかし彼女は年齢上出場できないのである。

 結局妹を残し、姉はグラウンドに向かった。豊らの親達も出場する。そしてまた、有紀も。

  *

「瑞穂ったらさ、我がまま言って――」

振り返って清美が先程のことを報告する。弁当の件はさておき、久しぶりの母なのである。続けて彼女は、自身の活躍ぶりをかなり誇張して伝えた。それを、間に居る兄が遮る。

「おい、前向けよ。もう始まるんだからさ」

彼が不機嫌なのは、運動よりも、もっと携帯ゲームをしていたかったからだ。

 有紀はそんな我が子達の会話に曖昧な笑みを浮かべていた。その目はどこか虚ろで、かつはまた以前にも増して汗をかいている。

「アッ、ハッ……!」

急に痙攣して、前に居る佳彦に胸を押し付ける。

「押すなよお」

「ごめんごめん」

息子に怒られ、謝る母。だが、彼女の腿はまだ震えていた。閉じようとしても閉じられない。いや、閉じさせない何かがある。

 背後の男の右肩が僅かに上下していた。もしこの場が静寂に包まれていたなら、クチャクチャという音が聞こえただろう。それは、今日だけで二十八発も注がれた精液の音。それが聞こえるのは有紀の股の間からだ。

 最後に注がれたのは竜二のだった。つい今しがたまで彼に抱えられ精液を注入されていた。このグラウンドに出る直前まで。

「オラオラ、駅弁だぜオバサン」

彼はそう言って、宙に持ち上げた女体へと腰を打ちつけた。それが有紀にとっての“弁当”だったわけだ。具といえば“フランクフルト”という名の男根ばかり。家族との時間も惜しんで食し続けてきた。とんだ大飯喰らいではある。

 唇からは、雅也の“ミルク”が零れ落ちた。先程飲まされたものだ。新鮮なそれは粘っこく上下の唇の間で糸を引いた。その白い口から満腹の訴えが漏れる。

「ヒィ……イヤアァ~……!」

もう食べられないというのに、聞き入れられない。竜二は当たり前のようにまたミルクを下の口へ飲ませた。そこの唇もやはり間に糸を引く。有紀は彼の首にしがみついた。不安定な体位の為に仕方なかった。それを捉え違えて彼は、

「オバサン、そんなにしがみつくなよ。危ねえじゃんか」

とニヤニヤ笑いながら苦情を述べれば、横からは、

「中出し大好きなんだよな、奥さん」

「ようやく素直になってきたじゃん」

と花村と慶介が口々に囃し立て、皆で下品に笑い合う。

 竜二は、密着の心地よさをさらに強めるべく、抱え上げたままの有紀の背を壁に押し付け、そのまま最後の一滴まで彼女の肉唇の奥へと送り込んだ。さらに、それが済んで壁伝いにズルズルと落下した彼女の顔がちょうど自分の股間の前に来ると、汁まみれの肉棒をその口へとねじ込んだ。

「やっべ、今日何発でもイけるわ」

彼は恍惚となりながら独り言を言う。その言葉通り、確かに続きでもう一回やりそうな雰囲気だった。

 しかし、それは実現しなかった。急に島田が入ってきたのだ。

「こんな所に居たのか」

その後ろから比嘉も顔を見せる。彼の案内だった。島田は言う。

「もうすぐムカデだぞ」

 全員参加のムカデ競争。当然ここにいる連中もだった。組体操参加者は既に抜けている。残っているのは、それを除く男十人と女一人。そのいずれもがエントリーしている。

「なんだよ、出なくてもいいじゃん」

竜二が不平を言って、島田から叱られる。高橋、花村も、戻らざるを得ない点で一致していた。つまり、男達全員が去ることになる。

 有紀は光明を見出した。しかしそれは、たった一瞬でかき消された。

「金光さん、あんたもだよ」

島田が宣告したのだ。

「ご家族がお待ちですよ」

後から現れた鈴木もうそぶく。

 それからは、先刻の三人四脚と同じだ。有紀はまた白のティーシャツと赤いホットパンツを着させられ、ご丁寧に両脇から護送されて運動場に出た。

「(逃げられない……)」

トラウマ的絶望が彼女を覆う。もう何をしても助からないのだと。

 運動場には既に人が溢れていた。その中を一直線に進んで、自分の組へ向かう。家族の待つ組へ。

「どこ行ってたんだよ」

開口一番、夫も子供らも口々に母をなじった。彼女は、暗澹たる想いで誤魔化す。正直な所、取り繕うのも億劫だった。それでも真相は明かせない。そのジレンマに苛立ちを覚える。

「(人の気も知らないで)」

家族と言えど、他の者と同じだった。ここに居る大多数の連中と同じように、普通に運動会に参加し、半ば気だるく、半ば楽しみもし、今日というありふれた一日を過ごしている。有紀とは明確な温度差があった。かつはまた、彼らは自分のことばかり考えている。

「(わたしが何されてたと思ってんの)」

彼女は静かな怒りに震えた。

「(何されてたか教えてあげましょうか)」

今度は自嘲的に笑う。

「(輪姦よ、輪姦。お母さん輪姦されてたのよ!)」

そう言い切ってしまうと、返って清々しくもあった。もはや恥も外聞もなく全てをさらけ出して助けを求めよう。ここには数多の人間がいるではないか。そう思いつく。

 まずは家族。前方に並ぶ三人。夫は千鳥足、娘は自慢話、息子は不機嫌。母の悲劇に思い至らないのは当然としても、その姿を見ても、彼らは一様に何も感じないらしい。朝と服装が違うことや、そのほか何かと変化が見られるであろうに。

「(助けてよ!)」

 背後を見ると、前原が居た。金光から誘われて、同じ組にねじ込まれたのだ。彼と目が合う。すると彼はちょっと憐れむような表情になって、視線を落とした。有紀はたちまち不愉快になる。この時、恋慕の情は一気に吹き飛んだと言っていい。

 では誰が、一体誰が助けてくれるだろう。大会委員の中には実行犯がいる。教師も共犯。じゃあ女は。同性なら同情も。そう考えた時、かつて耳にした陰口が脳裏をよぎる。

『わざわざ着替えてきたのかしら。どんだけ目立ちたいのよ』

『それにしたって、あの短いズボン何?』

 有紀は今も履いているホットパンツの裾をギュッと引っ張った。信用は遠かった。

「(誰か……)」

頼るべき者などいない、ようやくそのことに気が付き始める。一緒にPTAをやっている保護者。それも望み薄だ。いつも邪険にしてきたし見下してきた。そもそも顔と名前すらほとんど一致しないではないか。もはや四面楚歌の心境である。

 と、そこへ後ろから声を掛けてくる者があった。

「どうした、キョロキョロして」

救世主、……などいるはずがない。振り返るまでもなく敵だと分かる。それは高橋だった。彼は有紀と前原の間に入り込む。そして、

「ここが寂しいか」

と囁くや、ホットパンツの隙間から陰唇の中まで躊躇うことなく中指と薬指を潜り込ませた。有紀の身に屈辱的な不快と、近頃慣れ親しんだ切なさがこみ上げる。

「言ったのかよ、旦那や子供らに。“レ○プされました”って」

高橋は問いかける、が、有紀は無反応だ。構わずに、高橋は続ける、相変わらず膣穴をほじくりながら。

「言ってやれよ、“朝から中出しされ放題です”って。“チンポ大好きお母さんなの”って」

人差し指が加わって、中の指は三本になった。ポタリポタリと粘液が地面に滴り落ちる。

“もう何もかも終わりだ”と有紀は思った。ここで全て白日の下にさらされて、自分から打ち明けなくても悲劇は結末を迎えるのだと。考えてみれば、子供らに自分の境遇を説明できるわけがない。だが遅かれ早かれ、彼らは知ることになるわけだ。彼女はまるで死に際したように、去私の境地を錯覚した。もはやなるようにしかならないのだと。


〈つづく〉


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[2015/11/04 22:00] | 「大輪動会」 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top
大輪動会-プログラム#16-


 *

 四人は揃って言葉を失っていた。前原を糾弾している最中、あまりに外が喧しいので窓へ集まったものだ。するとどうだ、女が一人、裸で担ぎ上げられて、運動場を行ったり来たりしているではないか。それも、ちょうど今まで話題にしていた女がだ。

 彼女を戴いた馬とそれを追う馬、会場は騒然となり、途中から動いているのは二騎だけになった。間もなく競技は中断され、有紀らはグラウンドの端から退場させられていった。

 それが視界から消えるのを見送った後、島田はブラインドに引っ掛けていた指を外し、おもむろに振り返って口を開いた。

「あれも、アンタの指図ですか」

 彼は、いかにもうろんな者を見る目で睨んだが、内心は今見た光景のあまりの突拍子の無さに肝を冷やしていた。そして、あの無鉄砲な悪だくみは、大方高橋の思い付きだろうとあたりを付けつつ、勝手な振る舞いに苛立ちを覚えていた。

 他の同士も同様だ。とりわけ、ことが大きくなり過ぎて、犯され女の身体の現状が露見してしまうことを恐れた。憎たらしい彼女がどんな災厄に見舞われようとやぶさかではないものの、我が身に危急が及ぶのはご免である。

「(幕引きを急がねばならぬ)」

島田は策士らしく念じると、前原の顔を一層鋭く見つめた。

「指図……?」

前原は呆気にとられて相手の目を見返した。ちょっと何を言っているのか分からなかった。

「指図? わたしが?」

脇の二人にもその意図を質そうと視線を移したが、彼らにはただ猜疑の目で突っぱねられるだけだった。動揺して島田に視線を戻す。

「わ、訳が分からない。わたしが、わたしが指図? 一体なんのことです」

なんとも突飛な推理である。素人が書く探偵小説でもこんな荒い筋書はないだろう。他所から来た男が、しかもたった一人で、一体何を企めるというのか。

「何を言って――」

「証拠があるんですよ」

前原が言いかけるのを遮って、比嘉が核心に迫る。

「証拠?」

「そう――」

比嘉の言葉を引き継いで、島田がジャージのポケットからスマートホンを取り出した。それは、慶介から預かったものだった。

「ここに……」

彼はそう言って操作をし始めたが、生憎慣れないもので上手くいかない。そこで、脇から鈴木が手を貸す。すると、途端にそこから大きな声がし始めた。

「『ア、アッ、アア……』」

明らかに性を享楽する女の鳴き声である。島田が向けた画面には、教室内で性交に励む男女の姿があった。すなわち、今朝の有紀と前原の情事である。

「あっ!」

前原が驚いて、とっさに手を伸ばす。それをかわして、島田が訊いた。

「これ、あなたでしょう」

「驚きましたよ」

鈴木も大仰に口を挟む。

 前原は思い出していた。あの後、不良が三人入ってきた時のことを。そうだ、そういえば撮られていたと。それが回り回って、今目の前にあるのだ。

「(流出させたのか)」

その拡散具合の速さに愕然となりながら、しかし、彼は考えた。

「し、しかし――」

“証拠”と言われたが、それは有紀との不倫現場のことであって、その後の事件に連なるものとは断定できないはずだ。

「た、確かに関係があったことは認めますが――」

「学校で? 教室で? あんなことを?」

比嘉が強く批難する。

「え、ええ、すみません。そんな所でシてしまったことは反省しています。ですが――」

「ですが?」

すかさず比嘉が詰め寄る。まるで自分の非道は忘れたかのような口ぶりだ。もっとも、真相を知らない前原は、ただたじたじとなるばかり。

「で、ですが! 本当に悪いと思っていますが、それとこれとは――」

「“これ”?」

今度は鈴木が追及する。

「こ、これ、その……あの、さっきの……」

前原は比嘉を見る。一緒に目の当たりにした“あの件”だと言いたいのだ。が、比嘉には通じない。

「だから、あの……集団で……“ああいう”ことですよ!」

前原はもうしどろもどろになりながら、それでも最後の力を振り絞って弁明した。

「あれとは一切関係ないんです! わたしはただ、彼女と浮気をしただけなんです!」

「ただ浮気をって」

鈴木が呆れ顔でつぶやく。

「そうだ!」

唐突に前原が思いついて叫んだ。

「あの三人! あの不良の三人ですよ!」

彼は島田の両腕に抱きついた。とっさに比嘉がそれから庇おうとするのを、島田が止めて尋ねる。

「三人?」

「そう、三人! その動画を撮った奴ら! そいつらがひどいことをしたんです、わたしの後で」

「“ひどいこと”? ……それを、あなた見ていたんですか」

「み、見ました」

「止めずにですか」

鈴木も横から訝しむ。すると、前原は今度はそちらにすがり付いて言った。

「止めました。止めたんです。でも殴られて」

「助けを呼びに行くとか」

比嘉も怪しむ。前原はもう鈴木にしがみついたままで言い返した。

「気を失っていたんです」

「気を失って、ねえ……」

比嘉の目は冷静であった。実は前原、気絶していたわけではなく、その振りをしていただけだったので、後ろめたさに一瞬ゾッとする。

「でも見ていたんでしょう?」

馬鹿にしたように鈴木が問う。何もかも見通したような口ぶりに、自分がとんだ狂言を演じさせられているような気持ちになる前原。

「信じて下さいよ!」

そう叫びながら、少しずつ考えを巡らせた。追い詰められて、返って落ち着いてきた感じだ。

「(どうもピエロだな、完全に)」

日頃から人情の機微に触れる仕事ではある。その中で揉まれ、駆け引きをしてきたのだ。どんな局面も切り抜ける自信はある。

「(この田舎者ども、なんでオレだと決めつけてるんだ)」

頭の悪い素人どもと見下している相手に言い掛かりをつけられ、まるで論破されたかのように馬鹿にされ、彼はイライラの極地であった。

 それに構いなく、島田があっさりと言ってのける。

「ま、これ以上わたし達から言うことはない。後は警察で話して下さい」

「警察?」

「はい。今日もちょうど来られていますから」

 *

「おおっ! いいね、こりゃ。母ちゃんとは全然違う」

服部は鼻息荒く、有紀の蜜穴で肉茎をしごいた。先程の騎馬戦で小林らと組んでいた彼。小林とは普段から心安い仲である。それで付いてきたらこういうことになった。

「いやあ、この乳! この爆乳だよ」

それは今朝来散々目で追ってきた脂肪球。妻に白い目で見られさえしてもなお劣情とは抑えがたいもの。今しも自身の欲棒を出し入れする度にタップンタップンと暴れ回る様を目の当たりにすれば、さながら徒競走時の体操服の中身を露わにしたような、まるで夢のような景色にウキウキとなる。彼の妻ではこうはいかないのだ。

「スゲーデカパイ。あんな揺れるかフツー」

横抱きに腰を打ちつけられる有紀を見下して、濡れた勃起を脈動させながら藪塚が言った。ついさっきまで自分がヤッていた。例の秘密の閨房、体育館の中に連れ込んですぐさま、辛抱堪らずねじ込んだものだ。そしてたっぷりと一発注いだ。それでもまだ興奮冷めやらぬ彼の勃起は、隆々と起って次回を期している。

「こういう淫乱は――」

腕組みして傍に立っている鎌先が言う。

「男の共有にしないわけにいかないね。こんなスケベな体ぶら下げて、ただの奥さんぶってるのがおかしい」

 すると、それを聞いた森岳がウンウンと頷く。彼は今、有紀の口に肉棒を頬張らせ、その髪の毛をグシャグシャにしながら無理矢理頭を前後させている。白く泡立つ彼女の唇から漏れているのは、先発した羽根沢の子種汁だ。

 上の口にも下の口にも休みなくペニス、ペニス。騎馬戦から引き上げるや即座に乱交セックス再開。もはや男と男の間に挟まれるのが定位置の共有女は、口も膣もズブズブに潤ませて、飽くなき欲求を受け止めている。潤んでいるのはその目も同じ。但し、悲しみの為ではなく、単純な苦しみの反動だ。

「ウゴッ、カハッ!」

森岳の射精が喉に粘ついて、有紀はむせ返った。

「ほら、歯立てんじゃないよ」

ペシペシと軽く頬をはたく口内種付け男。彼の手の平を苦悶の涙が濡らす。運動場このかた、頬を伝う筋は乾く暇がない。そこをペッコリへこませて、言われるがままネバネバ汁を吸い取る女。その口は女陰に等しく男根を包み込む型へすっかりしつらえられていた。

 森岳を吐き出してもぽっかり開いたままの口淫膣。アーンして、次の肉棒を受け入れる。次は沼尻だ。友人が終わると、当たり前にその跡地を使いだす。

「美人の口マンコはいいなあ。どうしてこう、顔かたちで気持ち良さが違うかねえ」

そんな感想を述べながら、彼は他人妻でイラマチオを愉しんだ。彼からしてみれば、有紀は年増の派手な美人妻という印象でしかない。羽根沢や森岳もそうだ。あまり詳しくは素性を知らないし、まして恨みなどなかった。ただ集団で辱められている淫乱女と出会ったというに過ぎない。

「思い出しますねえ、この奥さん見てると」

藪塚が依然活発な剛直をしごきながら言った。それは彼を含む新入り七名に共通の体験のことを指していた。

「ああ、そういえば、前にもマワしたことあるんすよね」

先程ちらりと話したことを勘良く思い出して、慶介が話を振った。

「そうそう、あれもいい乳マンコだったなあ」

藪塚は些か優越感に浸りながら、後輩達に語リ出す。

「デカかったんすか、その女も」

横から浩樹も話に加わる。

「おう、相当デカパイだったな」

「このおばさんと比べたら?」

「う~ん、甲乙つけがたいな。この奥さんも相当デカいからな」

「え? このおばさん位あったんすか。爆乳っすね」

三人が話していると、鎌先もそこへ口を出す。

「だから、こんな恥ずかしい乳ブラブラさせてる女はな、結局ヤりたくてヤりたくて仕方がないんだって」

「ハハハ、そうかもね。この奥さんもこんなヘンタイボディーじゃ、一本のオチンチンじゃ満足できないんだろうね。毎日オチンチン欲しくて仕方ないんだろうね」

友人の解説を受け、そう言ったのは矢板だ。彼は言いながら、そっと服部の方へと近づき始めた。次の順番を狙っているのである。

「いやハハ、恥ずかしいんだけど、いいよね」

誰に言うともなしに言って、笑いを誘う。

「いいよいいよ、ヤりなよ、おじさんも」

慶介が調子よく囃し立てる。

 そのやり取りに急かされたというのでもないが、服部がちょうどフィニッシュを迎えた。

「オウ、金光さんの奥さん……オウ、そんなにオマンコしゃぶりついて……オ、オゥフ、あ~、す、吸い取られる」

彼の印象によれば、有紀の淫穴は吸着し、また収縮し、淫棒から注入される精液を、一滴余さず抜き去ろうとしているという。やがて、彼が当面満足して離れると、時間差を置いて鈴口から溢れ出た白濁汁の残りが床に垂れた。これと同じものが、有紀の腹にたっぷりと残してゆかれたのである。

「ではでは、恥ずかしながら」

順番待ちの矢板が、これまた当たり前に連続生殖に挑む。彼が抑えるまでもなく、回され女はまるで解剖台の上のカエルのように仰向けで股を開きっぱなし、また指で開くまでもなく、女陰は男根の跡をさらしてスッポリくり貫かれっぱなし。簡単にその淫汁の海へ硬直をズブリと沈め込んだ。

「おおっ、これこれ。久しぶりだなあ」

矢板は感嘆しながら、そろそろと腰を振り下ろし始める。彼の痩せた尻のえくぼが、動きに合わせて時に影を濃くした。

 高かった陽もようやく落ちかかっている。騎馬戦も終わり、大会はいよいよ大詰めだ。

「もう少し早く気付いていればなあ」

袋田がボソリと呟いた。

 一方、彼の部下は後輩達相手に例の経験談を本調子で語ろうとしていた。

「その人、うちの温泉のお客さんでさあ――」

 しかし、その会話は突然扉を開けて現れた人物によって中断させられた。一瞬緊張の走った現場であったが、それが“身内”と分かると高橋、花村をはじめ、見知った一同に安堵が広がる。

 それは鈴木であった。鈴木は暗がりの中で目を凝らしつつ、しばしキョロキョロとしていたが、やがて目当ての人物を探し当てたと見え、ズカズカとその人の方へ近寄っていった。もっとも、また知らない面々が増えていることにギョッとしはしたが。

「服部さん、ちょっとちょっと」

彼は小声で呼んで、服部を手招きした。小林の手はず通り彼がここに来ているであろうことは、先程窓から見えた人馬の状況からも確かだった。島田もそれを見越して策を練ったものだ。すなわち、鈴木は島田との話し合いで浮上した策に従い、服部の本業を必要として来たのであった。


〈つづく〉


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[2017/04/12 22:00] | 「大輪動会」 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top
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