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作者が思いついたエロ話を羅列して自分を慰めるブログです。下品な妄想と低俗な文章に股間で共感して頂けたら幸いです。

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「オナこもりの小説」は、エロ小説を気ままにアップしていくブログです。たまに、AV女優や、TVで見た巨乳のことなども書いています。左サイドにある「カテゴリ」から、それっぽい項目を選んでご覧ください。

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小説には、連続作品と一話完結作品があります。連続作品は、左「カテゴリ」の各作品名より一話から順番に読むことができます。また「目次」には、各作品の概要などをまとめた記事が集められています。

■連続作品
◆長編作品
「子宝混浴『湯けむ輪』~美肌効姦~」

◆中編作品
「青き山、揺れる」 ▼「師匠のお筆」
「大輪動会~友母姦戦記~」(連載中)

短編作品
「ママの枕」  ▼「ブラック&ワイフ」
「夏のおばさん」  ▼「二回り三回り年下男」  ▼「兄と妻」

一話完結
「お昼寝おばさん」 ▼「上手くやりたい」  ▼「珍休さんと水あめ女」
「栗の花匂う人」  ▼「乳搾りの手コキ」 ▼「妻つき餅」
「いたずらの入り口」 ▼「学食のおばさん便器」  ▼「山姥今様」
「おしっこ、ついてきて。」

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大輪動会-プログラム#31-


 *

 さっきよりも遥かに窮屈な締め付けが欲棒全体をくるむ。慶介は快楽に休みなく邁進しながらも、横の会話に耳をそばだてていた。彼だけでなく、服部も小林も窓を開けて聞いていたし、浩樹に至ってはわざわざ車を降りていた。

 その浩樹の肘を引き、こちらに関心を向かせるべく慶介が宣する。

「ヤベえ、イくわ。初アナル、ヤベえ」

その言葉通り、間もなく彼は肛門内深々と精を送り込んだ。つま先立ちして足をピンと伸ばした様は、まるで直腸の中のいきり立った接続具と同じだ。

「お、おう……」

気もそぞろに浩樹が応じる。この遊びを果たして続けていいのかという迷いがそこには見えた。

 だが、タクシー運転手と後ろの仲間らとの会合は、そんな彼の杞憂をすぐに晴らしてくれた。間もなく、バスから矢板が降りてきて、浪岡と共にワンボックスカーへ近づいてきた。その後ろからは、竜二も出て来る。

「この人、よく知ってる人で、信用出来るからさ――」

運転席の方から車内を覗いて、矢板が話し出すと、皆まで言うなと、それを服部が制止した。

「うん、聞いてました。ま、あたしには断る権利なんかないですよ」

手放しで賛同する服部。小林にも否やはなく、

「あんたも好きねえ。わざわざ車停めたもんねえ。よく見逃さなかったもんだよ」

と、浪岡に語りかけた。言われた方は、頭を掻きながら下卑た笑いを返す。その彼を指して、

「この人、輪姦慣れしてんのよ」

と矢板が言うと、小林は「ヘー」と頬を緩め、大いに感心してみせた。

 一方、慶介と浩樹も、竜二から経緯を聞いていた。

「大体聞こえてたけどさ、要は、ヤりたいんでしょ、あのオッサンも」

横目で浪岡を見ながら、慶介がズボンを上げる。

「いいんじゃね、別に。マワしたいヤツ、どんどん入ったら」

「ていうか、もう決まったんでしょ」

二人が比較的寛容にそう話すのを聞いて、竜二は密かに安堵していた。自分だけが賛成して、友人らが反対だったらどうしようという危惧が実はあったのである。

「……ということで」

浪岡が腰の低い感じで、三人の前にやって来る。

「うん、今すぐヤる?」

彼に慶介は余裕の笑みを返し、有紀の腕を取った。

「そうですね。すいません、じゃあ、ちょっとお借りしますよ」

浪岡は手刀を体の前でヒラヒラさせて近づき、慶介から女体を受け継ぐと、それを前にしてベルトを緩め始めた。するとその作業中に、あることに気付いて「おやあ?」と、有紀の臀部に顔を近づける。ある部分が、通常と様変わりしていたからだ。

「へへ、アナルも使えるぜ」

慶介は疑問に答え、つい今しがた使った時の温もりを股間に感じつつ、後輩に問うた。

「どっち使うの」

「ウ~ン……悩むなあ」

浪岡はちょっと考える振りをして、ためつすがめつしていたが、実際にはとうに決めているのだった。

「まあ、一発目はね」

彼が選んだのは、スタンダードの方だった。ただ、そちらに狙いを定めながらも、丸見えの尻性器を見下ろして、

「ご立派なもんですなあ」

と、興味津々な態ではあった。くり貫かれた窪みが、次に埋めてくれる肉栓を待っているように彼には見えていた。

「すぐ終わるからね」

そう言って、浪岡は早速に抜き身を挿していく。この間、有紀は微動だにせず、慶介に犯されたままの体勢で、車体に寄りかかっていたのである。

「すぐ終わんのかよ。おっちゃん、早漏?」

浩樹が口を挟む。すると、浪岡はそれを否定せず、

「でも、おじさん、こう見えて意外と回数出来るから」

と切り返したら、若者らはそれに親しみを感じたようだった。

 そんな中、うずうずしていたのは竜二であったが、とうとう彼は辛抱しきれずに進み出た。

「なあ、オレ、空いてる方、いいかな?」

慶介に許しを請う。すなわち、二穴性交したいというのだ。すると、物分かりのいい浪岡が、すぐに気を利かせて体位を変えに掛かった。

「よし、おっちゃん、こっちにこうするから、後ろからおいで」

言うが早いか、彼は開いたサイドドアから後ろ向きに後部座席に腰掛けると、向かい合わせに有紀を迎えて膝の上に乗せ、交わリ始めた。仰向けの浪岡とうつ伏せの有紀、その二人の脚部が、ちょうど車外へはみ出る格好となる。そうして露わになった尻を、竜二に責めろというのであった。

「すんません」

竜二は途端に謙虚になって、すぐに作業に取り掛かった。地面に立ったままでは難しかったので、片足を車に乗せ、なんとか、挿入を試みる。入れるまでは難しい。しかし、一旦はめ込んでしまえば、案外楽だ。なぜなら、隙間なく密着した穴と棒の肉は、吸着力で固定されたようになるからである。

 既に信号は、赤から青に変わっていた。しかし、車は進発しない。ただ、走行せずとも車体は揺れる。男二人が上に下にと、それぞれ女を犯しまくるからだ。また、走り出さない車に、警笛を鳴らす後続車もいない。代わりに、肌と肌、肉と肉の擦れる音が響くだけだった。

「ああ、気持ちいい! オレ、アナルハマりそうだわ」

本日二回目となるアナルファックに歓喜の声を漏らしながら、竜二は剛直を突き下ろす。尻性器は彼の硬いものをまんまと奥までくわえ込み、絞った入り口は輪ゴムのようにきつくその根元を圧迫した。出し入れの度にヌッチャヌッチャと汁の絡む音が鳴り、溜まった白い泡立ちが、その数センチ下のもう一つの結合部へと流れ落ちる。

 上階の男の発した汁が竿や玉にかかっても、下階の男は一向気が付かない。彼の道具自体がすっかり濡れそぼっているからだ。それは己から出たものによってでなく、膣穴のみによって濡らされたものである。そもそもそこは散々なる精液の掃き溜めであり、浪岡の知らない男達だって何回も肉茎をぶち込んだ器だ。他人のがどうとか、そういうことを気にしていたらキリがない。およそ潔癖な男には向かないのが輪姦行為と言えるであろう。

 この点、女にはそもそも事前の選択権がない。犯されてしまえば終わりだ。凸と凹の構造上、女は受け身。力づくであれ、ペニスを挿し込まれ、種付けされてしまえば、後手に回るほかないのである。複数人による連続姦において、潔癖なる概念が意味を持つ余地などあり得ないのである。

 とはいえ、被輪姦自体には向き不向きがあるであろう。精神はもちろんのこと、まずもって肉体がもたない場合がある。その点において、有紀は恵まれていると言えた。いずれも破壊されることなく瑞々しさを保ち、発情した男根達の性欲処理器として、彼らの種付け要求を文字通り全て受け入れ、従順に且つ十二分に自分を使用させてきたのだ。オスの為に全身を解放し、自己の用よりもそちらを優先して、例えば排泄器官すら男の快楽玩具として提供するのは、まさにあるべき女の姿である。必ずしもそれを実践出来ない現実において、有紀の価値は高い。彼女が望まずとも、有紀は輪姦専用に生まれた女なのである。

 それが証拠に、見よ、厚い乳房を顔面に乗せながら、頬を緩め切った浪岡の恍惚とした表情を。それこそ見ず知らずの男から男へと揉みつながれてきた脂肪球ながら、彼はいとも嬉しそうに揉みしだき、あまつさえ舐めしゃぶっているではないか。

「うほお、ボインちゃんとオマンコ。ウ~ン、たまらん!」

隠れて見えぬが、彼の亀頭の先からは、白く濁った我慢汁が湯水のごとく湧き出して、有紀の膣壁に染み込んでいた。さらにそれを塗り込むが如く、剛直棒が柔肉内部を我が物顔でかき乱す。

 確かに、汚らわしいと遠ざける者はいるだろう。が、かの女が天性の輪姦専用体であることは紛れもない事実で、それが故に男達は勃起し、輪に連なってきた感はある。この浪岡のように、たとえ既に輪姦事後と知っていてもなお、新たに挑みたくなるのだ。こんなに犯されて、汗や汁まみれになって、全身からオスの匂いをプンプンさせている便器女であっても、まだ使いたいと思ってしまう。あるいはそう思わせることこそが、輪姦専用女の真価かもしれなかった。

「ウ、オォー……ン……」

当の本人は、そんな特性にも気づくことなく、ただ己の役割として、二人の男の使用に耐え、喉の奥から低く動物的な唸りを発していた。何かの反動で、ツーッと涙がこぼれ落ちる。さすがの彼女も、まだ両穴同時挿しには耐性がない。もはや思考する暇とてなく、膣と腸の間にある壁をゴリゴリ削られる拷問と必死の我慢比べだ。

「おうおう、気持ちいいねえ、気持ちいいだろう?」

ペロペロと有紀の喉から顎を舐めながら、下から浪岡が熱っぽく語りかける。その両の手はいつしか乳房から尻へと移動しており、そこをこれでもかと引き寄せて、女体を掻き抱いていた。本当は背中に腕を回して抱きしめたいのであるが、それは相方の都合で出来ないのだ。

 相方竜二は今や完全に有紀の背に折り重なって、腰だけを微かに浮かし、ヘコヘコ上下させている。彼の胸板は隙間なく彼女の肌に接着しており、その温もりが直に感じられていた。

「ああ、たまんね。チョー気持ちいいよ」

鼻と口を彼女の後頭部にうずめて、地肌からの匂いと湿気を感じる。うっとりと目を閉じ、嗅覚と触覚を研ぎ澄ませ、体中で快楽を追求する。これがセックスかオナニーかなんて関係ない。愛のあるなしも興味ない。ただ彼には、“女のケツの穴でチン ポズボズボする”快感だけがあった。

「ウ、オ、オ……ン、ニ、イ、ギィ……ッ!」

悲壮な眉根で、虚空を睨む有紀。歯を食いしばり、への字にした口の端からはよだれがポトリ。目尻からはまた涙がポロリ。耐えに耐え、忘れに忘れても、彼女の身は所詮熟れた女。両穴と等しく性悦も掘り起こされ、惨めにもメスの極地を思い出さされてしまうのだ。

「(イヤ……もう、イヤ……お尻、やめて……やめて……やめて、やめて、やめて、お尻、お尻ぃ……っ!)」

ほんの心の隅っこから、怒涛の如く一気に広がりゆく曇天。その黒い影が、酒のように熱い胸騒ぎを伴って、彼女の視界を覆い尽くした。心も体も、すっかり消えゆく。彼女は諦めた。

「ユゥニィゥニュィ、イ、イ、イィ……!」

縦の筋を作って下唇を突き出し、声にならない声で啼いて、有紀は押し寄せる悦楽に溺れてしまった。出遅れた涙がまた、ポトリ、ポトリと落ちる。高波はこれからしばらく滞留することになり、既にそれを経験していた彼女は、対策の無意味を知って流されるままに流された。

 人間、諦めると途端に楽になる。こだわりを捨ててみるのも一興だ。しかし、それは現に諦めた先の者が言えること。分かってはいても、自分を守ろうとするのもまた人間である。例えば、先程車中で転ばないようにと背もたれを支えにした有紀のように。どんなにすさんだ身の上となろうとも、防衛本能は機能してしまうのである。ただこれを乗り越えた時、そこに光はある。快楽などはまさにその典型だ。

「アア、アア、アア……!」

痴れ者のようにぼやっとした表情で、口を半開きにし、喘ぎ喘ぎ男らの肉布団の間で翻弄される有紀。悦んでしまっている。彼女の中の女が悦ばされてしまったのだ。理不尽だとかなんだとか、それは理屈が通用する次元でのこと。この瞬間にはそれが用をなさないことは、彼女の“マン コ”が雄弁に語っていた。

 一方、彼女で愉しむ男二人は、相手がアクメに悶えようともお構いなしに欲求をぶつけ続けた。温かみのある肉人形に意思があろうとは元より想定していない。ちょうどいい射精器具がたまたま落ちていたから使用しているだけで、玩具は所詮玩具。それを喜ばせようと思う方がおかしい、そんなスタンスである。言うまでもなく、集団レイ プされている際の女に人格など必要ないであろう。

 それを象徴するかのように、無理矢理拡げられた穴達。わずか数センチ離れて上下に並ぶそれらには、ぶっとい肉棒が収まって、それに連なる玉袋と共に、快感で跳ねていた。

 そこを見るともなしに見ながら、呆れたように浩樹が口を挟む。

「あのぉ、先急ぐんで、そろそろイッてくんない?」

当初の思いのほか本格的に交わり出したので、いい加減催促したものだ。既に信号は、四度変わっている。

「そうだよ、こっちもヤりたくなっちゃうじゃん、ねえ?」

服部が振り返って笑い、隣に同意を求めた。小林も苦笑している。

「やあ、すんません、もうすぐイきますんで」

すっかり自分の世界に入ろうとしていた浪岡、我に返って照れ笑い。竜二も同様だ。二人は、狭間の女にしがみつきながら、ラストスパートをかけた。

「ウゥウゥウゥウゥ……ッ!」

有紀はこれまで以上にズンズンと前方に突き出され、その度にメス鳴きした。その動きが止まったのは、数十秒後である。彼女はまた、きちんと女本来の務めを果たしたわけだ。本日一発目の射精である浪岡のは、とりわけ沢山出て、有紀の産道をどっぷり潤した。

 *

「なんだよぉ、折角競争中だったのにさ」

あくびしながら、慶介が軽く不満を述べた。バスに乗り換えさせられたからである。浩樹も同様だ。代わりに、ワンボックスカーには羽根沢と森岳が乗ることになった。両名は本日まだ、“口”にしか挿入しておらず、彼らの希望が優先されたのだ。

 そのことには慶介も理解を示している。だからこそ、周囲の提案をすんなり受け入れたわけではある。が、

「それだったらさ、おばさんをこっちに乗せたらいいじゃんか。こっちの方が広い訳だし」

という至極最もな意見を思い付いたものだから、未練がましくなったのである。

 実際問題、この名案は彼に指摘されるまで、迂闊にも誰も気づかなかった。有紀の乗って来た車だから有紀を乗せるのだ、という形式を自然と前提にしていたのである。そもそも当初の計画では、彼女を家に送り届けて終了、というものだったからなおさらだ。バスはむしろ、付け足しだったのである。

「まあ、でも、こっちには彼が居るから……」

親指で後ろを示し、比嘉が別の理由を挙げてみる。“彼”すなわち、有紀の息子だ。

 これを聞くと、慶介は余計納得しかねた。元々そこまで議論する気でなかったのが、中途半端なことを言われ、返って立ち入らざるを得なくなったものだ。

「いやいや、だったらアイツをあっちに乗せりゃいいじゃん」

これまた説得力のある意見だった。とうとう周囲の者らも苦笑いを始めた。そうすれば良かったと、半ば惜しがる者もいた。

 そんな中、議論を収拾したのは鎌先である。

「まあまあ、どうせもうすぐ着くんだし、それに、向こうに着けば嫌でも出来るんだし、いいじゃねえか」

穏やかに彼は言った。そうして、

「それに、信号待ちのたんびに悪さするヤツがいたら落ち着かないからな」

と、小突くような仕草で慶介を揶揄した。

 慶介は、ちょっと嬉しそうに照れ笑いをして、もうそれ以上は食い下がらなかった。もし、先程射精を済ませたばかりでなかったら、もう少し駄々をこねたかもしれないが。

 いずれにせよ、車はとっくに走り出している。もうあと五分もしない内に目的地に着くだろう。

 一方、一発すっきりした浪岡のタクシーは、島田らの待つ店へ向かっていた。そこには、同業者の松倉も向かっているはずだ。そして、二台のタクシーは客を乗せ、やがて同じ所を目指すのである。

 金光家の当主、その息子、その母、その愛人、そして、彼女を愉しむ男達。波乱の運命にとらわれた一行は、かくして男と女の運動会、その延長会場へと集結していくのであった。


〈つづく〉




〈現在の位置関係〉
▼ワゴンカー車内
有紀、小林、服部、羽根沢、森岳
▼マイクロバス車内
佳彦、前原、慶介、浩樹、比嘉、祥吾、雅也、藪塚、矢板、袋田、鎌先、沼尻
▼タクシー移動中
浪岡、松倉
▼打ち上げ会場
金光、島田、鈴木、花村
▼帰宅
高橋、俊之、克弘、恵太、優斗、豊、聡、翼、清美、瑞穂


〈輪姦記録〉
挿入男根:28本
射精回数:75発
(膣48・口12・尻9・乳4・顔1・外1)


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テーマ:官能小説 - ジャンル:アダルト

タグ : 輪姦 二穴同時 カーセックス



大輪動会-プログラム#30-


 *

「ねえ、いつまでやるつもり?」

疲れ切った気だるい調子で、有紀がボソリと呟いた。今しがた慶介から膣内射精を受け、続けざまに次の相手である隣人の上へ移動しながらだ。

「だって、起っちゃうんだもん」

浩樹はそううそぶいて、女の腰を手繰り寄せた。向かい合わせになって、腿の上に相手の尻を乗せる。もちろん、凹凸を噛み合わせて。

 男根はなんの障害もなく、まるで入っているのが普通とばかり平然と、いかにもスムーズに恥穴へ侵入する。重力で体が落ちるのに任せて、尻の着地と一緒のタイミングでストンと。人によっては、こんな簡単に合体出来るのが不思議に見えるだろう。これが熟れ女、しかも輪姦された女の実力である。

 有紀は背もたれに腕を突っ張って、なんとか体を支えた。そうしていないと車内の揺れで転がってしまいそうだからだ。今更命が惜しいではないが、自衛本能は失われていないようで。

「(まったく……)」

彼女は、そういう神経を忌々しく感じ、自分の殻に逃げ込むべく目を閉じた。しかし、思い出されるのは今朝からの地獄絵図ばかり。不良から、隣人から、子 供の担任教師から、息子の友人らから、そして今日初めて会った他人から、何度も何度も強 姦され、大勢の前で辱めを受け、恋人からは見放され、挙句、我が子に……!

「(イヤッ!)」

ハッとして、目を見開く。途端に、後続車であるバスのライトが激しく目を射った。有紀は微かに目を細めて、そちらから目を逸らす。無論、今跨っている相手の顔も見ない。彼女は少し窮屈な姿勢で、窓の外へと視線を逃がした。

 息子に醜態を見られたことには、やはりショックを受けた。もう今までの生活には戻れない、そのことを確約させられたようで。彼は知ってしまったのである、母がただの女であり、情けなくも男達から凌辱されてしまったことを。そうなった今、もはやこれまでのような歴然たる力関係を保持することは出来ないだろう。軽蔑すら避けられない。彼女はずっと、自分が子 供達から誇りに思われていると、手放しで信じて止まなかったのである。

 綺麗な母、それは子 供にとって憧れであり、誇りであるに違いない。ましてや有紀は、日の大半を費やして美貌を維持しているのである。身に着けているのは高級品ばかりだし、海外の最新トレンドだって常に頭に入れて、セレブリティらしい振る舞いに気を配っている。だから、付き合う人間は皆ハイソサエティだし、地域だの学校だの下賤な身分の者など鼻であしらって然るべきなのだ。羨望の眼差しを向けるしかない彼らのこと、無論こちらの通らぬ意見などない。強く、美しい母、これを尊敬せずしてなんとする。富と権力を手にした彼女は、紛れもなく成功者なのである。

「なあ、向こう着くまでさ、どっちが何発出せるか競争な」

慶介が浩樹を小突いて言った。それを耳ざとく聞いた服部が、助手席から振り返って笑う。

「若いねえ。そんなすぐ起つ?」

「起つ、起つ。ほら、もう起ってきたし。オレ、発射無制限なんすよ」

そう話す手元に握られたものは、確かに萎れている風ではなかった。

「マジかよ。けど、それって絶対先攻有利じゃん」

浩樹が腰を振り振り、女の背にしがみつきながら異を唱えた。胸板に圧迫されて、間にある肉乳がひしゃげる。その柔らかさが自身の乳首にこすれるのを愉しみつつ、彼はずり下ろした両手で尻を掴み、ぐっと手前に引き寄せた。ゾクゾクする快感が先端へ向け登りつめてくる。もう間もなくだ。

「起たなくなったらパスか、降参な」

そう提案を続ける慶介の言葉は、しかし、浩樹に聞き取られなかった。ちょうどそのタイミングで、この下賤の一員が、成功者の股ぐらへ子種汁を注ぎ込んでいたからである。パックリ開かれた肉尻の谷間、明るみに曝された陰唇はジュクジュクに濡れて、そのめくれ上がった所が、貝の如く芯棒に吸着していた。

「よおし、交代な」

すかさず慶介が言い、早速に慰み女を友人から外して引き寄せる。竿から竿へと渡りゆく、輪姦女は渡り鳥。

「今度はアナルやってみようかなあ」

そう呟いてから、彼はこうも言った。

「しかし、やっぱ狭いわ」

実際、中腰にもなれない車内は、体勢を変えるだけでもひと苦労だった。ファミリー向けワンボックスカーが、カーセックスはおろか、輪姦用に設計されていないことは言うまでもない。

 すると、彼は何か閃いたように、前列の大人二人に向けて、ある申し出を行った。

 *

「ギャハハ、ヤッてる、ヤッてる」

運転席の藪塚が前を指さして笑う。前の車にぴったりくっついて走るマイクロバス。その広いフロントガラスからは、前方の車体が停車の度にギシギシ揺れているのがよく見えた。しかもご丁寧なことに、前の車は車内灯を煌々と点けているので、中の人間の顔まで確認出来た。

「丸見えだね、あれじゃあ」

運転席の横に陣取る矢板が言った。彼だけではない。バス前方には幾人もの乗客がひしめいて、カーセックスの様子に注視していた。

 もし、この辺りが人通りの多い土地であったならば、露出セックスとして多くの人目に触れたであろう。だが、生憎の過疎地域、しかも日が暮れれば、人っ子一人歩いてはいなかった。

「シート倒せばいいのに」

そうすればもっとよく見えるし、広くも使えるのに、と、竜二が唇を尖らせた。本音を言えば、自分も友人達と一緒の車に乗りたかったのだ。

 車列は動き、その後すぐまた信号で止まった。十字路の、それも右手前の一画は空き地になっている為、かなり見通しの良い開けた場所である。例によってまた激しく揺れる車体が見られるか、とバスの乗客らは期待した。が、今度は違った。

「おっ、なんだ、出て来たぞ」

藪塚が指さす先で、確かに慶介が降車してきた。その彼によって、有紀も引きずり降ろされる。靴も履いていない、真正の裸姿で。

 慶介は、彼女を後ろ向きにして車に両手をつかせると、引き寄せたその臀部をがっしりとつかんで、とうに露わにしている自分の股間をそれへドッキングした。立ったままの後背位である。

「おお、あいつら外でヤり始めたぞ」

藪塚を筆頭に、どよめきの声が上がる。その声が聞こえたわけではないが、慶介がギャラリーに向かってピースサインを作って見せた。激しく腰を振りながらである。夜の路上で、それも車道のど真ん中で人妻が一人、衆人環視の中、肛門にペニスを入れられている図は、彼ら熱狂の中にある者でなければ受け入れられないものだった。朝昼には通学路にもなる道だ。その路上で、犬のように尻穴で交尾する保護者がいるとは、ここを通る誰も想像しないだろう。

「マジかよ」

竜二が益々羨ましそうにつぶやく。そして、もしここで本格的にヤり続けるようであれば、自分も直ちに出て行って加わろうと思った。だが、あくまでも信号待ちの間の座興かもしれず、また降ろしてくれと交渉するのにも躊躇いがあったので、結局動けずにいた。

 そんな中、別の角度から事態が動いた。

「あ、ヤベえ、車来たぞ」

すぐに気付いた藪塚が、今度は斜め前を指差す。そこには、右から交差点に進入してきた乗用車があった。それは、本来なら青信号なので通り過ぎるはずだが、なぜか緩々とスピードを落として、辻の手前で路肩に停車した。

「タクシーだな」

矢板が言った。だが、客も待っていない場所で、どうして止まったのかは分からなかった。

 一同、ふいに声を潜める。その眼前で、タクシーの窓が開き、中の乗務員が顔を見せた。

「ヤバいんじゃないっすか……」

そう竜二が言いかけた時、それを制して矢板が言った。

「いや、これはひょっとすると……」

そして、運転席の後ろに座って、隙間から前を見ていた袋田に、「な?」と、ある同意を求めた。

「ああ、そうだ。あの人だね」

名前こそ出てこなかったが、その人物は二人の見知った顔だった。彼らだけではない。藪塚も、鎌先も、さらに、羽根沢、森岳、沼尻にも馴染みの顔だった。

「オーイ」

同じく窓を開け、身を乗り出して藪塚が彼を手招きする。と、相手もそれに応じて、車を降り、こちらに向かって歩いてきた。当然に、性交する男女の傍を通る。慶介は明らかに表情を緊張させていたが、今更逃げることも叶わないので、むしろ堂々と合体を続けた。それを遠慮なくジロジロと舐め回すように見ながら、タクシー運転手はバスの横まで来た。

「いやあ、あんた方かい」

目尻を下げ、鼻の下を伸ばしながら、運転手こと浪岡が挨拶する。

「おう、久しぶり」

旧知の者達が、車内から次々と挨拶を返す。その一々を見て、驚いた風を見せながら、

「まあ、あんなことするのは、あんたらぐらいだと思ったよ」

と、豪快に笑った。それから、有紀にまつわる事情を簡単に聞かされ、代わりに浪岡は、“客に呼ばれて向かう途中で、たまたま通りかかっただけだ”と、説明した。

 それを聞き、矢板が感心して言う。

「そりゃあ、すごい偶然だな」

「やっぱり、縁があるのかねえ、こういうことには」

浪岡がまたガハハと笑った。そして、いかにも好色な目で有紀の方を見る。それに気付いた藪塚が、気を利かせて聞いた。

「そうだ、ヤッていきます?」

そうして、仲間達を振り返る。

「いいのかい?」

待ってましたと言わんばかり、喜色満面で浪岡が問い返す。それを見た矢板から思わず笑みがこぼれた。

「まだ時間あるんだったら」

「ウーン、客待たしてるからな」

「いいじゃん、サクッとヤッていきな」

逡巡する様子の浪岡を、鎌先が後押しした。他方、仕事に差し支えては気の毒だと、矢板は別の可能性も提案した。

「その後はどうなの。お客さん送った後は」

「うん、別に大丈夫。送るのもそこだから、すぐ済むよ」

そう答えて浪岡は、目的地まで告げた。聞いた一同は、異口同音に驚いた。それは、自分達がこれから行こうとしている場所と同じだったからである。

「ひょっとして電話してきた客って――」

羽根沢が尋ねると、案の定だった。客というのは運動会役員ら、その打ち上げ会場へ迎えにいくのである。電話をしたのは、どうやら鈴木らしかった。

「なんだ、それじゃあ――」

またしてもの偶然に感心しながら、矢板が今後の計画をかいつまんで説明した。その一環として、タクシーが利用されているのであるとも。

 納得した様子で、浪岡も目を丸くしながらも肯いている。話は、当然の流れの如く、彼のこの輪姦劇参加についての方向へ転がった。

「いいんじゃない。行き先まで一緒だし」

旧知の面々には、何ら異論はない。続いて、竜二に視線が集まった。

「え、まあ……知り合いなんだったら……」

彼は口ごもるように歯切れ悪く賛意を示した。こういう場面で、行動方針を決定するのは、いつも慶介か浩樹だった。竜二はただ友らに付いていくだけだ。だからこの場合も、特に意見などはなく、どうするのがいいか判断出来なかったのである。

 彼の次に確認を求められたのは、比嘉である。もっとも、彼が顧みられた時点で、既に大勢が決していたことは、彼自身よくわきまえていた。

「まあ、見られちゃったわけですしね」

一応理由らしいものを付加してイエスと答える比嘉。鎌先は、彼らが不満を感じているのではと危惧して、両名をまるで慰めるかのように、最後に言い足した。

「使える穴は増えてるしさ、逆に本数は減ってるわけだから、十分愉しめると思うよ。それに、あの人、“慣れてる”から」

そう話しながら、浪岡の方を見る。場に、仲間内特有の親しげな笑いが起こった。それで決まりだった。

「ああ、それと、もう一台呼ばれてるタクシーあるんだけど、松倉さんなのよ」

浪岡が大事なことを言い忘れていたと慌てて付け加える。松倉、それもまた、浪岡同様によく知られた男だった。それで、結局松倉も、後ほど合流することとなった。こうして、輪姦参加者は確実に二人増えることとなったが、それを聞ける位置に居ながら、有紀はただ右から左へと聞き流し、直腸をこする肉茎から劣情の垂れ流し汁が排泄されるのをひたすら待っていた。


〈つづく〉




〈現在の位置関係〉
▼ワゴンカー車内
有紀、慶介、浩樹、小林、服部
▼マイクロバス車内
佳彦、前原、比嘉、祥吾、雅也、藪塚、矢板、袋田、鎌先、羽根沢、森岳、沼尻
▼タクシー降車
浪岡
▼タクシー移動中
松倉
▼打ち上げ会場
金光、島田、鈴木、花村
▼帰宅
高橋、俊之、克弘、恵太、優斗、豊、聡、翼、清美、瑞穂


輪姦記録〉
挿入男根:27本
射精回数:72発
(膣47・口12・尻7・乳4・顔1・外1)


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大輪動会-プログラム#29-


 *

 それは、かの女教師。シャワーから戻るはずの有紀を待ちぼうけしていたところ、どこからか響く絶叫を耳にし、取り急ぎ職員室から出たものだ。間もなく、ある教室から煌々と明かりが漏れているのを見つけた。

「え? 何?」

心細さから口に出して疑問を述べ、恐る恐るそちらへ近づいてみる。もう有紀と自分以外誰も残っていないはず、そう思っていた。

 ガラリ、と思い切って扉を開ける。と、その目に飛び込んできた光景に、彼女は短く悲鳴を上げた。

「キャッ!」

慌てて目を覆う。そこに居たのは、下半身を露出した男だった。慌ててズボンをずり上げる彼に押し戻され、女は廊下に後ずさった。

「な、ななな、なんですか!」

「やあ、すいませんすいません。着替えてる途中でして」

頭を掻くようにしながら、男が弁解する。それは服部だった。

「いや、片付けの後ね、みんなでちょっと話が盛り上がっちゃいまして。もう、ほんとにもう帰りますから」

早口で一気に畳み掛ける彼に、まだ不信感を露わにする女教師。そこへ、後から現れた比嘉が加わった。

「やあ、遅くまでご苦労様です、村田先生」

すると、たちまち態度を一変させる女教師・村田。

「まあ、比嘉先生もまだいらしたんですか」

急ににこやかになって、親しげに話しかける。この二人、勤務先は異なるが、勉強会等で度々顔を合わせており、知った仲なのだ。そして、村田の方は明らかに比嘉に気があった。

「すみませんね、騒がしくして……」

比嘉が、服部と同じ内容を繰り返す。最前はうさん臭そうにしていた村田だったのに、今度は安心したように肯いていた。

「あと、戸締まりしておきますよ。役員の方もいるし、明日にでも学校へ鍵を返しに来てもらいましょう」

「まあ、そんな、申し訳ない……」

「いえいえ。こちらこそ遅くまで番をさせて申し訳ないです」

爽やかに比嘉が提案すると、たちまち村田は笑顔になって、これまでの不機嫌も吹っ飛んでしまった。

「じゃあ、お言葉に甘えていいかしら。実は、母の面倒も見ないといけなくて……」

「そこまでお送りしましょう」

とんとん拍子に話は進み、比嘉は学校の鍵を受け取って、村田を送り出す運びになった。かに見えたが。

 ふいに思い出したように立ち止まって、村田が教室の扉の方を窺いだす。それを見て、服部が言った。

「なんです、先生。男の裸に興味がおありですか?」

それを聞くと、村田はムッとして、服部のことは完全に無視し、代わりに比嘉へ問うた。

「あの……金光さん、お会いになりませんでした? わたし、あの方を待っていて……」

「ああ……」

比嘉は特に動じることもなく、さらりと言ってのけた。

「見ましたよ。さっき帰られたみたいで」

「ええっ? 荷物は? 預かっているんですよ」

「持っていらしたと思いますけどねえ」

「まあ!」

村田はふくれっ面をして、有紀のあまりの身勝手さに憤った。自分に一声も掛けず、まるで隙を突くように鞄だけ持ち出して帰るとは! “まあまあ”と比嘉がなだめる。

「ああいう人ですから……」

それで通じるというのが、金光家の評判である。共通の敵の話題を交わしつつ、二人は廊下を歩き始めた。比嘉、さりげなく服部に目配せする。

 服部はニヤリと笑って、教室内に戻った。彼が咄嗟に着替え中の態を装ったこと、そして比嘉が村田を丸め込んだことは、実に上手く機転を利かせたものだ。

 村田の言った“荷物”は、既に回収済みである。その中に有紀が乗って来た車のキーがあった。

「よおし、運べ」

服部が室内に戻ると、次の作戦行動開始である。有紀は慶介と浩樹に両脇を抱えられ、全裸のまま運搬されることとなった。

「オラ、おっさんも立てよ」

竜二は前原を小突く。逃げる機会も手段も失った前原は、もはや言いなりになるしかなかった。事ここに至りなば、“もうどうにでもなれ”と、やけっぱちにもなる。

 ぞろぞろと動き出す一団。その中で最後まで動かずにいた佳彦に、鎌先が声を掛けた。

「君は、どうするの?」

 佳彦は、もうさっきからずっと硬直していた。熱い目蓋の裏には、いまだ母の輪姦シーンが焼き付いている。

「これから、場所を変えて、まだもう少し続きをするつもりなんだけどさ――」

鎌先は続ける。

「君も来るかい?」

二、三歩先へ行っていた矢板が、友人が来ないので振り返った。二人の大人の視線を集めて、佳彦はしかし、うんともすんとも言わない。

「仲間になるかい? もしかしたら――」

言いながら、鎌先は視線を少年の股間へと落とした。

「いいことが出来るかもしれないよ」

それは呪文のような響きを帯びていた。佳彦は、相手と目を合わさないで済む程度に目線を上げた。そして、おもむろに歩き始める。その一連の様子を見ていた矢板も、頬を緩め、前に向き直って歩き出した。最後尾になった鎌先が、灯りを消して、教室は空になった。

 この最後の三人が校門に到着する頃には、既に有紀の車は発進する所だった。家族用のワゴンカー。後部座席には有紀が積み込まれ、その両隣に慶介と浩樹、助手席に服部、運転は小林だ。

「いい車乗ってんなあ。あれ結構するよ」

矢板が指さして言う。その目の前で、

「じゃあ、お先に」

との服部の言葉を残して、ワゴンカーは門外へ出て行った。それを追うではないが、ゆるゆると三人も門の外へ出ると、路上に一台のマイクロバスが停まって、ハザードランプを点滅させているのを見つけた。幾人かがそれへ乗り込んでいる途中である。運転席の藪塚がこちらに手招きしていた。

「用意のいいこって」

矢板と鎌先は笑い合いながら、佳彦を間に挟んでバスに乗り込む。

「ヒュー、息子ちゃんもご参加かい?」

沼尻が目ざとく見つけて煽る。すると、それまでうなだれていた前原が、“何を考えているんだ?”とでも問いたげに眉根を寄せて顔を上げた。当の佳彦は表情を全く変えることなく、前の方の席に座る。

「これで全員?」

藪塚が訊くと、袋田が、まだ比嘉が残っていると伝えた。中 学生六名の内、祥吾と雅也以外の四名はここに乗っていない。さすがに家に帰ったのである。彼らの手には、今日撮り溜めた淫猥な動画が握られている。今晩からは、それをオカズとして、今日の強烈な思い出と共に、愚息を握る日々が続くのであろう。だから、途中で離脱するも、ホクホクだ。

 程なくして、比嘉が駆けてきた。

「すいません、お待たせして」

村田を見送り、すっかり門扉を施錠してきた彼。彼女からは、母親の介護のことなど聞かされ、それへ適当に話を合わせて肩が凝った。ちなみに、彼女が自分に好感を持っていることは薄々気づいているが、独身の身分でありながら、彼女に異性としての興味は一切なかった。あの鶏がらのような痩身と、何事も杓子定規な、まるでロボットのような振る舞い、そしてヒステリーには辟易である。彼にはまだ、憎まれっ子の肉豚オナペットの方が必要だった。

 最後の一人を乗せて、ようやくバスは走り出す。佳彦にとっては行き先も分からない、文字通り深い闇の中へ。


〈つづく〉




〈現在の位置関係〉
▼ワゴンカー車内
有紀、慶介、浩樹、小林、服部
▼マイクロバス車内
佳彦、前原、竜二、比嘉、祥吾、雅也、藪塚、矢板、袋田、鎌先、羽根沢、森岳、沼尻
▼打ち上げ会場
金光、島田、鈴木、花村
▼帰宅
高橋、俊之、克弘、恵太、優斗、豊、聡、翼、清美、瑞穂


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