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■連続作品
◆長編作品
「子宝混浴『湯けむ輪』~美肌効姦~」

◆中編作品
「青き山、揺れる」 ▼「師匠のお筆」
「大輪動会」(連載中)

短編作品
「ママの枕」  ▼「ブラック&ワイフ」
「夏のおばさん」  ▼「二回り三回り年下男」  ▼「兄と妻」

一話完結
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「いたずらの入り口」 ▼「学食のおばさん便器」  ▼「山姥今様」
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[サンプル動画]鈴木志帆~佐藤美紀
YourFileHostで現在見られる動画を一応挙げておきます

●鈴木志帆
清純Fカップしほ 前編」より
1:ペニバンを谷間に挟んでペロペロ→ベッドに寝そべる男にフェラ(4分半)
2:ローション付きうつ伏せパイズリ→再びフェラ→口内射精→笑顔(4分半)
[参考]「清純Fカップしほ 後編
クンニ→バイブズボズボ→ファック

●佐藤美紀
ザ・タブー家族 義母がすけべで身がもたない 23
「ザ・タブー家族 義母がすけべで身がもたない 23」より
茶髪にロン毛、タトゥー入りのチャラい息子との情事シーン
1:息子が入浴する風呂場に乱入→体を洗ってやる→ついでにフェラ→布団の上で下着姿の美紀さんが上に乗ってきて→フェラ(6分半)
2:膝上パイズリ→攻守交替→クンニ→全裸になって騎乗位挿入→自ら腰振り(6分半)
3:騎乗位、息子の腰振り→四つん這いバック→正常位→中出し→起き上がって自分で精液をかき出す(6分半)







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「師匠のお筆」 4-4-2
『師匠のお筆』


4-4-2


その日の昼過ぎ、鈴美は枕必の個展の手伝いをするべく会場があるホテルの広間に向かった。手伝いというのは訪問客に記帳を促す受付の役である。元々は別の人の役割だったが、急きょバトンタッチしてその時間帯だけ居てほしいという依頼であった。

会場には枕必も現れた。この日の彼は神々しいまでに輝いて見えた。今まで工房や須美恵の教室で会った時は大抵一人か、ごく少数の人間とともにいるだけだったのが、今日は多くの訪問客に囲まれ、時には写真にも撮られて、普段にも増して有名人ぶりを発揮しているのだった。

そんな中、裏の準備室で二人だけで顔を会わせた折には、鈴美が枕必のシャツの襟を直してやる一幕もあった。何気ない風で始めたことであったが、彼女は今日の主役である彼に、自分だけが妻のようにこうして甲斐甲斐しく尽くしてやれることに一種の高揚感を覚えていた。

「ありがとう」

枕必はほほ笑んだ。その口元との距離はいつにも増して近かった。彼は相変わらず甘いマスクに優しげな笑みをたたえており、加えて今日は人前で仕事をしているせいかバイタリティーに溢れた感じもあって、いつも以上に頼りがいのある男性に感じられた。

鈴美は一瞬、このまま彼の胸に手を置いて密着していたい衝動にかられた。そうすればもっと心の安らぎが得られるような気がしたのだ。だが、当然と言えば当然ながらそれ以上のことはなく、実際にはわずかな時間一緒にいただけで、枕必は忙しげに表へ出て行ったのであった。

二人が再会したのは、鈴美が次の者と役を交代した後だった。彼女は食事に誘われた。

「まだちょっと早いけど」

そう言って枕必は腕時計をちらりと見た。時刻は午後五時を過ぎた頃だった。展望レストランは本来六時からディナータイムだったが、枕必の顔で早めに入らせて貰えることになった。彼の顔の広さは今に知ったことではなく、これまでご馳走になった所でも大概顔なじみなのであった。

レストランの照明は暖かい色の落ち着いたもので、主婦とも家族とも縁のない、それはまるっきり大人の雰囲気だった。枕必は色々な店に連れ出してくれるので鈴美は嬉しい。こういうところ一つとっても、夫瑞夫との違いは明白であると思う。瑞夫といえば結婚する前からそういう気遣いをしてこなかったのだ。鈴美が心ときめくのも無理はなかった。

それに、枕必は鈴美を一人の大人の女性として丁重に扱ってくれる。彼のエスコートに従っていれば何ら恥をかくこともなく安心していられた。そういう紳士的な枕必と向き合ってこうした場所で食事をしていると、鈴美はいつしか夫や子供のことを忘れ、恋人になったような錯覚を覚えた。いや実際のところ、今の二人の様子は事情を知らない他人から見ても、いわゆるいい雰囲気に見えたものだった。

一時間ほどして二人は店を出た。個展の成功を祝して乾杯した二人は大いに盛り上がり、エレベーターを待つ間もずっと話しっぱなしだった。

しかし、エレベーターに乗り込むと、ふと会話が途切れた。何気なく、鈴美は扉の上の数字が一つずつ減るのを見ていた。と、足場が一瞬揺れた、……ような気がした。鈴美は枕必の胸に抱きとめられていた。

「少し、酔いましたか?」

「あ、ええ……すみません……」

鈴美ははしたないことと思い自分を恥じた。だが、すぐには起き直らなかった。ただ枕必の胸に手を置いて静かに立っていた。先ほど彼のシャツの襟を直した時と同じ気持ちだった。

ただ一つさっきと違うのは、枕必もまた彼女を離さなかったのである。今鈴美がよろめいたのも、実は枕必が引き寄せたからかもしれないのだった。

鈴美は見上げた。そこには枕必の強く熱い眼差しがあった。思わず鈴美は視線を逸らした。だが、枕必の右手がそれを遮った。

「あっ……!」

少女マンガか何かであるような、わざとらしくも聞こえるかすかな驚きの声を上げて、鈴美は枕必の温かい唇を感じた。枕必の手が彼女の顎を軽く持ち上げていた。もう一方の手は彼女の細い体を抱き寄せて……。

と、エレベーターのドアが開いた。幸いなことに誰も待っていなかった。だが、たとえ誰かが待っていようとも、二人が動じることはなかっただろう。枕必も、鈴美さえも。

枕必はキスをやめることなくボタンを操作して扉を閉じた。そこはもう二人だけの世界だった。やがて二人の世界は再び階を昇り、ある客室フロアに着いた。そこには、枕必のリザーブした部屋があるのだった。彼らの世界は、その部屋へと移動していった。

鈴美と枕必の甘い時間が始まった。


<つづく>



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「師匠のお筆」4-5-10
『師匠のお筆』


4-5-10


「ああ……はあぁ……」

枕必の前にすべてを開いた鈴美は彼に従順だった。枕必が背中を押すと力無く前に倒れ込み、彼の求めに従って膝をつき腰を上げた。枕必の動かすがままに四つん這いになる彼女は、彼の人形のようだった。

枕必は、そんな人形のような鈴美の頼りな気な腰を持ち、肉棒の出し入れを再開した。鈴美のたわわな白い尻と枕必の浅黒い肌がぶつかってパンパンと音が鳴る。それと一緒に、尻の谷間から彼の肉棒が見え隠れする。

「あっ、あっあんっ……!」

鈴美の口からアエぎ声が漏れた。普段こういう状況になってもほとんど声を上げたことのない彼女だったが、今日ばかりはなぜか艶めかしい声が出た。自覚はなかったが、枕必との性交にふさわしい態度を自然ととろうとしていたようだった。

(う、後ろからが、こんなに……すごい……なんてっ!?)

いわゆるバックの体位は鈴美にとって初めての経験ではなかったが、今は特別新鮮な気分だった。というのも、枕必のやり方はまさに腰を打ちつけるといった感じで荒々しく、また腰をがっしりとつかんで引き寄せる手はいかにも力強くて、この体位を通して男性に主導権をとられる心地よさを彼女に実感させてくれたからだ。このバックから比べると、これまでに経験したそれは、ただ単にポーズだけをなぞったようなものだった気がした。

「ほ……あ、ああぁ……!」

枕必の手が、両の乳房をつかむ。彼は乳房ごと彼女の体を支え、激しく腰を振った。それは今日一番の激しさだった。けたたましいほどに肉のぶつかり合う音が部屋に響く。

「あっ! あっ! あう、あう……あああぁぁ……!」

もし枕必が胸を抱えていなかったら、鈴美は早々にベッドに突っ伏していたろう。それほど枕必の腰振りは激しく、それに耐えるうちに鈴美の足には力が入らなくなっていた。枕必がピストンを中断すると、鈴美は足をがくがくと震わせた。鈴美の意識が飛んだ。

枕必はペニスを彼女の体から抜き去った。それは挿入してから初めてのことだった。今までは体位を変える際も入れたままだったのだ。

支えを失うと、途端に鈴美はその場にのびた。正体もなく全裸でのびているその姿はふしだら極まりなく、母親としての片鱗もなかった。ただただ肉の悦びの渦中にいる女だった。

そんな鈴美を、枕必は仰向けにひっくり返した。またしてもその手つきは人形を扱うようだった。ひっくり返される時に、鈴美の股間からトロンと粘液がこぼれ落ちた。汗ばんだ尻の谷間、そこにある肛門も性毛もすべて濡れそぼっていたが、秘唇の濡れ具合は格別で、それも透明というよりも白濁した液体にまみれているのだった。それは、男根との激しいこすり合いで様々な液体が混ざり合って泡立ち、白濁したものだった。

枕必は、その白濁した穴に指を入れてクチャクチャとかき混ぜた。鈴美は荒い息を吐きながら、されるがままになって寝ころんでいた。

彼は彼女の股を大きく開いた。そして見下ろした。日頃清楚なこの主婦の秘唇が、白濁液にまみれてだらしなく開けっぴろげになり、ひくひくとうごめいてなお男根を誘い入れようとしている所を。小休止にかかろうとしていた彼の陰茎は、それを見て一躍活気を取り戻した。彼はそれを再び彼女の穴に沈めた。


<つづく>



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「師匠のお筆」 4-5-11
『師匠のお筆』


4-5-11



「ん……はああ……!」

絶頂の中で意識が果てていた鈴美だったが、なお陰茎の侵入は分かるようで、その瞬間には小さく体を震わせた。枕必は彼女の腿を持って股を開き、股間に向かって高速のピストンを打ちつけた。

「んんん……あぁっ……あ、あ、あ、あ……!」

激しいピストンの再開で鈴美の意識が徐々に覚醒する。と、ふいに彼女が叫んだ。

「ち、違います……違います、ああ……」

寝言のように曖昧な滑舌ながら、ひどく狼狽した様子の鈴美だった。違う、とは一体何のことなのか、唐突に過ぎる発言である。ただ枕必には何事か心当たりがあるらしく、一切動じる様子を見せることはなかった。

「どうしたんだい?」

言いながら、枕必は鈴美の足を持ち上げて自分の両肩に乗せひっかけた。鈴美の足が高く持ち上がり、尻の下に隙間が空く。その態勢は彼女の焦りに一層の拍車をかけるらしかった。

(ああ、ダメ、ダメ……何か、何か来る。来ちゃいけないものが来る!)

それが何なのか、果たして鈴美の予期しているものなのか、今までにこういう状況は経験したことがない彼女には確信が持てなかった。ただ、予期している方である可能性は濃厚であり、鈴美の不安は急速に大きくなって心を圧迫した。元々オーガズムには不安や恐怖といった感覚の伴う場合があるが、今もちょうどそんな感じでありながら、それに恥ずかしさの加わった感じだと思われた。

「ああ、いや……ちょっと、ちょっと待って……」

うなされているように話す鈴美をよそに、枕必は相変わらず激しい腰振りをやめることはなかった。両肩に彼女の足を乗せたまま、上から下へバチンバチンと大きく腰を振り降ろす。

「ああっ! もうっ!」

(もう、出るっ……!)

ちょうどそれは、枕必の肉棒が根元まで膣穴に潜って停止した瞬間だった。接着する二人の性毛の隙間から、初めはじわじわと、やがてなみなみと生温かい液体があふれ出てきたのである。

鈴美は枕必の顔色をうかがった。するとちょうど枕必もこちらを見ていた。目が合った。鈴美は恥ずかしさのあまり、白目をむいたように目を閉じてのけぞった。このまま気を失いたかったが、そう都合よくいくものではなく、確かにエクスタシーは感じながらも意識はしっかりとあるのだった。

枕必は何も言わず、肩から足を降ろすとそのまま鈴美に覆いかぶさって唇を奪った。

(ああ、いやぁ……)

自分がどうしようもなく無様に思えた。一度出てしまった尿は止まることなく、枕必との体の間で後から後から湧いてくる。枕必の陰茎も睾丸も性毛も、すべからく鈴美の尿まみれになっていた。男性を受け入れている最中に放尿してしまう自分に、鈴美は幻滅した。せっかく大人の情事を教えてもらっても、これではなんという間抜けであろう。

だが、枕必はそのことで彼女を責めたり、また行為を中止したりすることはなかった。彼は尿がかかるのもいとわず、放尿する鈴美と唇を重ね舌を絡め、尿が出尽くす頃には彼女を思い切り抱きしめていた。言葉は一言もなかった。鈴美の気分はそれで落ち着いていた。

尻の下の濡れたシーツは早くも冷たかった。鈴美はその冷たく薄い水たまりに浸かって、いつ果てるとも知れない枕必のピストンをまた受け入れ始めた。

窓の外の明かりだけに照らし出された部屋は薄暗かった。その中に一か所だけぼやっと明るい光があった。デジタル時計の文字盤だった。時刻は十九時をまわっていた。その時刻を見ても、鈴美が家のことや神雄との夕食のことなどを連想することはなかった。ほどなくして、鈴美はまた気をやった。


<つづく>



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「師匠のお筆」 5-1-1

<登場人物>
枕必(ちんひつ)……有名書道家。須美恵の父。
須美恵(すみえ)……枕必の娘。書道教室を経営。
神雄(かみお) ……須美恵の生徒。鈴美と神雄の息子。
鈴美(すずみ) ……神雄の母。
瑞夫(みずお) ……神雄の父。
文子(ふみこ) ……枕必の古くからの愛人。

※この小説はフィクションであり、実在の人物・団体等とは一切の関係がございません。


『師匠のお筆』


5-1-1



「ええ、そうです」

枕必(ちんひつ)は電話口に向かって、ごく優しい声で言った。電話の相手に対し、とても丁寧に思いやっている様子だった。

「楽しみにしています。では……」

彼は紳士的かつ爽やかにそう言うと、静かに受話器を置いた。そして見下ろした。彼の足元にいざり寄る一人の女を。

「鈴美(すずみ)さん? でしょ?」

女は、“鈴美”という名の記憶が極めて曖昧であるといった風を装いながら聞いた。実際、彼女が鈴美に会ったのは、枕必の書道教室での一回だけだった。女は文子(ふみこ)だった。

「あの人に随分ご執心なのね、近頃は」

文子は枕必の腿に頬をすり寄せ、腰をくねらせた。腰から背中にかけて脂肪の溝ができる。彼女は今、全裸だった。

「コレだって、こんなにして」

すすっと頬を上に滑らせて骨盤の横に密着すると、目と鼻の先にあるペニスを見つめて、文子は言った。文子の見つめるそれは勃起して上向き、少し白いものの混じった透明な粘液にまみれて光っていた。枕必も下半身には何も纏っておらず、服を着ているのは上半身ばかりだった。

彼がそんな状況になったのも、すべて文子のせいだった。さっきまで文子は、そのいきり立った怒張を散々もてあそんでいたのである。それは、枕必が電話をかけている間中ずっとであった。

彼が電話をかけだすとほとんど同時に、すぐさま文子はその足元にじゃれついていた。

文子はまず、亀頭から二、三センチ先に舌を出して構えた。その時彼の陰茎は、海綿体に多量に水分を含んではいたものの、まだぶらりと下へ垂れていた。というのも、彼はその前に一度射精していたのだ。つまり、文子との一戦を終えた後で、鈴美に電話をかけようと思いついたのである。

文子が舌を構えていると、ツーッと粘ついた雫が尿道の出口、すなわち鈴口から滴り落ちてきた。それは、射精時に出尽くさなかった精液の残りであった。その汁の本体は、今なお文子の膣内に大量に入っている。文子は体内のそれを感じながら、舌の上にその残り汁を受けた。

残り汁は、最初に大きな雫がぼたっと落ちた後は、わずかな量がだらだらと垂れるのみだった。粘性が強いので、細い糸ながら中々途切れない。落ちた粘液は舌の先のくぼみに停滞するが、次第に表面をなめらかに移動し、ゆっくりとその奥の方へと流れていく。やがてじれったくなったのか、そのか細い糸をたぐリ寄せるように先へ巻きつけながら、文子は舌をその出口へと上昇させていった。

そうして舌先でチロチロと尿道口を舐め、さらに手で陰嚢を揉んで残りの汁を誘い出す。射精時に一時引き締まっていた睾丸もやや柔らかみを取り戻し、伸縮する皮の中をコロコロと玉が動き回る。文子はもう片方の手で竿をしごき、睾丸の方の手もゆっくりとそちらの方へ移動させていった。精巣から尿道へと、今出る精液をすべて放出させようという考えだ。

その甲斐あってか、亀頭の割れ目からじわりと粘液が浸み出す。文子は唇を亀頭にかぶせて、ストローよろしくチュウチュウとそれを吸いだした。出なくなると、再び舌先を動かして鈴口を刺激する。外から見ても舌の動きは分からぬが、頬をペコリとへこませて唇をわずかに締めたり緩めたりしながら、何かしら口の中をもごもごとしているのは見てとれた。

文子は口に受けた精液をそのまま中にとどめておいて、そのまま陰茎に唇をかぶせていく。すると口内で精液と唾液が混ざり合って潤滑液となり、彼女の唇がなめらかにペニスの上を行き来するのを助けた。口内で生成されたこのドロドロのローションをまとった舌を、らせん状にグルグル回転させながら巻きつけ、文子はペニスを深く飲み込んでいく。

枕必は電話に夢中で、文子の行為を止めようとも続きを求めようともしなかった。電話しながらフェラチオをされているというのは、少なくとも先方の鈴美などには想像だにできない状況だったが、枕必はいたって冷静で平生となんら変わらぬ様子で会話していたし、文子に対しても一切無関心な風であった。

他方、文子も枕必の対応にはお構いなしといった調子で、ただただ気の向くままに彼の一物を弄び続けた。

枕必のペニスは射精後も敏感になり過ぎるといったことはなく、そのことは、夫よりも多くくわえ込んだ自身の実績に照らして明らかであった。彼と出会ってからもう長い年月が経つが、夫以上の回数彼と寝てきたし、ひょっとしたら彼の亡くなった妻以上に彼の体を知っているかもしれないのだった。射精した後の枕必の陰茎をしゃぶるのは、文子にとってありふれた出来事だったのである。


<つづく>



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「師匠のお筆」5-1-4
『師匠のお筆』


5-1-4



あの夜以来、枕必と鈴美は既に何度も密会を重ねてきた。つい先日も、例の工房で逢ったばかりである。

工房は、枕必にとって半作業場、半居住空間といった感じだが、初めて迎えた時に比して格段に打ち解けた鈴美は、ここへ彼のために手料理を作りにきたのであった。買い物袋を提げて、散らかった台所に現れたその姿は、まるっきり男のやもめ暮らしを訪れた恋人のそれだった。

「お口に合うか分かりませんけれど……」

はにかみながら鈴美は言い、手早く料理に取りかかった。その後ろ姿を思い浮かべると、なるほど、確かに文子の言うごとく、「いいお母さん」そのものだと彼は思った。

そういうところが枕必にとって良かった。これまた文子の指摘した通り、彼はこのところ鈴美にかかりっきりであったが、平凡で貞淑で、まるで情事とは縁のないような主婦と特別な関係になる、それが枕必にとって最も興奮を誘うシチュエーションであり、今の鈴美がまさにその理想的な存在なのだった。

彼女と文子とでは、比較するまでもなく違いは明らかだった。

鈴美がそのような主婦ならではの背徳感を常々抱えているのに対し、文子には当初からそのようなものは無く、それは長い年月の故にそうなったのではなくして、まさしく初めての逢瀬からそんなものは無かったのであるが、彼女はとにかく性に開けっぴろげで、いつでも肉欲至上主義なのであった。

また、文子がこのように肉欲そのものにのみ関心を集中させているのに対して、鈴美には肉欲に至るまでに愛情の裏打ちがあることも特筆すべき点であった。

文子は、前述の通り、枕必に恋を感じることはなく、二人はまるで長年連れ添った夫婦のようにさばさばとした心の通わせ方をしていたが、彼女はただ枕必の性技と彼との体の相性を強烈に欲するが故に関係を継続させているのであった。

他方鈴美は、完全に枕必に恋していた。恋という起爆剤があったればこそ、不倫からの快楽を求めたのであった。たとえ本性では、肉体的快楽への好奇心に突き動かされていたとしても。

一方、恋の戯れは枕必にも愉しいものだった。彼が言うどんなことも鈴美は目を輝かせて聞いたし、自分の言いつけを聞くことにかけては師弟の関係以上である様子も、男としての支配欲を満足させてくれた。恋に彩られた鈴美との逢瀬は、こうして枕必の琴線に触れたのである。

もっとも、恋愛感情のかけらもない文子との間柄ながら、あちらのみならず枕必の方でも彼女を手放さなかったのには理由があった。それは、やはり文子の理由と大差ないのであるが、彼女の体が良いからであった。

文子は、乳房も尻もでっぷりとして大きく、また四十路に入ってからは他の部分にも脂肪が目立つようになってはいたものの、要するに豊満で肉感的な体型をしていた。その肉体は枕必の性欲を高め、そこに彼女の積極的な性と、一方実は従順な性格が加わって、彼が思い切り性欲をぶつけたいと思った時にうってつけなのである。また彼女の秘穴が、俗に言う名器であるらしいことも、枕必のお気に入りであった。

それにしても、いくら彼自身に妻が無いとはいえ、夫のある婦人と、しかも並行して関係を結ぶというのは決してありふれた状況ではない。久しく関係を続けている文子ならばこそ特別認められるということではないし、まして、鈴美はつい最近まで夫と子供と平穏に暮らしていたのに、枕必のために道義に外れることとなったわけで、世間一般では到底筋の通らない話である。

しかし、この件について彼自身は一切、まったくもって全然意にかいしていないのであった。どちらかに悪いとか、後ろめたいとか、あるいはこういう背徳感とスリルが楽しいなどとも、何とも思っていなかった。

以前、鈴美が文子も参加する彼の書道教室に一度だけ来た時、文子はこう言っていた。

「また新しい獲物が来たじゃない? また、食べちゃうんでしょ? それとも、もう?」

彼女はいたずらっぽく笑った。

「このお教室に来た人達、みいんな食べられちゃうのよね、先生に」

そう、鈴美にとっては彼女のこれまでの人生最大の事件である不倫の恋だったが、枕必にとってはこれまで幾度となく経験してきた数多の関係の一つに過ぎなかったのである。


<つづく>



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「師匠のお筆」5-1-5
『師匠のお筆』


5-1-5


鈴美があの教室で出会った、文子と年が近いと思われたあの二人の女も、ギャル風の容姿をしていたあの女も、みんな枕必と肉体関係を持っていた。そして、あの教室に通う限り、現在もその関係は続いているのである。いわば、あそこは彼にとってのハーレムなのだった。

どうしてそんなことが可能かというと、別に弱みを握って脅迫しているとかではなくて、ひとえに彼の行動力による賜物なのである。

彼が女を口説く際の積極さと手際の良さは、実に並々ならぬものであったし、あまつさえ、財産と地位を有してもおり、女好きのする風貌でもある。枕必は、そういう引き出しを各女の需要に合わせて出し入れすること巧みで、それを実地に適用し目的をやり遂げてしまうのであった。

それほど女を落とすことにバイタリティ溢れる彼であるから、鈴美のことも端から肉体を攻略する対象であった。

しかし鈴美は、枕必がこれまで付き合ってきたどの女に比しても、顔といい胸や尻いいとりたてて特徴のない女である。性格についても、これまでの女にも見られたいずれかのパターンに容易に分類できた。

それでも彼女に興味を持ったのは、先述の通り、色恋とまるで無縁そうな地味な母親を自身の手で性に目覚めさせることが彼にとって快感だからで、出会った瞬間の彼女が、その実現に年齢・容姿・雰囲気ともにまさにちょうどいい頃合いだったからである。

ところで、そういう風にいかに枕必が恋とは違う動機で鈴美に近づいたとはいえ、恋に燃える彼女をまったく愚弄し、その気持ちを傷つけようと企んでいたかというと、それは違う。

確かに、彼の中には鈴美のように一途で澄み切った恋心はなかった。だからこそ彼女の気持ちを冷静に受け止められ、そしてそれを利用したことは事実である。

しかし、だからといってただただ感情を介在させずに遊んでいただけというわけではなく、また影で彼女を嘲笑っていたわけでもない。彼は、彼女の気持ちに当意即妙な相槌を打ちながら、その都度彼女をいたわる気持ちでいたのである。

要するに、枕必は鈴美のことを可愛い女だと思っていたのだが、それはまるでペットを見るような、絶対的力関係から生まれる憐みの情を彼女に対して抱いていたということであった。

ある種、それはそれで残酷な感情であろうが、数々の女と相前後して同衾しておきながら、それについて何らの拘りも持たない彼に、もし誰かがそのことを責めてみたところで、まったくの梨のつぶてに終わったでろう。

「ね」

文子が言った。

「鈴美さんもいいけど、ね?」

文子は、勃起した肉竿を握りしめた。

「どうせまたできるんでしょう? 絶倫だもの」

後半は半分笑いながら文子は言った。彼女にとって絶倫という単語は、冗談の部類に入るものだった。

だが実際のところ、枕必はいわゆる絶倫と呼んでしかるべき男であったろう。数々の女と寝て、しかもそれらを一様に満足させるのは並大抵のことではないが、彼はいつもそれを成し遂げてきたのである。

今それを体現するかのように、彼の陰茎は大樹のようにどっしりと佇み、大いなる幹を張ってどんな風雨にも動じない構えを見せていた。

文子には垂涎ものだった。一度でもその絶倫を知れば病みつきになるという。彼女は今やその依存症であった。

我慢の限界という様子で、文子は彼の行く手を遮るべく部屋の戸に手をついて尻を突き出すと、後ろ手に枕必の勃起を自身の肉穴へと導いた。

「ねえ、ちょっとだけ。ねえ、ちょっと、ね?」

文子はひとり言のように言った。肉棒依存症の女の、あさましい願望のほとばしりであった。肉棒は、今にもその手によって彼女の穴へとその身を埋めようとしていた。

が、そうはいかなかった。枕必が腰を引いたからである。

「ねえぇ」

不満を露わに、文子は眉を寄せた。秘穴からは涙のように、愛液と精液がツーっと滴り落ちる。やはりもうやる気がないのか、と文子は大いに落胆した。

しかし、枕必の目は先ほど来の冷めたものではなくなっていた。彼女の執拗な誘いと、全身性欲の塊のような体が枕必の気まぐれに火を付け、彼はある趣向を思いついていたのである。


<つづく>



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「師匠のお筆」 5-1-7
『師匠のお筆』


5-1-7



バチンッ! また一つ響く。それは、枕必の平手が文子の尻をしたたかに打つ音だった。

「いっ! ああっ!」

思わず前のめりになって、文子の腰が沈む。と、膣に刺さった毛筆が硯の底に突き立った。

「いつっ!」

文子は短く悲鳴を上げる。股間に生やした筆が、膣奥の壁に深く衝突したのだ。筆は、ちょうど膣と硯の間でつっかえ棒になった形である。耐えきれず、文子は前方に手をつく。すると筆は斜め後ろへの傾斜となり、その先が硯の底をひっかいて墨汁の雫がちらほらと後ろに飛んだ。

そんな文子の尻を、枕必はまた引っぱたいた。 

「ううっ!」

さらに前かがみになった文子は、このまま四つん這いになりそうな勢いで尻を後ろに突き上げる。その尻の表面には、枕必の手形が赤く浮き出ていた。
彼女の尻は、脂肪が豊富で丸々としている。その脂肪の多さもあり、また年齢的なこともあって、尻肉は少しく垂れ気味であった。その垂れた肉に圧迫されながら、その狭間からピンと真っ直ぐに毛筆が生えている。まるで尻尾のようだ。

「抜けそうじゃないか」

言って、枕必は筆をグリグリと回しながらめり込ませた。

「おおうっ!」

文子は、折りたたんだ膝を一瞬震わせる。肉壁を弄ばれる快さと、角ばった筆の尾が当たる時の軟い痛さを感じたせいだった。

「背筋を正して!」

枕必は命じて、文子の肩と背を相反する方向に押しながら、彼女を垂直に起き上がらせた。こうして再び筆を墨にひたす態勢ができあがる。
文子は恐々足のクッションで間合いを測った。その姿は、中腰と和式便器にまたがる格好のちょうど中間位の姿勢だった。

「手はここ」

さらに命令して、枕必は彼女の両手を後頭部に添えさせた。おかげで文子は、両の腋を広げ、和式便器で用を足す姿勢を取りながら、しかも膣に筆を差し込んで、おまけにそれに墨をつけようとしているという、どうにも間抜けな格好となってしまった。こんな四十路女の姿は、そうそう世間で見られたものではない。実際、彼女を知る誰も、彼女のこんな有り様を普段の姿からは想像できないだろう。

そういう情けないことになるのだから、文子がこの趣向を始める前にためらっていたのもうなずけるというものである。ところが文子はこの状況を、実は嫌がっているわけではない。そもそも本当に嫌なら、最初から拒否すればいいのである。いくら師弟の間柄とはいえ、あるいはいくら彼のことの運びようが巧みであれ、断れないほどの強制力はないのだ。つまり彼女は、自らこの状態を望んだのである。
確かに、これを始める以前に文子は躊躇していた。しかしそれは、このプレイが激しい羞恥心を煽るものであるために、しばらくやっていないと、それが多少の恐怖に変貌して彼女にプレッシャーを与え、結果独特の不安や緊張感を生じさせてナーバスになっていたものだ。一方いざ始めてみれば、のど元過ぎれば熱さ忘れるがごとく、それらが快感に変じていくことを彼女自身分かっていた。でも何度やってもナーバスになる。そういうものである。

では、なぜこんな情けない状況に追い込まれて、彼女は快感を感じるのだろうか。つい少し前まで積極的に男の肉棒を弄んでいた女とは相容れない性格のように見えるのに。
彼女の目的はあくまで肉欲を満足させることにあるから、そのために入用な肉棒は、いわば質に取られているようなもので、それがためいいなりになっている、それは一つある。だがそれは一番の理由ではない。では、何が最も強く彼女を突き動かしているのだろうか。

さて、そうこうするうちに墨をつけ終えた文子は、ようやく紙の方へと筆を移動させる段となった。足を抱けば、文子がごろんと横になっても十分お釣りがくるほどの大判の画面だ。

頼りない表情を浮かべて、文子は枕必をうかがう。その様を見て、彼はほくそ笑んだ。


<つづく>




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